ムネオの日記

ムネオの最新情報

ムネオの歩み

2014年4月

2014年4月30日(水)

 日本政府はウクライナの緊張緩和に変化がないとして、ロシアに追加制裁を発表している。
 28日に米国とEU(欧州連合)が追加制裁を発表したので日本も付き合った感がする。
 23人の日本への入国査証(ビザ)発給を当面停止するというもので名前などは公表していない。この程度の制裁ならばやめた方がよい。
 日本が米国・EUに同調するとロシアも黙っていられなくなる。案の定ロシアは「日本政府の決定を失望と共に受け取った。当然報復なしではおかない」とロシア外務省は29日反応している。
 ロシアのルカシェビッチ情報局長は「この拙劣な措置は明らかに外圧のもとで行われ、対露関係の発表は重要だとする日本政府の言い方に反している。制裁の言葉で私たちと対話するのは非生産的だと強調したいと指摘した」(北海道新聞30日1面)と書かれている。
 ウクライナ問題でアメリカ・英国・仏はロシアに強く出ている。アメリカは自前でエネルギー資源を持っている。英国も北海油田がある。仏は原発を十分持っている。ドイツ・イタリアは、エネルギーはなく経済もロシアと関係が深い。EUでも英・仏と独伊では基本的にスタンスが違う。エネルギーを持っている国と持たざる国との溝である。
 いつも言っていることだが、日本は日本独自の立ち位置があってもいいのではないか。アメリカに同調してなにか得るものがあるのか。クリミア半島のロシア編入についてロシアが新たな軍事行動をとっただろうか。
 ウクライナ民族至上主義でかつてナチスヒットラーを支援したパステンバンドラ主義の流れをくむ連中が武力で作ったウクライナ政権である。これを頭から善と見るのはあさはかだと私は考える。
 とにかく日本は日本の立ち位置でプーチン大統領には「軍事行動を起こすな」、オバマ大統領には「ロシアの悪口ばかり言わないでここは話し合いだ」と仲介の労を取るべきである。
 日本とロシアで未解決で平和条約も締結されていないのは北方領土問題があるからだ。
 この北方領土も1945年4月のヤルタ会談で当時のアメリカルーズベルト、英国チャーチルがソ連(現ロシア)のスターリンに日本を攻めろ、そこで得た領土はソ連のものでよいと今に至っている。歴史の流れ、経緯をよく頭に入れて外交をしなくてはいけない。
 ウクライナ情勢でこれ以上アメリカ・英国に引きずられないことが日本の国益であることを頭に入れるべきである。
 朝の便で千歳から釧路に向い、後援者の告別式に参列し、また別の後援者の弔問をし、夕方東京に戻り18時からオーナー社長さんの集まりの勉強会で講演をする。
 「ロシアとどう向き合うのか」というタイトルだったので、私の認識・現状・受け止めを話す。皆さん理解して下さったと感じた。
 話す機会があることは有難い限りである。

鈴木宗男

2014年4月29日(火)

 公益社団法人日本記者クラブは今年度の記者クラブ賞に山田孝男毎日新聞東京本社政治部特別編集委員と橋本五郎読売新聞東京本社特別編集委員の二人の政治コラムニストに送られると報道で知る。
 毎日新聞の山田孝男さんは2007年12月から毎週月曜に書いている「風知草」で最近では小泉純一郎元総理の原発ゼロが話題を呼んだ。私も縁なって「風知草」第1回目で私の事が取り上げられた。
 山田さんとは平成12年4月3日、私が小渕総理の特使として大統領選に当選したてのプーチンロシア大統領訪問の際、同行してくれた。長い付き合いの記者さんのお一人だが、心からの祝意を申し上げたい。
 橋本五郎さんもベテラン記者で、TVや講演などでよく一緒になるが、いまやコラム「五郎ワールド」は楽しみの一つの読み物である。
 受賞を機に改めてお二人の更なるペンの力で日本人に様々な事を伝え、教えて欲しいものである。
 特に政治家に向けて本音の声をぶつけて戴きたいものだ。
 一日札幌事務所で仕事をし夕方、苫小牧に向かい松山千春さんのコンサートに駆けつける。
 一昨日は旭川、今日は苫小牧、5月1日は函館と追っかけをする。
 元気な千春さんにホッとする。

鈴木宗男

2014年4月28日(月)

 韓国政府は修学旅行生を乗せたセウォル号沈没事故で対応が混乱した責任を取り、チョンホンウオン首相が辞職した。
 これまでの事故経緯を見る時、船長や乗組員の責任があったと考えるが、国のナンバー2が責任を取るとは凄いことである。
 日本でこのような責任を取らせることができるだろうか。これも歴史・文化の違いが大きく影響しているものと思われる。判りやすい出処進退である。
 この感覚で従軍慰安婦問題も語り継がれたら世界中を敵に回すのではと思ってしまう。
 25日に行われた米韓首脳会談でオバマ米国大統領は慰安婦問題で「ひどい人権侵害」と語ったと報道されている。
 この「ひどい人権侵害」という表現は国際社会の大方(おおかた)の受け止めとなる。「あのホロコースト」と同じことを日本はしたとなるのである。
 慰安婦問題は村山談話、アジア女性基金等で静かにしておくべきである。日本が強く出て決してプラスになる話にはならない。
 反省することは恥ずかしいことではない。むしろ言い逃れや言い訳をすることの方が恥ずかしいのである。
 慰安婦問題イコール、ナチ、ホロコーストと結び付けられると日本の国際社会における立場は極めて厳しいものになる。
 政府の司々の立場にある人はしっかりと世界の動き、認識を考え対処して戴きたい。
 かつて「ナチスに学べ」と言って顰蹙(ひんしゅく)を買った発言もあった。お互い言葉に責任を持って生きていきたいものだ。
 鹿児島2区の補選で自民党候補が勝利した。当然の結果である。
 徳洲会病院は離島医療で大きな実績を上げ、結果を出してきた。圧倒的保守の地盤である。
 国政課題よりも地域振興が争点となったことも大きな要因と思う。単純に政権信任選挙と判断するのは正しくない。
 8%の消費増税がこれからの国民生活にどのような影響を実感として与えていくかで国民世論もまた受け止めが変わって来るのではないか。
 朝から旭川市内挨拶廻りをし、夕方空知管内美唄市で後援会会合。

