ムネオの日記

ムネオの最新情報

ムネオの歩み

2012年6月

2012年6月30日(土)

 10時過ぎ択捉島上陸。2009年以来、3年振りになる。内岡から行政府に向かいオーシキナ地区長兼議長を表敬。
 オーシキナ議長から歓迎の挨拶の後、質疑応答になり「私からメドベージェフ首相が7月3日か4日、択捉島を訪問するとの報道があるが事実か」と尋ねたところ「そう言った情報は入っている。ロシア政府の島への関心は常にある。昨年も政府要人が多数来てくれている」との答えだった。
 地元のメディア関係者に聞いても、3日に来る予定であとは天気だけが心配だと言う声だった。
 択捉島は国後以上にロシア化が進んでいると感じた。ここでも道路の舗装は急ピッチで進んでいる。紗那の建物も新しくなって来ている。商店に入っても品物は3年前よりも豊富になっている。残念ながら日本製品は目に付かなかった。
 明日は紗那・別飛地区を廻るが、良く比較して見たい。道路はダンプカーの往来が激しく土埃(つちぼこり)である。ダンプカーは中国の物が圧倒的に多く、重機、クレーンは韓国現代の名前が目に付いた。
 このままでは日本は遅れを取るだけである。改めてお互いの立場を害さない事を前提に、共同経済活動を考えなくてはと痛感するものである。
 同時にビザなし交流も20年を過ぎ、マンネリ化と所期の目的とは違った方向になってきている。この点も考えなくてはいけないと痛感するものである。

〔択捉島の日本家屋〕



〔ホームビジットで(1)〕



〔ホームビジットで(2)〕



〔ホームビジットで(3)〕



〔ホームビジットで(4)自家製サウナを見学〕



〔ホームビジットで(5)大地ポロシャツをプレゼント〕



〔現地のジャーナリストから取材を受ける〕



〔住民交流会での着物ショー〕



〔商店街を視察〕



〔街並みを散策〕


鈴木宗男

2012年6月29日(金)

 昨夜8時(現地時間22時、2時間の時差)国後島古釜布に到着。今年から就航した「えとぴりか」は新造船で使い勝手が良い。
 朝10時に上陸し行政府を訪問。ソロムコ南クリル地区長・地区議会議長に3つお尋ねする。

 1、 拿捕された日本人の早期釈放。
 2、 メドベージェフ首相が択捉島を訪問すると言われて国後島にも来ると言う報道があるが事実か。
 3、 南クリル社会発展計画の予算は計画通り付いているのか。

 1つについては当局が調べているが、身元確認ができ次第釈放したい。今回の件はロシア側にも問題がある。ロシア人が捕まっている。二人は国後の国境警備隊に収容されており、健康状態に問題はない。規則はお互い守らなくてはいけない。
 2、情報として聞いているので準備はしている。
 3、着実に実行されている。

 以上、ソロムコ議長は明快に答えられた。島のロシア化が進んでいる。私が第一線に立っていた時と大きな変化である。
 2年振りの国後だが、舗装道路が出来上がっているのには驚いた。古釜布港から街の主要部分、来年には友好の家の前を舗装するとの事である。
 ソロムコ議長から日本企業の参加・参入を希望しているとの話があったが、日本の持っている技術を活かす事は日露発展につながり、領土問題解決の大きな一歩になると考えている。各事業に韓国の企業が参入しており今のままでは日本の出る幕はなくなる。
 外務省は領土問題を解決すると言う強い気持ちがあるなら、国益の観点からも北方四島での共同経済活動実施に向けて知恵を働かせるべきである。
 私が提案し実現した安全操業、ビザなし交流、自由訪問、どれもお互いの立場を害さないという枠組みの中で作られたものである。これを何故、共同経済活動で活かせないのか。時代は動いている。領土問題解決の為、四島での共同経済活動を強く求めるものである。

〔国後上陸前に艀にて〕



〔友好の家で歓迎を受ける〕



〔友好の家の前で〕



〔行政府を表敬訪問〕



〔ベローチカ幼稚園にて〕



〔郷土博物館を見学〕



〔建設中の下水処理施設を視察(1)〕



〔建設中の下水処理施設を視察(2)〕



〔レストラン「アマデウス」で昼食〕



〔友好の家の前で皆さんと〕



〔現地報道関係者の取材を受ける〕


鈴木宗男

2012年6月28日(木)

 デビュー35周年、松山千春さんの春のコンサートツアーも地元北海道札幌に帰って来た。
 昨夜6時半からのコンサートはファンの熱気で一杯だった。相変わらずの絶妙なトーク、千春節と、透き通った松山さんの歌の数々にファンは勿論だが私も堪能した。終了間際には私もステージに上げられ、ファンの皆さんに挨拶の機会を作ってくれた。
 松山さんは「たった一度の人生どれほど人を愛し、どれほど信じられるか。自分は宗男さんから人を信ずることを教えられた。『歌だけ歌っていればいいのに何故政治に、新党大地と係るのか』と良く言われるが、自分は宗男さんを信じているしこれからも一緒だ」と、トークの中で熱く語ってくれ涙が出てきた。「心友」に心から感謝するものである。
 今日(28日)が春のツアー最終日だが残念ながら夕方、北方四島国後島・択捉島へビザなし訪問で向かうので出席できない。今夜も熱く心のこもった松山さんの歌とトークで盛り上がる事だろう。
 8月4日、故郷十勝で35周年を記念しての久々の野外コンサートが行われる。今から楽しみにしたい。
 陸山会事件で虚偽報告を田代政弘検事が嫌疑不十分で不起訴、特捜部長だった佐久間達哉検事は戒告処分と言う報道に唖然とする。何と身内に甘い事か。これでは検察組織がズブズブの馴れ合い自己保身である。検察のバッチが泣く事だろう。
 「自らに厳しく他人にやさしい人になってほしいと書き残した司馬遼太郎さんの未来に生きる君達へ」をよく読んでほしいものだ。
 「司法試験に受かり勉強した検事が『気持ちが混同した』という田代検事の言い分を丸呑みしている処に検察組織が腐っている」と、私の処に多数の声が寄せられる。私も同感である。
 シナリオ・ストーリーを作り、それに沿って関係者を強圧的に調べる検察のやり方である。一部青年将校化した検察官は断罪すべきである。国民に選ばれた国会議員は狙われたら明日は我が身と言う思いで、又、民主主義の危機、公正公平な社会を維持する上でも今回の検察の判断に毅然とした国民の代表としての行動を起こしてほしいものである。
 16時、北方四島交流出発式。16時25分、出航し国後に向かう。5月の時は悪天候で中止になったが、今回は無事出発でき良かった。2年振りの訪問なのでその変化をよく見て来たい。






鈴木宗男

2012年6月27日(水)

 社会保障と税の一体改革関連法案をめぐり、自民党の谷垣総裁は「造反者を処分できないようでは参院で一緒に審議を進めて行けるのか疑問だ。きちんとした処分を強く求める」と述べたと報道されている。
 民主党の議員の処分について自民党の総裁がいちいち口を出すのはどうかと思う。他党の事を言う前に自分の党の造反者をきちんと整理してから言うべきである。
 「かつての政権党、自民党の総裁も軽くなったものだ。何故、堂々と風格を持って何よりも人間味を持った対応が出来ないのか」と言った声が寄せられた。なるほどと思いながら今の政治のなさを国民に申し訳なく思った。
 政治家が「情」を失ったらどうなるか。権力闘争をしていて良いのか。政局より国民生活、日本の事を考えるべきでないかと多くの人が叫んでいるような気がした。新党大地は地道に、政治は弱い人の為にある。声なき声をしっかりと受け止めて参りたい。
 経団連の米倉弘昌会長も社会保障と税の一体改革関連法案の採決を前にて「協議の過程がここまで来て、そしてなお反対という事は政党政治を何と考えているのか。非常に理解に苦しむ」と新聞に出ていたが、これも余計な口出しである。米倉会長はそこまで言う資格はない。それは民主党・自民党両方の党大会に出席し、それぞれリップサービス、政治家ではなくお世辞家発言をしている。
 議員の個々の判断は信念や考えに基づいて決断しているのであって、貴方には言われたくないと言う思いである。
 政界・経済界それぞれ立場のある人が好き勝手を言えることは良く解釈すれば、自由で良い社会だと思うが、一方でなんと無責任で自分本意の身勝手な話かという事になる。お互い謙虚さを持って行きたいものだとつくづく感じた次第である。
 朝から党本部で外国のお客さん、国会議員を目指す人、後援会の人等来客者があい継ぐ。
 11時半から新党大地定例会。昨日の本会議で消費増税は可決されたが新党大地は消費増税の前に、年金はじめ社会保障の確立、衆・参国会議員の大幅な定数削減、歳費(給与)130万円の3分の1カット、550万のボーナス廃止、国家公務員の特権的待遇の見直しをした上で消費増税の議論をすべきだと主張して行く。
 良識の府、参議院では少数政党の声は聴いて頂けるよう民主党国対委員長等にお願いする。いずれにせよ1年以内に任期満了である。選挙で国民は賢明な判断を下してくれるものと確信してやまない。