鈴木宗男

2014年4月27日(日)

 昨日から、大型連休が始まった。国会も28日、30日、5月1、2日の平日も休みとなった。
 民間会社も今年は(こよみ)通りと聞くが、国民から選ばれた国会議員は、もっと働くべきでないかといった声が聞こえてきそうである。
 こうした中で、東日本大震災の復興財源の一部としていた国会議員歳費(給料)20%削減が、今月末で終了する。削減延長が当然だと思っていたが、与野党十分な議論もないまま給料が元に戻ることになった。
 5月から現在の月103万が129万になるのだ。
 国民に8%の消費増税をさせておきながら、自分たち国会議員はぬくぬくと大幅に26万円も給料が増えるこの現実を、国民はどう受け止めるのだろうか。
 一昨年11月の党首討論で大幅な定数削減を次期通常国会でやると、時の安倍自民党総裁、野田民主党代表総理が約束し解散総選挙を行いながら、昨年の通常国会でやることが、今尚、話し合いにもなっていない。
 もっと自分の言った言葉に責任を持つべきでないか。なんとも無責任な現状である。
 与野党の垣根を越え、歳費の削減、定数削減を政治の名において実現してほしいものである。
 夕方、旭川に行き、松山千春さんの旭川公演に駆け付ける。29日・苫小牧、5月1日・函館と松山千春さんの春のコンサート北海道シリーズである。道内公演はいつも追っかけをしている。
 松山千春さんに、せめてもの感謝をしたいとの思いからである。

鈴木宗男

2014年4月26日(土)

 TPP(環太平洋パートナーシップ協定)について昨日の夕刊見出しに目がいく。各社1面トップである。
 読売新聞は「日米TPP実質合意 重要課題に道筋 共同声明を表明」
 朝日新聞は「TPP日米合意見送り 徹夜協議溝は埋まらず離日直前に共同声明」
 日本経済新聞は「TPP日米合意先送り 前進の道筋確認 全体交渉に影響必至」
 毎日新聞は「日米TPP合意至らず 重要課題に道筋共同声明」
 東京新聞は「TPP大筋合意見送り 日米交渉閣僚協議開かず」となっている。
 読売新聞のみが「実質合意」他紙は「合意見送り」である。
 日米共同声明についてこれほど大きく受け止めが違うのも珍しいことである。
 政府のスポークスマンが親切に丁寧にブリーフィングをしたのか首を傾げる次第だ。
 国益にかかわるTPP交渉である。多国間交渉は秘密であっても共同声明は日米両国ですり合わせをして出すものだ。
 この点も日本が軽く見られているのか、官僚の不作為か。まったく国民無視のやり方である。改めて国民不在のTPP交渉だとつくづく思ったものだ。
 10時半から第85回中央メーデーに招待され出席。
 「連合」主催の会だが、連合の本部は地域政党の新党大地を各種会合でも公の政党と同じ扱いで、この点有難い限りだ。
 安倍首相も出席し挨拶された。民主・維新・公明・みんな・結い・生活・社民・新党大地・新党改革の各党代表が挨拶されたが、私も新党大地の代表としてしっかり新党大地の立党の精神、偏見と差別にあったアイヌ民族の権利確立を訴え、一人しかいない新党大地 鈴木宗男は初めてアイヌ民族を日本政府に先住民族として認めさせ、衆・参国会決議までしたこと、たった一人の政治家でも新党大地 鈴木宗男は知恵と経験で歴史を作った。一強などと言わせない政治を行うためにも挨拶した各政党代表は鈴木宗男を少しは見習ってほしいと言わせてもらった。
 鈴木節はいつどこでも健在である。
 正午発の新幹線で名古屋に向かい、テレビ愛知の「激論コロシアム」収録。東海地区(愛知・三重・岐阜・静岡)のみの放送だが、今回のテーマは「エネルギー」で主に原発についての議論だった。
 私は原発ゼロとロシアからの油・天然ガス・LNGの重要性を強く訴えた。
 再稼働については危ないものには手を付けない、今年の夏も原発がなくても電力は間に合うと発表しているので、再稼働の必要性はないというのが私の考えである。さまざまな議論が出たが、全国版で放送してもらうのに値する内容だった。

鈴木宗男

2014年4月25日(金)

 日米首脳会談で尖閣諸島は日米安全保障条約の適用対象であるとオバマ大統領は明言した。しかし領有権については触れていない。
 尖閣は日米安保の適用とはクリントン大統領も発言している。安保の適用を認めながらも日中で平和的に解決するよう言及している。米国はしたたかに、かつ日本・中国をよく見据えて発言している。
 日米同盟と良く表現するが、それならばどうしたら日本の主張が、立場が伝わるか戦略をしっかり練るべきである。言葉の遊びはいらない。
 日本の生きる道として日米関係も大事だが、私は日露関係も重要だと考えている。
 みんなの党が渡辺喜美前代表の8億円問題で「違法性なし」と発表したが、違法性があるかないかは検察・警察の判断である。
 世論の受け止め、動きを良く見ながら、連中は機をうかがっていることだろう。
 8億円の他に別途6億円の借り入れも明らかになった。使途についても明らかにしてない。益々どうなっているのか説明責任が求められる。
 渡辺喜美前代表が5500万円、奥さんが3500万円、具体的な使途について何も明らかになっていない。巨額のお金が何に使われたのか、これだけの話題になり渡辺喜美氏自身責任を取って代表を辞めたわけだから再起を期す上でも堂々と説明責任を果たすべきである。
 渡辺氏ご自身が鳩山由紀夫氏の子ども手当、脱税についても、小沢一郎氏の西松事件の際も、細川護煕氏の東京佐川についても厳しく説明責任を果たせと言って来た過去がある。
 「他人には厳しく、自分には優しい」というやり方はとうてい理解されない。正直に事実を明らかにすることが将来に繋がる唯一の道であると最高の親切心で渡辺喜美前みんなの党代表に進言したい。
 公人・国会議員である以上、進んで説明責任を果たすべきである。
 7時10分羽田発で女満別空港に行き、10時から網走市で大変お世話になった方の告別式に参列。弔辞を読みながら心からのご冥福を祈る。
 昼過ぎの便で東京に戻る。19時半から講演。
 今日の網走は20度近くまで気温が上がり、東京も春真っ盛りの感である。自然は公平にそして分け隔てなく季節の到来を教えてくれる。自然に万物に感謝してやまない。

鈴木宗男

2014年4月24日(木)

 オバマ米大統領が来日し、昨夜は銀座の高級寿司店で安倍首相と会食したことが大きな話題になっている。
 安倍首相はぶら下がり会見で「オバマ大統領は人生の中で一番美味しい寿司だった」と述べたと話された。
 「人生の中で一番美味しい寿司」と言うのは、日本人の表現からすれば「今まで食べた寿司の中で一番美味しかった」と言うことだろう。
 オバマ大統領には日本食文化の深みをよく理解してもらい、日本は肉だけではなく、海の幸・山の幸、魚も野菜も果物も色々あるのですよ。だから限られた、与えられた条件の中で日本人は精一杯の努力と知恵を出して経営していますのでTPPはアメリカの言う通りと言うわけにはいきませんと毅然たる姿勢を貫いてほしかった。
 首脳会談でTPPは閣僚級協議の継続となったが、国会決議や選挙での公約をしっかり守って交渉すべきである。
 今や日米両国で動く世界情勢ではない。G8(先進8カ国首脳会議)の影響力も弱くなりG20(20カ国地域首脳会議)の存在感が強くなってきている。
 米国も日本も謙虚に、上から押し付けるやり方でなく、下から目線で世界を見てリードしていく姿を取るべきではないか。
 16時から4月東京大地塾。今日は「ウクライナの現状とオバマ来日」というテーマで、いつも通り佐藤優さんに講演をしてもらい質疑応答。
 報道されていない佐藤優さんの分析に出席者は新たな認識をもったことだろう。
 昨日、東京高裁は海上自衛隊の護衛艦「たちかぜ」の乗組員の自殺について「自殺は予測できた」とし、国などに賠償額を一審の440万円の賠償を総額7300万円に増額された。
 更に海上自衛隊の隠蔽も認めた。一審で国側代理人を務めた三佐が海上自衛隊がアンケートを隠していると正直に陳述書を高裁に出し三佐は、法廷では嘘をついてはいけないとの信念で告発したと証言された。
 この証言による新証拠・アンケートやメモが大きなポイントになり判決されたと言われている。その告発した三佐は懲戒免職の手続きにかかっているという。何という防衛省の官僚的な扱いか。
 読者の皆さん、人として真実を正直に話した人を首にすることはあってはならない。この点もしっかり厳しくチェックして参りたい。

鈴木宗男

2014年4月23日(水)

 法務省の女性トイレに裁判官出身の法務省幹部がカメラを仕掛け、盗撮した疑いがあるとして東京都迷惑防止条例違反容疑で警視庁から事情聴取を受けていると新聞に出ている。
 この幹部が仙台や横浜、東京の各地方裁判所で裁判官を務め、2010年4月から法務省の大臣官房で働いたとのことである。
 このような人が法衣をまとい、人を裁く資格があるのかと思いながら、また一方でこんな人に判決を言い渡されたらたまらないと思ったものである。読者の皆さんはいかがお考えだろうか。
 法務省は「現時点で詳細が分からず、コメントできない」と言っているが、なんとも官僚的な言い方である。
 「警察に被害届を出しており現在事情聴取中であり、結果が出次第発表します」と前向きに言うべきでないか。
 女子トイレに男が入りカメラを設置したとなれば計画性を持って行った行為である。懲戒免職に該当するのではないか。停職何か月と言う甘い処分は許されない。それ以上に本人が依願退職の手続きを取ると退職金まで出すことになる。
 読者の皆さんはよくチェックして「泥棒に追い銭」「いやハレンチな奴に国民の税金は出さない」という声を上げてほしい。こんないい加減な裁判官が居ることは恐れ入ったことである。
 修学旅行生が乗った韓国のフェリー沈没で時間が経つにつれ船長や乗組員の行動が大問題になってきている。何とも無責任な船長としての姿に犠牲になられた皆さんが可哀そうである。
 日本でも韓国でも人としての「心」が問われるあってはならないことが起きている。今一度しっかり信義・道義・節度を重んじる国民性を持ちたいものである。
 18時から千葉県印西市に行き講演。

鈴木宗男

2014年4月22日(火)