鈴木宗男

2012年6月26日(火)

 社会保障と税の一体改革の採決が衆議院本会議で行われ、可決されたが、なんと民主党か57人が反対票を投じ、当初言われていた50人前後を大きくうわまった。
 本会議後、仲間の議員を集め小沢元代表は「今の時点で新党はない」と語ったそうだが今回、民主党が反対した議員、棄権した議員の処分をどうするのか。参議院での審議、採決後を見て判断するのか。それぞれの立場で新たな綱引きが始まる事だろう。
 新党大地の3人の衆議院議員はしっかりと筋を通して反対票を投じた。参議院議員の2人にも消費増税の前に国会議員の定数削減、給与(歳費)3分の1カット、ボーナス廃止、国家公務員の特権的待遇の見直しを先にやり、更に年金をはじめとする社会保障制度の確立を決めてその上で消費増税の議論をすべきだと徹底して行く。
 官僚のシナリオに乗った自民・公明・民主党のやり方は国民から支持は得られない。国民に新たな負担をかけるやり方は、必ずブーメランとなって返ってくる事だろう。ブーメラン現象を起こして参りたい。

鈴木宗男

2012年6月25日(月)

 朝から党本部で仕事。午後からは国会議員、マスコミ、メディア関係者が訪ねて来られ、社会保障と税の一体改革の衆議院本会議採決の動向について聞かれる。
 私の知り得ている情報に基づいて話したが、民主党の中からどの程度の反対者がでるのか。即離党するのか。処分をしないのか。更には参議院採決後に処分するのか。色々な角度からの意見交換となった。
 私も先週金曜日から日曜日まで釧路管内・網走管内・札幌・空知管内を廻り、多くの人から指摘されたのは「衆・参国会議員の大胆な定数削減もせず、国家公務員の給与を2割カットもせず、国会議員・国家公務員の特権的待遇の廃止もせず、国会議員・官僚が身を切る覚悟もしないで国民に負担を押し付けるやり方は断じて許せない」と言う声だった。
 必ず時期選挙では国民は賢明な判断をされ自ら身を削り、血を流さない官僚の手のひらに載って消費増税賛成した人は議席の継続はないだろう。
 真の改革とは国民の理解と支援があって初めて成し遂げられるのである。上からの押しつけで改革はできない。
 自民党・公明党・民主党3党は国会における圧倒的大多数を占める。少数政党の声、声なき声を十分聞かずして数の力で押し切るやり方は民主的でない。
 かつて野党の時の民主党なら何と言ったであろうか。消費税導入の際、菅元首相はどんな行動をとったか。当時、バッチを付けていた議員は消費税に対しどう言っていたか。ケジメもつけず消費増税を進めるやり方はどう考えても納得できるものではない。
 新党大地は堂々と反対して行く。

鈴木宗男

2012年6月24日(日)

 昨日、世界自然遺産知床を歩きながら、自然のお陰で生かされている、生きているとしみじみ、つくづく思ったものである。水、空気、当たり前のように感じているが、自然が(つく)ってくれている。一日経って、改めて自然への畏敬の念と、感謝の気持ちが湧いてきた。
 9時過ぎの便で女満別空港から、札幌丘珠空港に飛び、車で岩見沢市に行き「カスタムフェスティバル」に出席。
 カスタムカーのイベントで、それぞれ趣向を凝らした車が、300台も集まっていた。全道はもとより、東北からも参加されており、ネットワークの広さにびっくりした。
 特別ゲストとして招かれ、「鈴木宗男賞」として1台選んで欲しいと言われ、私は迷わず、グリーンのスポーツカーを指名した。
 グリーンは新党大地のシンボルカラーであり、グリーンは健康の色、国を守る色、何よりも自然の色である。ひときわ映える緑のスポーツカーに、新党大地と重ね合わせる。
 大勢の皆さんと、握手、写真を撮りながら、若者の知恵、行動力、仲間意識に感激した。これからも協力して参りたい。
 13時から滝川市で新党大地・鈴木宗男滝川後援会の会合。
 消費増税には、新党大地は明確に反対である。それは、3年前の政権交代選挙で、4年間は消費増税の議論はしないし、上げないと国民に訴えた事、消費増税は、社会保障の財源と言いながら、民主党内の議論、更には自民党、公明党、民主党との3党協力でも棚上げし、消費税率先行で筋が通らないこと。国民に新たな負担を強いる増税をする前に、国会議員の定数削減、衆議院は300の小選挙区を200に、歳費(給与)130万円を85万円(3分の1カット)、ボーナス550万円廃止、国家公務員給与2割カット等、国会議員、国家公務員が身を削り、血を流す事が先決であることを話すと、皆さん「その通り」だと納得してくれる。
 新党大地は、国民目線で、声なき声をこれからもしっかり訴えていく。
 採決を強行するなら、直ちに選挙をして、国民に信を問うべきである。いや、信を問い良い政治を実行して行くのが、日本の為になると考えてやまない。
 新党大地は、いかなる状況にも対応できる様、万全を期して参りたい。

「17th North Japan Custom Festival Battle Stage2012」

17th North Japan Custom Festival Battle Stage2012①

17th North Japan Custom Festival Battle Stage2012②

17th North Japan Custom Festival Battle Stage2012③

17th North Japan Custom Festival Battle Stage2012④

「鈴木宗男賞」

17th North Japan Custom Festival Battle Stage2012⑤

「鈴木宗男賞」

17th North Japan Custom Festival Battle Stage2012⑥

17th North Japan Custom Festival Battle Stage2012⑦

17th North Japan Custom Festival Battle Stage2012⑧

17th North Japan Custom Festival Battle Stage2012⑨

「新党大地・鈴木宗男滝川後援会の会合」

新党大地・鈴木宗男滝川後援会の会合

鈴木宗男

2012年6月23日(土)

 8時過ぎから恒例となっている阿寒国立公園川湯地区のごみ拾い清掃活動を行う。
 鈴木宗男弟子屈後援会の青年部はじめ、昨日、川湯大地塾に参加された皆さんにもご協力頂き、気持ちの良い時間を過ごすことが出来た。
 11時、世界自然遺産知床に行き、知床五湖を廻る。地上遊歩道を、ガイドさんの説明を聞きながら、知床の大自然に触れる事が出来た。
 新党大地の理念は「大地に還り、大地に学ぶ」である。自然に対する畏敬(いけい)の念を忘れず、自然によって生かされている事を基本としている。
 知床の自然と接しながら、つくづく思ったことは、よく多くの人が「自然を守りましょう」「自然を保護しましょう」と言うが、この、上から目線の考え方、物言いに、私はいつも違和感を感じている。
 何故か、それは人が自然を守り保護することは出来ないのである。自然から人は守られ保護されているのだ。自然のお陰で、生きられ、生かされている事をしっかり認識しなくてはならない。新党大地・鈴木宗男は自然を敬い、自然に畏敬の念を持って生きていく。
 この思いが、家族、地域社会、日本国家を大事にする考えに繋がっていくと信じてやまない。
 知床、身近な場所にありながら、初めて五湖を巡りながら、大自然の雄々しさに感激した。
 18時半から、網走管内美幌町で、美幌ブロック(美幌町・大空町・津別町)新党大地・鈴木宗男後援会の会合に出席。熱心な支援者が大勢駆け付けて下さり、ただただ感謝の気持ちで一杯だ。
 松木けんこう、浅野貴博両代議士が駆けつけて下さり、現下の政局について話をされる。皆さん、納得顔で耳を傾けて下さった。
 来週は国会も消費増税採決問題で、新たなる局面が出てくると思われるが、しっかり国民目線に立って、新党大地は「政治は弱い人の為にある」「政治は恵まれない人の為にある」を踏まえて対応して参る。