 お昼、内外ニュースで菅官房長官が「安倍内閣のめざす政治」と言うテーマで講演したが、見事な話しぶりだった。
 官房長官として総理を支える「気」が伝わってくる。出席者も納得したことだろう。
 苦労人で叩き上げの菅官房長官が内閣の要としてこれから一層重みを増して行くことだろう。
 菅官房長官の一挙手一投足から目が離せられない。
 小渕総理と野中官房長官以来の安倍総理と菅官房長官の名コンビだと思われる。
 TPP・ウクライナ問題・中国・韓国関係等、どう解決していくかこれからの手腕を待ちたい。
 中国で上海の裁判所が商船三井の船舶を差し押さえたと中国外務省が21日記者会見で述べている。
 菅官房長官が「極めて遺憾だ。日中国交正常化の精神を根底から揺るがしかねない」と昨日記者会見で述べているが、外務大臣もきちんと日本の立場を述べ、今後このような事態が起きないよう手を打つべきである。
 それにしても中国はしたたかな国である。日本もしたたかに、かつ打つべき手は果敢に打っていかなくてはならない。
 10時から衆議院第二議員会館前で「袴田巌さんの再審開始を求める座り込み」があったので激励に行く。
 再審に向け、そして完全無罪を獲得できるようしっかりサポートして参りたい。
 午前・午後と雑誌・新聞のインタビューを受けているとあっという間に時間が過ぎ一日が早かった。

鈴木宗男

2014年4月21日(月)

 読売新聞朝刊4面トップに「ウクライナ極右野放し 新露派襲撃 暫定政府実行力欠く」との大見出し記事がある。
 ウクライナの東部で起きたことだが、ウクライナ新政権の中に反ユダヤ主義・ウクライナ民族至上主義者が入っている。
 第二次大戦時、ナチスヒットラーに協力したステパンバンデラ主義の流れを受ける者たちである。
 人権・自由・民主主義の考えとはほど遠い者が入っているウクライナ新政権がウクライナの将来にとってウクライナの国益を代表するものではないという考え、声がウクライナでもあると聞く。
 単に新政権が欧米よりで都合が良いと思ってアメリカ・イギリスが反ロシアで向き合っているとしたら由々しきことだ。
 極右民族主義はウクライナ語を公用語とし、議会がロシア語を第二公用語とした法律の廃止を決定したりしている。こうしたことを読者の皆さんも知ってほしい。
 メディアもアメリカ・イギリスの発表に流されることなくウクライナの歴史的・経緯・地域によってことなる文化・歴史等を踏まえて重層的な報道をしてほしいと願うものである。
 韓国で修学旅行の高校生達が乗った旅客船が沈没した参事で、船長はじめ関係者3名が逮捕されているが、船における船長の権限・責任は絶大に大きく重い。
 お客さんを残して乗組員が先に逃げ助かっている。どう考えても許される行動ではない。船に取り残された前途有為な高校生を思う時、何とも言えない悲劇である。
 油断・甘え・隙・惰性で仕事をしているととんでもない災難が起きることを表した今回の大惨事である。
 他人事(ひとごと)と思わず自分自身に当てはめて教訓にして参りたい。備えあれば憂いなしであるから。
 午前中札幌市内挨拶廻りをし、午後の便で上京。

鈴木宗男

2014年4月20日(日)

 17日政府は、岸田外務大臣の今月末のロシア訪問はウクライナ問題で延期になったと発表したが、プーチン大統領の秋の来日を実現するためには、早期に訪ロすべきである。
 ウクライナ問題は、日本とEU(欧州連合)で差があって当然だ。米国とも温度差があって当たり前だ。地政学的にも歴史経済関係でも、立場が違うのである。
 日本のウィークポイントはエネルギー資源の無いことである。ロシアは世界一の資源大国である。世界一の応用技術をもった日本とロシアが協力することによって、世界の安定発展に寄与できる。
 経済協力をダイナミックに進めることによって、北方領土問題も動くのである。
 プーチン大統領の日本への思い、目つきは変わっていない。
 ラブロフロシア外相が先週、中国を訪問し来月にはプーチン大統領が中国に行くとも報道されている。
 ロシアと中国が連携し、更にイランが加わるとやっかい事になる。
 日本とロシアがしっかりした信頼関係を築いていると、中国、韓国も静かになる。中国韓国も、ロシアのエネルギーを必要としている。ロシアの影響力は大きいのである。
 かつて橋本龍太郎、小渕恵三、森喜朗各総理の時、日露関係は良かった。その時、中国、韓国は日本に対して静かだった。小泉政権が誕生し、その後、空白の日露関係10年と言われてから、中国、韓国が激しく反応してきた。
 安倍政権になり、安倍首相の日露関係を良くしたいという強い考えをプーチン大統領はよくわかっている。
 ウクライナ問題をチャンスととらえ、アメリカの言いなり、アメリカに引きずられていると、受け止められない外交が求められる。
 EUやアメリカが、クリミアでのロシアの動きを戦後の国際秩序である領土不拡散に反すると言っているが、ロシアは領土拡大の意志は全くないといっている。
 「国際社会が領土拡大というのなら、北方領土は日本に戻しましょう。これが何よりの領土不拡散の証です」とロシアに言わせるような外交をやって欲しいものである。
 菅官房長官ならば、心得ていると思うが、日本外務省の国益に沿った裂帛の気合を持った外交手腕を期待するものである。
 昼の便で札幌に飛び、札幌アイヌ協会総会に出席する。アイヌ民族を日本の先住民族であると政府に質問主意書で認めさせた私である。差別と偏見にあったアイヌ民族の権利の確立に向けて、これからも汗をかいて参りたい。

鈴木宗男

2014年4月19日(土)

 朝日新聞土曜日のbeフロントランナーはいつも興味を持っているが、今日は大阪のお好み焼き「千房」社長 中井政嗣氏が取り上げられている。
 1面では「元受刑者のやり直し支える」、3面では「ハンディ背負った人には目をかけ、えこひいき」の見出しで中井社長さんの生き方、社会貢献が書かれている。読者の皆さんに記事の一部を紹介したい。
 「中学を卒業後、奉公に出てその年の秋にお父さんを亡くし、もう誰にも頼れないと思いました。仕事の厳しさや辛さは耐えられるが、帰るところがないという寂しさは耐えられません。毎晩、布団で泣いていました。いつかは独立しようという夢を持っていました」。
 この中井社長さんの思いは私には良く判る。最後に「貧しい家に生まれたので他人に何かしてもらう有難さを知っています。だから人にあげる喜びもよく知っているのです」と締めくくっている。
 「出所の就労支援を広げるには何が必要でしょう」という問いかけに「偏見を和らげる」と明快に言っている。
 本来、政治家が率先して行動しなくてはいけないことを中井社長さんは自然体で行っている。偉い人がいたものだと頭の下がる思いである。
 私の家内は更生を支援している団体に私が収監されてから今も食料を毎月送り続けているが、中井社長さんに比べたらわずかな小さなことかもしれないが、継続は力なので今後とも続けて参りたい。
 今日のフロントランナーを読みながら私ももっと更生事業に関与しなければと思った次第である。
 市井の人の中に立派な偉い人がいるとつくづく思ったものである。
 8時、広島発で千歳に向かい札幌市内で各種会合に出席する。その合間に14時から恒例の4月札幌ウォーク&トークを行う。北海道知事の多選(4選)を争点に市民に訴えた。
 私は知事・政令指定都市のトップは3期12年で辞めるべきと考える。直接選挙で選ばれる首長が大きな力、権限を持つことになる。
 長く同じ地位にいると知らず知らずの間にマンネリ・惰性・取り巻が出来、皆、神ご一任、殿の言う通りとなって風通しが悪くなる。
 民の声を聞き、清新な発想でダイナミックな街づくりを進める上でも知事は3期までという主張を私はこれからもやって行く。
 4月も半ばを過ぎ、札幌も春のきざしである。自然は分け隔てなく公平に季節の移ろいを教えてくれる。
 自然の摂理に心から感謝するものである。


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〔ウォーク&トークin札幌〕

鈴木宗男

2014年4月18日(金)

 17日、スイスのジュネーブでロシアのラブロフ外相・アメリカのケリー国務長官・欧州連合(EU)のアシュトン外交安全保障上級代表・ウクライナのデシツァ外相による4者協議で、ウクライナ問題について共同声明を出した。今後も協議をして行くことで合意している。
 ウクライナ新政権が新ロ派勢力の強制排除をしはじめ、ロシアが反発して協議に参加しないのではとの話もあったが、ラブロフ外相は大人の対応をしている。
 このウクライナ問題に関連して岸田外相の今月末に予定されていた訪ロは「日程上の理由」で延期となった。
 私も数日前、官邸筋から「アメリカが行くなと言ってきている」等の情報は入っていた。来週オバマ米大統領の来日とも絡む話で延期となったのだろう。
 外務省の中では「延期であり、今後とも訪ロに向けて調整して行く」という幹部と「これで岸田外相の訪ロはなくなった」という両極端の話が出ていると聞かされる。ウクライナ情勢を正しく分析し、国益を損なわない判断をしてほしいものだ。
 私はタイミングを見て一日も早く岸田外相は訪ロすべきだと考える。今のところロシア側は日本の判断を冷静に受け止めているとのことだ。あまり時間を置き過ぎるとロシアも関心がなくなってくる。
 5月中に、特にプーチン大統領が中国訪問する前に岸田外相は訪ロして、日米関係等日本の立場と地政学的に見てみロシアと日本の重要性を率直に伝えるべきである。正しい情報を直接入れることにより信頼関係は増すのである。安倍首相の懸命な国益を尊重した判断を期待してやまない。
 午後の便で広島に飛び、18時から広島後援会会合。1年に1回の集まりだが、物心両面での支援は有難い限りである。
 心ある皆さんに、ただただ感謝の気持ちで一杯である。

鈴木宗男

2014年4月17日(木)

 韓国で修学旅行中の高校生が乗った客船が沈没し、大惨事になっている。楽しい人生の良い想い出になる修学旅行が一転、悪夢となってしまった。何とも悲しい出来事である。全員の救出を願ってやまない。
 それにしても何が起きるか判らないものである。
 昨日、STAP細胞の捏造改ざん問題で理化学研究所発生再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長が記者会見した。
 小保方晴子氏の会見同様さまざまな受け止めがあると思う。その点ではメディアの報道も色々だ。
 産経新聞28面の「識者が見た会見」欄で東大医科研特任教授 上昌広氏は「理研組織として機能していない」又、組織論の専門家 大関暁夫氏は「まるで『通訳家宣言』」と見出しもコメントも厳しい内容となっている。
 小保方氏と共著者である和歌山照彦 山梨大教授は「共著者の一人として自責の念を覚える」とコメントしている。
 不正とされた画像に対し見ていないとか、実験ノートも見ていない。それなのにSTAP細胞の存在には自信を持っていたり、チグハグな感は否めない。
 理化学研究所の一日も早い調査結果を待ちたい。
 国会議員の歳費2割削減が今月末まで切れるが、国民に3%の消費増税負担をさせておきながら国民から選ばれた国会議員は自ら「身を切る」覚悟が見えない。ここは2割削減を継続すべきである。
 新人議員の懐具合は厳しいと自民党は言っているが、国民の税金を320億円ももらい、それを議員一人当たりで割ると一議員約4600万円になる(共産党は受け取らず、無所属議員はもらえない)。
 2割削減継続してもなんとでも政治活動は出来る。恵まれすぎた環境に各党はある。
 ぬくぬくと甘えの構造から脱皮する意識改革を持ってもらいたいものである。
 18時から明治大学雄辯部で講演。鈴木宗男流生き様を話す。
 明治大学雄辯部は124年の歴史を誇り、活動している。対称が新入生であったので、初々しく、かつ希望に満ちた面々に私もエネルギーをもらった思いである。

鈴木宗男

2014年4月16日(水)