「阿寒国立公園川湯地区のゴミ拾い清掃活動」

阿寒国立公園川湯地区のゴミ拾い清掃活動

「世界自然遺産知床」

世界自然遺産知床①

世界自然遺産知床②

世界自然遺産知床③

世界自然遺産知床④

世界自然遺産知床⑤

世界自然遺産知床⑥

世界自然遺産知床⑦

世界自然遺産知床⑧

世界自然遺産知床⑨

世界自然遺産知床⑩

世界自然遺産知床⑪

鈴木宗男

2012年6月22日(金)

 どの新聞・テレビも小沢元代表の離党・新党を報じている。小沢元代表の真意、政治家としての思いを十分把握せず、離党・新党と言う興味本位で国民に伝えられる事は危険である。
 小沢元代表が一番迷惑だろうし、一つの情報として受け止めざるを得ない国民もまた結果として迷惑をこうむる事になる。報道は真実のみを伝えてほしいと願ってやまない。
 多くの人から「野合、談合の繰り返しをしているとしか思えない自民・公明・民主の修正協議であり国会の会期延長です。ここは解散して信を問うべきでないでしょうか」と、言った声が寄せられる。
 9月8日迄会期延長になったが「日に日に選挙しろ」「国民の声を聞け」と言う声が多くなって行く事だろう。
 選挙を行うと三カ月も政治空白を作る事になる。それならば被災者、被災地復興、福島原発の関係で避難されている方々に少しでも勇気や励みになる政治を実行して戴きたいと願ってやまない。そうする事が最優先順位である事を司々の立場に就いている人はしっかり考えてほしいものだ。
 20日から文藝春秋社の文春新書で私の「政治の修羅場」が書店に並んでいる。「早速読みました。中川一郎・田中角栄・金丸信・小沢一郎各先生の人間像がかわりました」「権力の世界の凄さを感じました」等々それぞれ反応があった。
 今年に入って2冊目になるが、私の思いが伝えられるだけでも有難い事である。読者の皆さんも夏の日の一休み時間に目を通して戴ければ幸いである。
 13時過ぎの便で釧路に飛び、釧路管内弟子屈町川湯温泉で6月の北海道大地塾開催。少しでも地方に活力を与えたいと6月は例年川湯温泉で行っている。
 今年も釧路・根室・網走・十勝管内から更には道南・札幌・道央からも駆けつけて下さり有難い限りである。毎月東京で一回、道内で一回開く大地塾も定着してきた。着実に新党大地の根は張っている。声なき声を受け止める政党として、しっかりその役割を果たして参りたい。

「大地塾6月例会in川湯」

大地塾6月例会in川湯①

大地塾6月例会in川湯②

鈴木宗男

2012年6月21日(木)

 11時より新党大地定例会。消費増税について自民・公明・民主3党協議と言うが、野合・談合の(たぐい)で年金・社会保障の為に消費増税率を上げると言いながら、年金・社会保障は棚上げし増税だけ先行させるのは筋違いだ。
 「国民に過度な負担をお願いするのならその前に国会議員自らが身を削り、血を流す形になった姿勢を示すべきで、定数削減も歳費(給与)カット、ボーナス返上等、毅然(きぜん)とした結果を出してからの増税議論でないか」と言った話で一致する。
 5人の国会議員しかいない新党大地だが、ここ一番ではしっかり主張すべきは主張して行く。国民から選ばれた国会議員は自民・公明・民主の大政党だけでない。少数政党とは言え公党である。公党の声も聞かず上からの押しつけ的決定は手続き上問題である。
 民主主義は何よりも手続きが一番であり次に中身である。手続きも中身も間違ったやり方は一番の下である。この点も国民によくよく訴えて参りたい。
 小沢元代表と輿石幹事長が会談し、小沢元代表は相当な決意を持っている事がご自身の口から明らかになった。
 民主党執行部がどうさばいていくのか。自民党・公明党は民主党の綱引きに乗じてどんな手を打ってくるのか、緊張感を持って望んで行く。

鈴木宗男

2012年6月20日(水)

 心配された台風も大きな被害が出なくて良かった。秋田も一晩中強風と雨だったが午前中で治まった。
 9時半から講演をさせて戴く。現下の政局、消費増税について私の考えを述べたが今の増税には反対。その前に無駄をなくすこと、特に「法律を作る、増税を考える国会議員がぬくぬくと自己保身、身を削らないのはおかしい」と言う反応が圧倒的だった。
 大胆な衆・参の定数削減、歳費(給与)3分の1カット、ボーナス返上、廃止を先ずはやるべきだと訴えると拍手喝采である。
 「再来年4月から実施なのに何故、急ぐのか。官僚の手のひらに乗るな」という厳しい意見も賜った。私も同感だった。良い政治とは国民の皆さんの思いを具現化すること。国民の目線に会った政治をすることである。
 「政権交代したが自民党政治と同じだ。何も変わっていない。期待していたのに裏切られた思いだ」と、言う指摘もあり(うなず)くしかなかった。
 国民がどう思っているか、声なき声があることを国会議員等しく考えなくてはならない。必ずブーメランとなって自分達に戻ってくることを忘れてはならない。
 私も未来永劫(えいごう)消費増税反対を言っているわけではない。社会保障、国民生活を守る為、その裏付けとして財源が必要だと言う議論がいつの間にか消費増税率のアップにすり替えられ年金始め社会保障の話は棚上げである。
 国民に負担をお願いするなら国会議員が身を削り、血を流した姿、形をきちんと示し、我々もここまでやりましたので国民の皆さんも是非とも御協力戴きたいと言う環境整備が第一である。
 増税ありきで聞く耳持たない姿勢で動いた政治家は次の選挙できちんと国民から断罪を受けることだろう。いや国民は良く判っているので賢明な判断を下してくれるだろう。
 ここ数日の動きを良くアンテナを立てて見て行くことにする。

鈴木宗男

2012年6月19日(火)

 今朝未明に行われた野田首相とプーチン大統領との日露首脳会談を注意深く見守っていたが、外務官僚の振り付け通りに終わったと受け止める。
 プーチン大統領が「ロシアでお会いしたい」と言ったのに玄葉外相を派遣すると応えている。何故、外務官僚が「一日も早くロシアでお会いしたい」と振り付けなかったのか。
 お互い両国のロンドンオリンピック用の柔道着をプレゼントとして交換したのだから、オリンピックで会いましょうと応えて自然である。外務官僚が野田首相を支えているのかと考えざるをえない。
 「領土問題の議論については再活性化していこうという事で一致した」となっているが、国家主権に関する決断は両国の最高首脳しかできない判断である。
 「これまでの諸合意・諸文書・法と正義の原則に照らして実質的な協議を始めよう」と提起し「始め」の号令をかけることをこの場で合意したいと述べたそうだが、それならばイルクーツク声明を発した森元首相の役割は大きい。
 森元首相特使の話を外務官僚は想定問答からはずしていたのだろうか。国益の観点での頭作りがなされていない。本当に野田首相、官邸を支えているのかと改めて感じるところである。元島民の皆さんはどう受け止めているだろうかと考える時、何とも言えない申し訳なさを感じる次第である。
 7時半から勉強会の講師を務める。党本部で北海道アイヌ協会の加藤理事長さん始め役員の皆さんから陳情を受ける。アイヌ民族の権利確立に向け新党大地は取り組んで行く。
 昼の便で秋田空港に向かい田沢湖で団体の会合に招かれ開会式に出席。
 秋田の新緑も北海道と違った(おもむき)、新鮮さがあり、自然の恵みとは有り難いものとつくづく感じながらの夕方であった。

鈴木宗男

2012年6月18日(月)

 昨日の朝日新聞4面に「領土交渉『始め』だけ。足元の議論固まらぬ日本。18日日ロ首脳会談」という見出し記事がある。
 その中で「だが、4月に鈴木宗男前衆院議員が首相に面会し、表立って特使問題に関わり始めると空気は変化した。森政権時代、自民党総務局長だった鈴木氏は「歯舞、色丹の引き渡し条件」と「国後、択捉の帰属問題」を分けて対応する同時並行協議をロシア側に提案。政権内「2島先行か、4島一括か」に二分する協議になった経緯があるからだ。
 鈴木氏は3月のプーチン発言を「日本への大きなシグナルだ。4島一括を言い続けても前進はない」と評価。改めて森政権時代の姿勢で領土交渉を進めるべきだと訴える。
 一方、日本政府は小泉政権で「4島一括」に戻った。野田首相も3月の国会で「歯舞、色丹は面積で7%。残り93%が来ないのは引き分けにならない」と答弁し、4島返還を求める立場を強調した。政府関係者は「鈴木氏が割り込んできた」と漏らし、森氏の特使構想は宙に浮いたままだ。」

 と書いてある。署名記事なのであえて指摘させて戴く。
 同時並行協議を私がロシア側に提案とあるが、これは正しくない。同時並行協議を提案したのは2001年3月25日イルクーツク日露首脳会談で森首相が提案したものである。又、「政権内を二分する議論になった経緯があるからだ」とあるが、これも2001年3月のイルクーツク日露首脳会談を巡って外務省内で対立したという話は一度も聞こえてこなかった。2001年4月小泉政権が誕生し、田中眞紀子外相になってから外務省の一部勢力が私を攻撃するために、ためにした話である。
 小泉政権で「四島一括」に戻ったと言う記述も間違っている。政府・外務省は1991年10月政策転換を行っている。外務省の広報誌「われらの北方領土」にも詳しく書かれているが「四島への日本の主権が確認されれば実際の返還の時期、対応及び条件については柔軟に対応する」と提案し、それ以降、日本政府が「四島一括返還」という要求をロシアに対して行ったことは一度もない。この点なにを根拠にしているのか。
 「だが、4月に鈴木宗男前衆院議員が首相に面会し、表立って特使問題に関わり始めると空気は変化した。」と書かれているが正しくない。
 森元首相を特使にお願いする話は2月7日、北方領土返還要求全国大会の翌日2月8日の私が野田首相と官邸で会談した時、話をし、動き始めるのである。3月末には特使として森元首相を派遣するという考えを決めていた。森元首相からも特使を受けると内緒を得ているが、4月25日に私が関わり始めたと言うのは、3日遅れのニュースペーパーみたいな話だ。
 政府関係者は「鈴木氏が割り込んできた」と漏らし、森氏の特使構想は宙に浮いたままだ」とも書いているが、この政府関係者は誰なのか。外務事務次官なのか外務審議官か欧州局長なのか。
 何故匿名なのか政府関係者は公権力を持っている公の立場の者である。事実でないことに私の名前を出しながら国民の知る権利からしても匿名はおかしいのではないか。
 歴史と実績を誇る朝日新聞の名誉の為にも私の指摘に対し、返事を戴きたい。私としても早速朝日新聞のコンプライアンス推進体制に事実確認を求めて行きたい。
 朝から帯広事務所で仕事をし、夕方の便で上京。
 18時から雑誌「創」さんの30周年パーティーに出席し、挨拶の機会を得る。
 10年前の今日は逮捕前夜だったこと、当時のメディアバッシングにも触れ、悪しき権力、検察と私は闘って行くと決意を述べさせて戴く。
 月日の流れは重く尊いものである。

鈴木宗男

2012年6月17日(日)

 6歳未満の幼児が脳死と判定されご両親が臓器移植を承認し、移植手術が行われ、手術は成功したとの報道によかったと思いながら「息子が誰かの身体の一部となって長く生きてくれるのではないか。息子を誇りに思っています」と語るご両親に何ともいえぬ心の広さ、豊かさを感じながら、しっかりした親御(おやご)さんがいるものだと教えられること大である。
 1968年、今から44年前札幌医大の和田教授が心臓移植手術を行った時はどんな報道だったか。和田教授をバッシングし、裁判までなった。今、日本はもとより世界中で臓器移植は当たり前となったが当時を知る者としてその時の流れ空気、一方的なメディアのつくりは恐ろしいものである。私もメディアバッシングにあったものとして、あの時の和田教授を察するとき同情に値する。
 時は移り、流れは変わった。故和田教授の生きることの重さを世に問うたことは間違っていなかった。その先見性や見識を称え評価していきたいものである。特にメディアの皆さん方に44年前、報道機関TV新聞含めどういった論調で国民に知らせたか検証してみることも大いに参考になるのではないか。
 私も11年前、なんでも悪いのは鈴木宗男といった言われなきバッシングだった。「ムネオハウス」「疑惑の総合デパート、総合商社」しかりである。権力側に打ちのめされながらも国政にカムバック出来、勤続25年の永年議員表彰もうけ、今は国会議員5人を擁する(おおやけ)の政党である新党大地の党代表として働けることを嬉しく思いながらいつの日か私も人としての結果を残したいと日々心して参りたい。
 政府は関西電力大飯原発の再稼働を決めた。東京新聞一面トップで「続く民意ないがしろ。再稼働決定強行。あきらめず「市民が政治変える」国民のための政治家応援」と大見出しで報じている。とってもわかりやすい表現である。
 大飯原発にしろ消費増税にしろ、最初から「ありき」でのシナリオ、ストーリーでなかったか。これでは検察の取調べと同じである。国民の生活を第一に考えて大飯原発も消費増税の議論もやっていない。消費増税は自民党、公明党と民主党が修正協議をし、力で押し切るやり方、上からの押しつけである。
 改革とは上からの押しつけではなく下からの盛り上がる声でしか成し遂げられないのである。必ず国民は次の選挙で賢明な判断をすることだろう。
 7時55分発で羽田から帯広へ。11時から石川知裕代議士後援会の野遊会。雨の中2500人もの人が集まってくれた。石川代議士を支える皆さんに敬意を表したい。
 釧路に行き17時から釧路市におられる地元担当の記者さんと懇談。久し振りの会合なので私自身地元情勢等大変参考になった。

鈴木宗男

2012年6月16日(土)

 自民・公明・民主3党による消費増税が昨夜合意したが、年金や医療、国民生活にとって一番大事なことは棚上げしている。
 最初から増税ありきは検察のやり方と同じであり、暴走した権力ほど怖いものはない。
 国民に負担をお願いするなら先ず、(かい)より始めよで、衆・参国会議員の定数削減、歳費(給与)カット、ボーナス返上、合わせて国家公務員の特権的待遇等を実行し、身を削り血を流した姿を国民に示して、そこで将来の財源の裏打ちが必要なので国民の皆さんもご協力戴きたいと言うのが筋でないか。
 来週からの国会の動きをしっかりアンテナを張って新党大地としての判断をしたい。
 函館9時発の便で上京。11時から雑誌対談。12時半から釧路根室管内の小船井修一後援会長のご子息の結婚披露宴に出席。お嫁さんは長野県出身で、私の友人・知人とも関係がある事がわかり、ご縁、巡り合せを感じる。
 16時から東京都武蔵野市で日本青年会議所、自主憲法制定委員会主催の勉強会で講師を務める。JCの皆さんの熱い思いを感じながら、将来の日本を担ってほしいと願ってやまない。
 今日も一日、有効に過ごすことが出来た。

鈴木宗男

2012年6月15日(金)