 「原発ゼロ」を巡って小泉純一郎・細川護煕両元首相が「自然エネルギー推進会議」を設立し、国民運動を展開し来年春の統一地方選挙でも脱原発を訴える地方議員とも連携していく動きだと報道されている。
 「原発ゼロ」はもっともなことで問題ないが、原発に替わるエネルギーの裏付けが必要である。「再生可能エネルギー」というフレーズだけでは説得力はない。
 私は当分は化石燃料に頼らざるを得ないと考える。
 距離的にも近く世界一の資源大国ロシアとの信頼関係・協力によって油・天然ガス・LNG(液化天然ガス)をロシアから持ってくることにより、日本のエネルギーの安定供給は図れるのである。
 自然再生エネルギーというが、いつ風が吹くか判らない「風力」はあてにならない。いろんな自治体が風車を回しているが、どこも採算は取れていない。
 「水力」もたいていの川にダムは出来ており、新しく作れる大きな川は見あたらない。
 「太陽光」も一地域・一施設では活用されても産業を起こすような電力として維持するまでの技術や能力までには至っていない。
 現在の日本の電力の5割は、LNG(液化天然ガス)、4割が石炭・油の火力発電、1割が水力発電である。このことからしてもロシアからのLNG・油の供給は極めて重要である。
 自由と民主、日本と同じ政治・経済体制のロシアとは地政学的にも近くて近いエネルギー安定供給のパートナーとしての確固たる関係を築くことが大事ではないか。
 ウクライナ情勢が緊迫しているが、50年・100年先を考えても資源大国ロシアとの、又、地球儀を見る上でも近くて近い関係にしなくてはならないと考えるものである。

鈴木宗男

2014年4月15日(火)

 十勝管内大樹町で昭和58年から大変お世話になり、かつ現在は息子さん方が熱心に支援して下さる方のお父様の葬儀委員長のため昨夜は大樹町に泊まった。
 朝早く起きて旭浜という漁港を見に行く。私が国務大臣 北海道・沖縄開発庁長官の時開港した。
 漁港を見渡す高台に「旭浜漁港開港記念碑、国務大臣 北海道・沖縄開発庁長官 鈴木宗男記 平成10年3月吉日」という御影石の風格ある記念碑がある。
 16年振りに眺めながら、さまざまな出来事が脳裏を過った。
 浜の皆さんの思いを受けて着手した漁港整備だが、立派に完成し地域を支えている姿に安堵しながら、これからも地方地域の声なき声をしっかり受け止めて参りたいと決意した次第である。
 「のど元過ぎれば熱さ忘れる」と言うことわざがあるが、日本人をよく表している。
 猪瀬前東京都知事が徳洲会側から5千万円ものお金を受け取り辞任したが、公職選挙法違反・収支報告書の虚偽記載で略式起訴され50万円の罰金を払ったら猪瀬前都知事への批判はなくなってしまう。辞任したからそれで責任を取ったと済ます問題ではない。
 メディアは政治資金規正法がザル方で抜け道があると指摘し法改正に向けた発信をし世論喚起すべきでないか。
 みんなの党前代表の渡辺喜美氏についても代表を辞めたからと言って済む話ではない。
 8億円もの大きな巨額のお金をどうして借りてどのように使ったか説明責任を果たしているかどうかやはりメディアは国民に向け政治資金規正法改正の必要性を訴えるべきでないか。
 世論・国民の声が「ザル法は駄目だ、しっかりした政治資金規正法にすべきだ」と言う盛り上がる声で新しい道筋が作られていくのではないか。
 「良薬は口に苦し」厳しいことを言うことが親切であることをお互い考えたいものである。


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〔旭浜漁港開港記念碑〕

鈴木宗男

2014年4月14日(月)

 今年もプロ野球統一球が飛びやすくなっていたことが判明した。
 日本野球機構(NPB)の熊崎勝彦コミッショナーが11日、「選手や野球関係者の方々をお騒がせして申し訳ない」と陳謝しているが、誠意のある言葉ではない。ファンあってのプロスポーツである。1個のボールに人生がかかっているプロ選手である。他人事の話では困るのだ。
 この飛ぶボール問題では当時の加藤コミッショナーは責任を取って辞めた経緯がある。熊崎コミッショナーも原因究明をして、その上で出処進退を考えるべきである。権力側の上から目線での感覚ではファンの心はつかめないと思うのだが。
 統一球を作っている「ミズノ社」にも大きな責任があるのではないか。ミズノ社だけ統一球を製造していることが問題の根っ子ではないのか。
 ミズノ社の飛ぶボールは前回も問題になった。これで2回目である。
 今年代替球を準備・用意するのは無理だろうから、来年は思い切って違う会社に作らせるのも問題解決に向けた一つの方策ではないか。
 日本野球機構のしっかりした判断を待ちたい。
 東日本大震災の復興財源捻出の一環として、又、国会議員自ら身を切る覚悟として歳費(国会議員の給料)の2割カットを行ってきたが、これも今月末で期限切れである。
 一般庶民には消費税を8%に引き上げ、負担をさせておきながらその増税の法律を作った国会議員は全く身を削る、血を流す話は出てこない。なんと「情」のない「心」のないことか。
 11日の議院運営委員会では自民党は「若手議員に歳費削減は大変厳しいと言う声が少なくない」とやる気を見せないようだ。
 民主・日本維新の会・生活の党も「検討中」と言って前向きではない。
 国民から選ばれた国会議員が率先して無駄をなくす、身を切る、削ると行動することによって政治の信頼回復にもつながると思うのだが。
 今の現職の議員はどうも「自己保身」「自分党」の人が多いようである。
 急がなくてもよい特定秘密保護法案や国家安全保障会議の設置法案を数の力で強行採決した与党である。
 歳費削減や定数削減を与党は数の力で強引にやったならば国民は拍手喝采すると思うのだが。
 与党の意識改革を期待してやまない。