 民主党の輿石幹事長は14日、与野党幹事長会談で衆議院の定数を45削減して435にする案を提示した。
 小選挙区は一票の格差で違法とされた5減と比例代表を40削減し、今の180から140とし、その内35議席を連用制にすると言うものである。
 新党大地はかねてから主張している事を愚直に訴えて行く。18日に再協議する事になっているが、次の4点を新党大地の抜本的見直し案として提示して行く

 ① 300の小選挙区を200にし、定数を100削減する。
 ② 比例代表については、民意を反映するという観点からも、現行の180を維持すべきである。
 ③ 比例代表を全国ブロックにすることは参議院全国区と同じ仕組みであり衆議院に馴染まない。
   又、道州制の議論もなされている中、さらに現行の11ブロックは制度として定着しており、
   維持すべきである。
 ④ 比例代表における一部並立と一部連用は解りづらい。どちらかに一本化すべきである。


 以上、新党大地は主張して行く。

 次期衆議院選挙に向け北海道では様々な動きが出ている。3区に自民党は高木宏壽道議会議員を出馬させ、民主の荒井聡氏との勝負である。
 9区は鳩山由紀夫氏に自民党は冬季五輪メダリストの堀井学道議会議員をぶつける。
 10区は民主・公明の現職に岩見沢市長の渡辺孝一氏が無所属で出馬するようだ。しっかり状況を見ながら新党大地としての対応を取りたい。
 小が大をのむ様な考えは持っていないが、時に大が小を尊重せざるを得ない時もある。これまでの約束事の検証をきちんとして判断する事になる。
 6時半から北斗市倫理法人会モーニングセミナーで講演。倫理法人会支部での話は今年に入って3度目である。
 10時半、渡島管内松前町で新党大地松前支部発会式。2年前からの話が私の都合で伸び伸びになっていたが、新組織が出来、感謝の気持ちで一杯だ。
 14時半、桧山管内江差町で後援会役員と懇談。18時、渡島管内八雲町で後援会会合。今日でやっと半年かけて北海道内を一回りする事が出来た。広いがゆえに政治を必要としている地域、人が居る事をしみじみ感じる3日間だった。
 アメリカフロリダ州で沖縄に配備される予定のオスプレイが又、事故を起こしている。モロッコでの事故の詳細の報告もなく、そして今回の出来事である。沖縄の皆さんの安心・安全の為にも、オスプレイが普天間に配備されることは、現時点で決める事はあってはならない。
 沖縄県民の心、思いを私はしっかり受け止めて行く。

鈴木宗男

2012年6月14日(木)

 東京電力女子社員殺害事件で犯人とされたが再審決定が出たネパール人のマイナリさんが、ネパールの政府から臨時のパスポートが出て、明日18年振りに家族と共に帰国するというニュースを聞きながら本当に良かったと他人事(ひとごと)でない思いである。
 一審無罪、二審で有罪、最高裁で棄却された。無実の人を15年も刑務所生活をさせた検察官・裁判官はどんな責任を取るのか。科学技術が進んでいる中で、DNA鑑定で当時から別人の体液があると指摘されながら捜査もせず初めからシナリオ・ストーリーを作り、マイナリさんと決めつけて起訴した担当検事、それを鵜呑みにした高等裁判所の裁判長、棄却した最高裁判事は人間としてどう償うのか国民に明らかにすべきだ。
 特に警察はマイナリさんの友人に就職を世話したり、様々な便宜を図り調書作成、取り調べを誘導した事も明らかになっている。そうした捜査を鵜呑みにした検事はチェック機関として何の機能も役割も果たしていない。悪い連鎖である。
 検察・裁判官は人を起訴し裁く立場にいる。人としての「心」を忘れてはいけない。最近の冤罪を見るにつけ、腹立たしい限りである。
 私の場合も関係者は「検察に言わされました」「誘導されました」「弱みに付け込んで言われると検察の言う通りにしてしまいました」等々、報告があった。とんでもない検察のやり方だと憤りを禁じ得ない。
 この例からも一部悪しき検察・裁判官の判断をマイナリさんに日本国民の一人としてお詫びをする次第である。
 悪しき権力によって人生を棒に振ってしまった人がどれほど居る事か、改めて私はこうした人達の為にも悪との闘いをしなくてはならいと決意するものである。
 朝から桧山管内乙部町。午後、渡島管内森町をまわり、18時から函館市で新党大地・鈴木宗男後援会会合。昨年の12月22日以来半年振りの会だが、仲間の皆さんの元気なお姿にホッとする。あわせて変わらざる人間関係に感謝してやまない次第である。

鈴木宗男

2012年6月13日(水)

 社会保障と税の一体改革関連法案の修正協議が民主・自民・公明で進められているが、民主・自民は身内に反対者がおり、修正協議を一層難しくしている。
 民主党の中から「自民党に譲歩し過ぎだ。民主党の理念が失われている」と言う声があれば、自民党の増税慎重派は「全議員と落選議員を集めた会合を開け」と要求している。
 民主主義は様々な声が、意見があって当然である。しかし、こうした意見が出るだけでもこの社会保障と税の一体改革は最初の方針からずれてきた結果である。急ぐことなく、しっかり議論して後世の人に政治がなかった、何という決定をしたのかと叱責されない確かな結論を出して戴きたい。
 社会保障の為と言った消費増税の目的が最初に消費税アップありきのやり方は、すり替えの手法である。
 「社会保障制度改革国民会議」で議論しようとする自民党の棚上げに民主党が乗っていくのか。ここ一両日中のやり取りを見極めて参りたい。
 民主党・自民党・公明党の協議の中でも自分達の特権的、月130万の給料(歳費)、年550万のボーナス、定数削減を後回しにしている姿に国民はどう思っているか。
 今の増税賛成派と反対派、慎重派どちらに国民は軍配を上げるか。私ははっきりしていると思う。自ら身を削らず、血を流さず国民にだけ負担をしているのは悪代官のやり方である。真の改革とは上からの押しつけでなく下からの国民からの理解と協力によって成し遂げられるものだ。この事を国会議員与野党の別なく考えるべきだ。
 朝から党本部で仕事。11時から新党大地定例会。平山誠・横峯良郎両参議から先週大飯原発の視察報告。新党大地として脱原発に向けて何がベストミックスか現実的対応をして参りたい。
 正午から、友愛クラブで講演。今回で498回を数えるそうだが、私も4回講師をさせて戴いた。鈴木宗男の運命に生まれ、宿命に挑み、使命に燃える生き様、現下の政治情勢について話す。
 15時過ぎの便で函館に飛び、18時半から渡島管内長万部町で新党大地・鈴木宗男後援会会合。3年振りの集まりに皆さん喜んでくれる。
 人間関係は有難いものとしみじみ良い人に巡り会ったと感謝するものである。

鈴木宗男

2012年6月12日(火)

 まさに梅雨入りの天気である。何とも重そうな、気だるそうな雨を見ながら国会も同じ天気だと自問自答する。
 総理大臣を毎日拘束する国会審議が果たして国益にかなっているのか、首を傾げざるをえない。
 「かつて民主党がやってきた国会運営の手法を自民党が真似ているとしか思えません。どっちもどっちです」「国民目線で声なき声を聞いてくれる新党大地に期待しています」「ウォーク&トークで国会議員の定数削減、特権的待遇の廃止を消費増税の前にやるべきと主張する新党大地の考えに大賛成です」「自民党・公明党と民主党の大政党だけで修正協議を進めるのは公平ではありません。少数の意見を聞くのが民主主義だと思います。新党大地さん、頑張って下さい」等々、励ましの電話・FAXを戴く。
 国民は冷静に見ており聞いている。ここは信念を持って行動しなくてはならないと決意と闘志を燃やすものである。
 朝の便で千歳から戻り、党本部で仕事。内閣府から6月28日から7月2日までの北方四島ビザなし交流日程の説明を受ける。国後島・択捉島訪問だが2年振りの島の現状をつぶさに見て来たい。
 日本が遅れを取らないように出番を作って行かなければならない。外交もまた生き物である。
 夕方、河村名古屋市長が党本部を訪ねて来られる。政局の動き等、意見交換する。初めて聞く話もあり大変興味深かった。

鈴木宗男

2012年6月11日(月)

 地方選挙でありながら注目された沖縄県議会議員選挙は、知事与党の自民・公明は21議席と選挙前と同じで仲井真知事も目算が狂った事だろう。
 それよりも民主党は4人から当選わずか1議席と全く支持はなかった結果だ。この民主党への評価は国政選挙にも通じる流れである。
 普天間の移設について海外、少なくとも県外と言って沖縄県民に期待感を持たせ政権交代したにもかかわらず、官僚の手のひらに乗り、自民党案で結着してしまった。沖縄県民は良く見ているのである。私も応援した無所属候補が激戦を勝ち抜き嬉しい限りである。
 消費増税を先行し衆・参国会議員の定数削減や特権的待遇の歳費(給与)カット、ボーナス廃止を断行しない限り沖縄県議選と同じ結果が国政選挙でも示される事は、火を見るよりも明らかである。民主党執行部はこの点どう受け止めるのだろうか。
 輿石幹事長の判断、存在感、動きが重要になってくる。
 7時5分、伊丹(大阪)発で羽田に向かい、乗り継いで釧路へ。12時から大変お世話になっている阿寒グランドホテルさんの「あかん湖鶴雅リゾートスパ鶴雅ウイングス落成レセプション」に招かれ、お祝いのご挨拶をする。
 大西雅之社長さんの攻めの姿勢にただただ敬意を表するのみである。
 北海道観光産業確立の為にも大西社長さんには更に更に頑張って戴きたい。
 夕方、女満別空港から千歳に出て札幌で後援企業の集まりに出席する。今日1日、3回も飛行機に乗ったが天気に恵まれ予定通り移動、行動でき自然の恵みに感謝したい。



鈴木宗男

2012年6月10日(日)

 東京電力、福島第一原子力発電所事故を検証している国会の事故調査委員会が、最終報告書に「菅前総理はじめ総理官邸による過剰な現場介入が事故対応の妨げとなるとともに、官邸の初動の遅れが住民避難の混雑拡大を招いたと結論付けた。六月末に衆参両院議長に提出する最終報告書でも事故対応混乱の最大の責任は官邸にあったと結論付けられる公算が大きくなった。」(読売新聞1面トップ)と報道されている。
 最終報告書をうけ、菅前総理の責任を明確にすべきである。消費税の議論より、国民の命、安心、安全に関して政治がその役割を果たしているかどうか、国民の前に明らかにすべきである。避難されている方々や事故に遭われた人のことを考えると罰が与えられて当然である。国民の代表たる国会議員はこの点に重大な関心をもって対処すべきではないか。
 十五年前の東京電力女性殺害事件で東京高裁はやり直しを決定したが、検察は異議を申したてた。滝法務大臣は八日の閣議後の記者会見で「捜査が十分ではなかった。別の真犯人がいるとすればきちんと捜査しなければいけない」と述べている。検察側は「被告が犯人であることは揺るがない」と、高裁決定に異議を申し立てているが、検察は法務省の組織の一部である。そこのトップである大臣の発言を無視するような形、姿勢を示す検察に思いあがりや歪んだ権力意識が感じられる。この体質を正すのも国民から選ばれた国会議員の責任である。
 真に公平、公正な社会にするためにも国会議員はしっかり国民目線で検察と向き合ってほしい。
 十四時発で大阪に向かい、十六時からナルイシキン国家院議長を迎えてのロシア文化フェスティバルに出席、文化の面でも日露関係が進化していることは意義のあることだとつくづく感じる。

鈴木宗男

2012年6月9日(土)

 大飯原発再稼働に向け野田首相は記者会見をし、(かじ)を切った。
 福井県西川知事より政府の原子力発電に対する考えを国民に向けてきちんと首相としての発言をしてほしいとの要請に応えたものだが、国民の皆さんはどう受け止めただろうか。
 大飯原発と消費増税、全く異なる問題だが一緒にしてメディアが扱ってくると一方的な流れが出来るかもしれない。「国民の生活を守るために再稼働すべき」と野田首相は述べられた。
 私も原子力発電所があった方が良いか、ない方が良いかと問われればない方が良いと応える。合わせて命に係わる病院の電気・雇用・産業拡大・国民生活等々総合的に考えると電力は不可欠であり必要量の確保は当然である。この点、冷静に自分自身の身になって国民一人一人真剣に考える時が来ているのではないか。何よりも安全が一番である事を心すべきである。読者の皆さんはどうお考えかお知らせ戴ければ幸いである。
 8時36分東京駅発で長野に向かい、10時半から「冤罪を無くし全面可視化を求める長野県集会」に講師として呼ばれる。
 10年前の私の実体験を話し、密室での検察官のシナリオ・ストーリーに沿った強圧的取り調べのやり方を、私が受けた事実に沿った出来事を約1時間話させて戴いた。
 経験した者でなければ知り得ない、判らない事であり多くの皆さんが真剣に耳を傾けてくれ有難い限りであった。
 今年に入って全国からの講演依頼があるが、今日で40カ所を数える。7月で50回を超える予定が入っているが鈴木宗男の生き様、新党大地の考えをしっかり発信して参りたい。

鈴木宗男

2012年6月8日(金)

 東京電力女性社員殺害事件再審請求審で、東京高裁は再審開始を決定した。DNA鑑定で新証拠と認められ犯人は別人でないかとの判断である。
 DNA鑑定の精度が高まっているのにどうしてしっかりと捜査しなかったのか、素人の私でも検察官の捜査、起訴に疑問を持つ。
 更にこのいい加減な捜査、起訴に基づき無期懲役にした最高裁裁判所、東京高裁(当時)の担当裁判官はどういう考えで判決を下したのか、説明してもらいたいものである。
 シナリオ・ストーリーありきで何百、何千人の人が悪しき権力、暴走した検察官に人生を奪われている。ネパール人のマイナリ氏は最初から一貫して無罪を主張していたという。何故もっと聞く耳を持たなかったのか。
 担当した検事、裁判官はどうやってマイナリ氏に償うのか明らかにしてほしい。
 私も国策捜査にあった者として、今回の結果を踏まえ自信を持って悪しき権力と闘って参りたい。正直者が馬鹿を見る社会ではいけない。
 検察官僚や司法官僚の歪んだ判断で、公正・公平な社会がなくなる事は日本の危機である。読者の皆さんも冷静に、かつ深刻に検察、司法の在り方を共に考えて戴ければ幸いである。
 13時から民主党・輿石幹事長と会い、消費増税の審議の前に「国会議員の大胆な削減・特権的と言われる歳費(給与)カット・ボーナス廃止等国会議員自ら身を削り、血を流してから国民に痛みをお願いするのが筋ではないですか」と言わせてもらった。
 又、民主党・自民党・公明党で修正協議を進めているが、少数政党の意見も十分聞く事が民主主義の大原則であり、特に新党大地は与党の一員として予算始め法案には協力しており、今後の対応は考えて戴きたいと申し上げた。
 輿石幹事長は鈴木代表のおっしゃる通りで十分頭に入れながらやって参りたいと丁寧なお話を戴いた。今後の国会運営を見守って行きたい。
 16時から野田総理ともお会いし、新党大地の思いを伝える。この一週間それぞれの立場の人にお会いしたが、緊張感を持ってアンテナを高く上げ、何よりも国民の思いをしっかり受け止めて参りたい。
 中川一郎先生の秘書になってから43年間永田町に居て色々経験した事が活きている。やはり経験則は大事である。

鈴木宗男

2012年6月7日(木)