鈴木宗男

2014年4月13日(日)

 読売新聞一面に「参院選格差合区で是正 座長案一票『2倍未満に』鳥取・島根など20区前後」と出ている。選挙区選と比例選の現制度は変えないと書かれている。
 参議院選挙は、全国比例区と都道府県選挙区とになっているが、この際、比例区も選挙区も無くし、全国11ブロックにすべきでないか。
 ブロックごとに人口100万人で定数一人割り振っていけば今の242人から100人は削減できる。このくらい思い切った抜本的改正案を作って欲しいものである。
 そうすることによって参議院の重み、位置づけも明確になるのである。参院の選挙制度協議会の英断を待ちたい。
 同じく読売新聞4面に「国会改革メド立たず 与党『衆院先行』民主『衆参同時』」という記事もある。
 一昨年11月の当時の野田首相と安倍自民党総裁との党首討論で次期通常国会で一票の格差是正と、大胆な定数削減を行う事を国民に約束し、総選挙を行った。
 しかし昨年の通常国会では、議題にも上がらず今年の通常国会も残り70日しかないのに、全く議論が進んでいないのは立法府の怠慢である。
 特に一票の格差については、違憲、違憲状態と判決が相次いで出ている。国民の代表たる国会議員がその責任を果たしていない最たる案件が一票の格差是正、国会改革である。
 与野党の枠を超えて全国会議員が一丸となって取り組む一番の課題である。国会議員自ら、身を削る、血を流す決意を持って国民との約束を果たして欲しいものである。

鈴木宗男

2014年4月12日(土)

 12時より北海道の道市町村議会議員の集まりである「ムネオ塾」を開く。全道各地から道・市・町・村議員が参加され、来年の統一地方選挙に向けて必勝を誓いあう。
 13時半から「新党大地鈴木宗男北海道セミナー」を開催。いつも通り世話人代表の松山千春さんの挨拶で始まる。
 松山千春さんが「ムネオさんは8億円もらう、いや出してくれる人もなく、しかし心のこもった浄財を戴き政治活動している。ご出席の皆さんに心から感謝したい。」と私の胸の内を推し量ったお礼を述べて下さる。
 生涯の「心友」松山千春さんに心から感謝するものである。
 佐藤優さんが「ウクライナ情勢と北方領土問題」について講演し報道に出ていない情勢と分析に皆さん「目からうろこ」だったことだろう。
 鈴木たかこ代議士も国会議員として初めてのセミナーで気合いの入った政治家としての決意を述べられた。
 昨年のセミナーは、衆議院選挙が終わって4カ月で少し複雑な思いであったが、今年のセミナーは鈴木たかこ代議士が誕生し、しかも最年少国会議員を新党大地から出している事で、明るい将来の展望の持てる会となった。
 全道各地から1500人もの人が出席され、人間関係にただただ感謝したものである。この人間関係の深さ、絆が鈴木宗男の強みである。
 いつの日かおいで下さった皆さんに喜んでもらえる日を必ず得たいと改めて胸に秘めるものである。
 ご協力戴きながら都合により来れなかった方々にも心からお礼申し上げたい。
 「生きていれば良い事がある。生きていれば逆転もある。」鈴木宗男の生き様を示して参りたいと改めて決意するものである。

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〔新党大地・鈴木宗男「第9回北海道セミナー」〕


代表世話人 松山 千春氏

新党大地代表代理 衆議院議員 鈴木 貴子

大宅壮一賞受賞作家 佐藤 優氏

鈴木 典子夫人

新党大地 代表 鈴木宗男

鈴木宗男

2014年4月11日(金)

 環太平洋連携協定(TPP)の日米交渉が米側ラフマンUSTR(米通商代表部)代表、日本側甘利担当相とでの間で連日行われているが、日本にとって米など重要5農作物の関税を残すことは絶対必要であり、譲れない点である。
 オーストラリアとの経済連携協定(EPA)では一定の関税率を設けることで合意したが、米国にもオーストラリアとのEPAを基準にして強く日本の主張をすべきである。
 そもそも民主党 菅直人首相の時、消費増税・TPPの話が突如出てきた。民主党政権を「何もしなかった。政治がなかった」と批判してきた自民党が何故、消費増税もTPPも引き継いでしまったのか。判りづらい構図である。
 消費増税は財政再建・社会保障の財源確保・高齢化対策等のため議論の余地はあるが、菅首相が突如TPP交渉参加は降ってわいたような突然の話であった。日本全体の国益に叶うのか十分な議論や裏付けのある話でなかった。
 特に無責任なことは「日本の主張が通らなければ途中でやめればよい」と言う声であった。いったん交渉に入るとどこかで折り合いを付けるのが民主主義・自由経済のルールである。安易な判断が日本の一次産業をなくしてしまう可能性がある。
 オバマ大統領が来るからといってなにも拙速にTPPを詰める必要はない。第一次産業に従事する人達がこれならばやっていけると言う確かな担保の下での交渉をしてほしいものだ。数字ありきや妥結ありきではなく、自然と向き合って仕事をしている人達の思いをしっかり受け止めて交渉してほしいものである。
 何も急ぐ必要はないのであるから。
 朝千歳から女満別に飛び網走に行き、昭和58年からお世話になっている方が亡くなり弔問。病気には勝てないものだとしみじみ感じながら手を合わせる。
 お昼に来月講演をするJCの皆さんと打ち合わせ。
 夕方札幌に戻り、明日13時半から開催の「新党大地・鈴木宗男セミナー」の打ち合わせを札幌事務所で行う。
 多くの大変お世話になっている、又、古くからの懐かしい人とお会いできるのが楽しみである。

鈴木宗男

2014年4月10日(木)