 三笠宮寛仁親王殿下がご逝去されたとのニュースに、ただただ心からの哀悼の意を表するものである。
 ヒゲの殿下として親しまれ障害者福祉やスポーツ振興等、熱心な殿下であられた。北海道にもよく足を運んで下さった事に心からの感謝の気持ちで一杯である。
 66歳、あまりにも早すぎる永遠(とわ)の旅立ちに、人生の無常を感じながら心からのご冥福をお祈り致したい。
 10時、民主党・前原政調会長が新党大地の党本部に来られ、「税と社会保障の一体改革について修正協議を始めるので新党大地さんとしての何かご意見はありませんか」とのお話があった。
 私から「新党大地は消費増税の前に国会議員の定数削減、衆議院300小選挙区を200に100人削減、参議院は人口100万人で1人の128人に114人削減、歳費(給与)130万を85万円の3分の1カット、550万のボーナス廃止、国家公務員の給与2割カットを訴え、月1回東京・札幌で行っている市民との直接対話、ウォーク&トークでも参加者からはその通りだとの理解を得ている。
 政治には優先順位がある。先ずは国民に痛みを押し付ける前に国会議員自ら身を削り、血を流す事だ。この点、良く考えて戴きたい
」とお願いする。
 前原政調会長は「良く承りました」と丁重におっしゃってくれたが、今後の流れをよく見ながら新党大地としての態度を決めて参りたい。
 21日の会期末を控え、様々な出来事を想定しながらベターよりベストの判断をしなくてはいけないと期するものである。

鈴木宗男

2012年6月6日(水)

 新党大地は正午から定例会で、大飯原子力発電所の再稼働には反対していく事を確認した。
 明日、平山誠・横峯良郎両参議院議員を現地に派遣し、町役場・町議会関係者・地元の皆さんから幅広く意見聴取してもう事にする。何よりも「安全」の確保、担保が一番である。
 原子力の安全の確保に関する組織及び制度を改革するための環境省設置法などの一部を改正する法律案、いわゆる原子力規制庁設置法が成立していないにもかかわらず、拙速(せっそく)に事を進めるのはいかがなものか。
 新党大地の基本理念は「大地に還り、大地に学ぶ」である。自然を敬い自然の摂理を(とうと)び、自然と共生していくのが21世紀である。
 原子力発電所が一基も稼働しなくても国民生活は維持されている。再生可能エネルギー開発等、意識改革をして行く必要があるのではないか。
 周辺自治体の長が再稼働に反対しておきながら、急に「やむをえない。仕方ない」となった背景には何があったのかも知りたいところである。
 この原発と同じような事は消費増税の議論、与野党の発言にも表れている。民主党内に様々な意見があって当然である。「反対する小沢を切れ」と言う自民党の感覚はどう考えても尋常でない。
 家庭内でも時々夫婦喧嘩もある。喧嘩のたびに別れていたら大変だ。お互い折り合いをつけながら夫婦関係を守って行くのではないか。
 自民党の中にも「谷垣、けしからん。下せ」と言う声があれば谷垣総裁を簡単に辞めさせるのか。他人(ひと)(ふところ)に手を突っ込むのはやめた方が良い。
 大人の知恵、叡智(えいち)を結集して国家国民の為の政治を行う事を願ってやまない。

鈴木宗男

2012年6月5日(火)

 野田再改造内閣で防衛相に就任した森本敏氏に対し、与野党はもとよりメディアでも様々な見方、取り上げようである。
 安全保障に携わり防衛庁より外務省に出向し、その後の経歴、経験を踏まえ民間人であろうが大臣の任に耐えうる人と見込んで、野田首相が決めた事だろう。
 私流に解釈すれば、前・元2人の防衛相が国会答弁、マスコミ対応等で質問に十分応えられず問責を出された経緯があり、国会答弁だけはしっかり無難にこなせる人は誰かと言う視点で森本氏となったのではと考える。これからの国会での答弁等を見て評価等すべきでないか。
 何もしないうちから良い、悪いを言うのは公平ではない。森本先生の乾坤(けんこん)一擲(いってき)の頑張りを期待したい。
 今回の改造で一番光るのは滝実法相である。昨日も書いたが自民党政権でも副大臣、民主党政権でも副大臣、そして大臣である。安定感と見識で右に出る人はいない。森本大臣にだけ話題が集中しているが、立派な的を得た人事であると私は思っている。
 昨日の小川前法相の退任記者会見における指揮権発動発言が大きく取り上げられている。
 密室における検察の強圧的な取り調べ、相手の弱みに付け込んだ誘導・誤導が、村木事件・石川知裕事件の事情聴取でも明らかになっている。
 国民から選ばれた国民の代表たる政治家は、与野党問わず小川発言をしっかり検証し、検察組織が公正・公平になるよう、しっかり取り組むべきである。

鈴木宗男

2012年6月4日(月)

 野田相は内閣改造を行い、法相に滝実氏・農相に郡司彰氏・国交相に羽田雄一郎氏・防衛相に森本敏氏・郵政改革金融相に松下忠洋氏と5人の新任だが、適材適所の人事だと受け止める。
 特に滝法相は自民党政権でも法務副大臣、民主党政権でも法務副大臣をやり、そして大臣となったのだから一番安定性がある。
 松下大臣も自見大臣の後任としては一番のはまり役である。2人とも当選直後から私と一緒に政治行動してきた仲間であり、今回の登用は私にとっても大変うれしい限りであり、活躍を期待したい。
 小川敏夫法務大臣は退任の記者会見で重要な事を述べているので、一部読者の皆さんにお知らせしたい。

質問 印象に残ったことは?
急いで対応しなくてはいけないと思う事は、やはり検察の信頼回復の点だ。郵便不正の村木さんの事件に続き、内容虚偽の捜査報告書が作成されたという事で、検察に対する国民の信頼が大変大きく傷ついている。やはり国民の信頼を取り戻して、検察が本来の職責を果たすということのためには、虚偽捜査報告書問題も、これまで再三話してきたが、国民の理解を得られる対応が必要と考えていた。これについて、具体的な決着を見ないままと言うのは大変残念に思っている。
質問 虚偽の捜査報告書問題。任期中にやり残した課題があれば。
案件が多かった。国会が続いているが、法曹養成制度はそれほど急にと言うわけでもないが、やはり人権委員会の設置、ハーグ条約の関連法案の成立などがあった。ただ、やはり一番は検察の信頼回復が強いと思う。やはり、村木さんの事件と虚偽捜査報告書事件が立て続いて起きて、本当に検察に対する信頼が損なわれている時に、検察が身内に甘い、あるいは適当な形で幕引きをしてしまうことがあれば、国民の信頼の回復は得られないのではないかということを非常に心配をした。そういう中で、私自身は指揮権の発動も決定したんでありますが、総理の了承も得られなかったので大変残念に思っている。
質問 小川大臣は指揮権の発動を考えて総理に相談した?
はい。そうです。
質問 いつ頃、どのように相談したのか?
具体的詳細は内部のやり取りなのであれだが、5月の下旬です。
質問 田代検事問題の捜査について指揮権を発動したいと?
そうですね。捜査ではない部分については、人事上のことについては法相の権限であるので、指揮権はあくまで捜査に関してだ。
質問 野田総理は何と?
それについては、承知して戴けなかったということです。
質問 それは現行の田代検事の捜査について、大臣として不満だったということ?
不満とかではなくて、国民の理解を得られる対応をしなければ、国民からの信頼回復は得られないだろうと考えた。そうした国民の理解を得られる対応をすべきであるという観点でございます。
質問 かねて「重大な関心を持っている」と繰り返してきた。指揮権発動を相談した時はどんな問題意識からだったのか?
きちんとした形で対応しなければ、国民の信頼は回復できない。いい加減な形で幕引きする事がある。あるいは、そのように国民から受け取られてしまえば、国民からの信頼回復は遠のいてしまう。そういう意味で私はやはり、検察の信頼回復を何としても実現したいという思いであった。
質問 「不起訴」との報道がある事についての考えは?
客観的な資料を見ればわかることだが、捜査報告書の中身、捜査状況の録音を詳細に見てみれば、記憶違いではないというふうに誰しもが思うのではないかと思う。逆に、捜査報告書と録音を、インターネットで流出しているようなので、それを見れば判断できると思う。
質問 大臣ご自身が見てチェックした?
はい。捜査資料という事は捜査に干渉するので入手しなかったが、流出した資料があったので、流出した資料をもとに比較対照すれば、そういう結論になる。
質問 それを受けて指揮権発動を考えた?
それを含めて総合的判断ですね。
質問 指揮権発動は政治の介入という点で慎重に扱われてきた。指揮権発動の在り方についてどう考えるか?
50年前に国民の不評を買う指揮権が発動されて以来指揮権と言うものがかなり抑制的だったと思うが、私自身は今回のように、検察内部の案件について検察が消極的であるというような場合、今回のケースは逆に言えば、一般論として、指揮権を発動するという典型的なケースではないかと思う。
質問 典型的なケースとは?
つまり検察が、検察内部のことについて消極的であると言う場合に、これを積極的にならしめるということについては、やはり国民から選ばれた法務大臣の本来の姿ではないかと思う。その意味で私は、指揮権の発動というものは非常に似合ったケース、ふさわしいケースだったと思う。


 この記者会見を読者の皆さんはどう受け止められるか。「法相として当然の認識を示されたと思う」と、沢山の電話・FAXが寄せられる。
 平岡元法相は死刑制度廃止で独自の審議会を作り、人選までしていたと言われ、小川法相も指揮権で法務官僚が官邸に働きかけたのではないかという声も聞こえてくる。
 「法務省・検察官僚と国民の代表たる国会議員とのパワーゲームが行われている」と言う指摘も届けられる。
 法務省はいずれ法務委員会で国民に説明責任を求められる事だろう。
 何よりも大事な事は、国民の声に応えるのが良い政治である。法と正義のもと国民に応えようとした小川前法相の考えと虚偽の捜査報告書を書いた田代政弘検事を守ろうとする検察側どちらが社会正義、真に公平・公正であるか、はっきりしてほしいものである。

鈴木宗男

2012年6月3日(日)

 エジプトのムバラク前大統領に終身刑が言い渡された。約30年に渡り、エジプトを支配して来た権力者はどんな思いであろうか。
 世界中が時にはムバラク大統領を称賛し、時には中東和平を進めた事を評価したがアラブの春の前には全く別の判断がでた。権力が伴う政治の世界は日本もエジプトもどこも怖いものである。
 エジプトは大統領選挙の決選投票を控えている。この判決が選挙にどのような影響を与えるのか。シリア情勢、国内治安はどうなるのか。心配するのは私だけではないだろう。

 「政府は一日の行政改革実行本部(本部長・野田佳彦首相)の会合で、各府省庁幹部の朝夕の公用車により送り迎えを原則として局長級以上に限定し、審議官級以下の利用を取りやめる方針を決めた。消費税率引き上げに向けた『身を切る改革』の一環で、経費の無駄削減をアピールする狙いがある。だが公用車数や運転手の削減には手をつけず、政治家が使う公用車には切り込んでいない。」
(東京新聞1面トップ)


 「身を切る改革」の一環とするなら国会議員が使う公用車にも切り込むべきである。
 衆議院が133台、参議院が97台ある。これだけ必要かどうか。
 特に議長・副議長・各委員長に公用車は与えてよいが、民主党44台、自民党22台と各党に振り分けている車は当然廃止し、政党がそれぞれ負担すべきでないか。
 小手先の改革ではなく、先ずもって国会議員自ら身を切る覚悟を示す事が一番わかりやすく、国民に理解してもらえる姿、形と思うのだが。更なる覚悟を望んでやまない。

鈴木宗男

2012年6月2日(土)

 正午から札幌で6月のウォーク&トークを行う。狸小路から大通公園まで、天気もよく大勢の人が足を止め、耳を傾けてくれる。
 消費増税の議論の前に国会議員の定数削減、特権的待遇の廃止、国会公務員の厚遇、給与カットをすれというのが、市民の声だった。
 ボードのアンケート調査でも、国会議員の定数削減が多かった。この声は札幌のみならず、東京でのウォーク&トークでも同じ結果である。
 民主党が自民党と修正協議に入る流れだが、政治にはプライオリティ(優先順位)がある。国民に痛みを求めるなら、先ずは国会議員から身を削り、血を流すことが急務である。
 国民の声を聞きその声に応えるのが、良い政治である。この基本を忘れてはならない。ここは、国民の声、国民の思いをしっかり受け止めて、やっていくことが一番である。民主党政権側には、間違った判断をしないことを望んでやまない。
 大通公園でウォーク&トークを行っていると、「近くの北海道新聞社の道新ホールで社会風刺コント集団ザ・ニュースペーパーが講演しているので、顔を出して欲しい」と関係者が来られる。私もよく知っている人達なので、喜んで足を運ぶ。
 何と、鈴木宗男を演じている渡部さんが、舞台から私を呼び込んでくれ、突如ステージに上がることになる。本物の鈴木宗男とニセモノの鈴木宗男、どっちがどっちだか分からなくなり、お客さんもハプニングの舞台に大喜びだった。
 朝9時から太陽グループ旗争奪第14回春季北海道女子軟式野球大会兼第23回全日本女子軟式野球選手権大会北海道予選開会式で挨拶する。
 夕方から後援会会合2箇所と一日札幌で活動。6月に入り気候も良くなり、北海道の季節である。新党大地の季節と心してやっていこう。
















鈴木宗男

2012年6月1日(金)

 中国の在京大使館の一等書記官のスパイ疑惑が連日取り上げられているが、冷静に分析した方が良いのではないか。
 農水省がどれほどの国家機密を持っているのか。又、とらえて見れば我が子なりで農水省幹部が進めた農産物の対中輸出で逆に日本側がお願いし、それを逆に利用したのではないか。
 更に一等書記官の単なる個人的蓄財でなかったのか。スパイ事件として興味本位で騒ぎ立てるのは外交に大きな影響を与える。日本として何がマイナスでこの一等書記官により、どんな国益を損なったかきちんと調べれば良い事である。
 警察庁公安部、外事警察は事実のみを正確に国民に報道機関に伝えることを望みたい。
 今回の報道を見ながら一等書記官がお金集め、蓄財を考えていたとするなら、かつてモスクワの日本大使館はソ連時代「ルーブル委員会」なるものを作り闇ルーブルで車を売ったり、換金したりしてお金を貯めていた事が明らかになっているが、今回の例にそうなら数十名もの外務官僚の名前が1面トップで取り扱われる事になるのではないか。国民の税金である在外手当を不正蓄財していた外務官僚も同様である。
 今回の件で日本が中国に喧嘩をうったと中国側に受け止められると、外交上、極めて不利益になる。
 ロシアのプーチン大統領は5日から7日、中国を訪問するが、中国は日本に対してどんな認識を示すのか注目したい。
 関西電力大飯原子力発電所の再稼働に慎重だった橋下大阪市長が事実上容認した事に対し、テレビ報道は昨夜、今朝も大きく取り上げている。
 テレビの司会者は「どうして容認したのか」と、橋下市長はじめ関係首長に疑問を呈していたが、国民生活・雇用・産業拡大、トータルで考えると電力の果たす役割は極めて重い。
 節電・計画停電等を実施しなければならない状況になったらどうなるかも、テレビ司会者は国民に問うべきである。
 原発再稼働に反対か賛成かの議論ではなく総合的な議論、判断を国民に求めるべきである。
 私は、資源は無限ではないという視点からも、テレビ報道は24時で打ち切り、朝は6時からの放送で良いと考える。
 夜中テレビを見る人は何%いるのか。ラジオで十分様々な情報は得られるし、生活に不便はないと思うのだが。
 エネルギー資源の重要性からも、昨年の3・11の大震災以来「節約」という言葉の意味をお互い考えて行きたいものである。その上でテレビの24時間放送は倫理上からも何よりも人間、自然の摂理の上からも見直し、夜中は放送しないとした方が良いと私は思う。読者の皆さんはどうお考えだろうか。
 12時過ぎの便で関西空港に飛び、16時から奈良県吉野町での勉強会で講演。
 4月15・16日以来の今年2度目の吉野に、感謝の気持ちで一杯だった。

鈴木宗男

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