 昨日記者会見した小保方氏についてテレビ・朝の報道番組・ワイドショー・新聞各紙も一面から社会面と満載である。
 STAP細胞が実在すると小保方氏は自信を持って言ったが、具体的な科学的根拠は示されなかった。
 STAP細胞を共同研究者らの立会いの下で200回以上作ったと言うが、それならば共同研究者にも証言してもらえば良いものを何故しなかったのか。
 「STAP細胞は存在します」と明言しながら「私の未熟さ、不勉強が原因」と言っていたが、STAP細胞があったなら未熟さ・不勉強と言う必要がないのではないか。素人目から見ても良く判らない説明である。
 新たな万能細胞が見つかったと言って英国の科学誌に発表したのが問題のスタートである。
 そして理研の調査委員会は捏造や改ざんと言う不正があったと認定したのだ。理研も小保方氏も日本の信用にかかわることなのでしっかりと調査報告、実験について一日も早く示してほしいものだ。
 「日本人はどうなっているんだ。嘘つきだ」と言われないためにも両者の果たす説明責任は重いと思うものである。
 東京第二検察審査会が東京電力福島第一原発事故を巡り業務上過失傷害容疑で告発された菅直人元首相・枝野元官房長官・民主党の海江田万里代表について「不起訴相当」と8日付で議決していたと報道で知る。
 社会面ベタ記事で見落としかねない。
 今も続いている東京電力福島原発事故であり、もっと大きく扱われてもよいと思いながらも政治家に特に時の政権に緊張感を持たせる意味でも告発されたことは良かったと考える。
 最高指導者の判断違いは、国益はもとより地域に甚大な被害・損害を与えることになるのだから。
 今後とも時の政権に対し検証する上でも市民はビシビシ問題提起をしてほしいものである。
 夕方千歳に飛び、苫小牧市に行き、女性組織の集まり「八重桜会」総会に出席。女性のパワーを感じながらこの15年間の巡り合せ、ご縁に感謝するものである。

鈴木宗男

2014年4月9日(水)

 与野党7党は昨日、憲法改正手続きを確定させる国民投票改正案を衆議院に共同提出している。
 国民投票改正案は憲法改正の是非を問うものだが、憲法改正には各党それぞれ温度差がある。
 衆議院では自民・維新・みんなが憲法改正に前向きで3分の2の議席を持つが、参議院は3分の2がないので国民投票法改正案が成立したとしても実施に至るにはハードルがある。
 憲法96条では衆議院・参議院の3分の2以上で憲法改正を発議し、その後、国民投票で過半数の賛成を必要としている。
 今回の改正案では法施行から4年後に投票年齢を20歳から18歳以上に引き下がることや公務員の政治活動にも触れているが、何よりも国民の理解を得ることが一番である。
 日本の将来に係ることなので国民から選ばれた国会議員はしっかり議論に議論を重ね、国民に説明責任を果たして戴きたい。
 STAP(スタップ細胞)の論文問題で小保方氏が記者会見した。
 捏造(ねつぞう)改竄(かいざん)があったと認定されたことに対し不服申し立てをし、それに対しての説明・反論の機会だったと思うが、読者の皆さんはどう受け止めたであろうか。
 理化学研究所調査委員会はきちんとした報告を一日も早く出して戴きたいものである。
 釧路で葬儀委員長を務め、収骨・繰り上げ法要にも出席しお参りし、夕方東京に戻る。
 人生の別れ・出会い等をしみじみ考えた一日でもあった。

鈴木宗男

2014年4月8日(火)

 みんなの党 渡辺喜美代表が昨日8億円借り入れ問題で辞任したが、今朝のテレビ報道・新聞各紙は渡辺氏の説明に対し納得していない。国民も同じ認識だろう。8億円と言うお金はとんでもなく大金である。
 前回の記者会見で手元に残っていないと言っていたお金は、昨日は妻の口座で保守・管理してもらっていたと述べている。
 これでは猪瀬前都知事の妻の貸金庫に保管していたと同じ流れである。
 又、渡辺氏は法的には問題がないというが、決めるのは検察・警察で、特に世論である。
 自分から法的に問題ないと言っても法律以上に重い道義的責任問題はまだ解決されていないのである。
 返金してもこの問題の決着ではないというのがテレビ・新聞での一般の皆さんの圧倒的声である。お金の使い道を正直に説明した方が渡辺喜美氏の将来のためではないか。
 お金を貸したDHCの吉田会長は「問題は私に嘘をついたかもしれないということですが、中略、これからは嘘をつかないようにしましょうねと注意して上げるだけの話です」とコメントしているが、「嘘」と言われないためにもやはり説明責任を果たすことが大事である。時間を置くと又、色々言われる。一日も早くあの饒舌(じょうぜつ)な喜美流のもの言いで国民がわかったと理解する説明を願ってやまない。
 3月14日から2泊3日の予定で2歳と9カ月の子供を預かり、2歳の男児の遺体が見つかり死体遺棄容疑で逮捕されたベビーシッターが再逮捕されている。
 9カ月の子にミルクをあげず、発見時には服も着てなく低体温症脱水症状もあり体に数個の痣があったという。
 この件についてはブログで乙武さんとのやり取りもあったが、どう考えてもよく調べず、自分のお腹を痛めたかけがえのない最愛のしかも2歳と9カ月の子供をいい加減なベビーシッターに預けた親の責任は大きいのではないか。
 22歳の母親の近くに44歳の自分の母親がいるにもかかわらず、何のために2泊3日預けたのか。
 その説明もなく極めて安易にネットで見つけたベビーシッターに預け、一人は亡くなり、もう一人も今も入院中と聞くとやはり親としての基本的な心構え、有り様が問われるのではないか。
 こうした悲しい出来事が2度と再び起きないことを願う者として、やはりこのお母さんにどうした経緯でベビーシッターを頼み、身元確認等どうだったのか話してもらうことが世の中色々な事情の中で頑張っているシングルマザーの皆さんに安心と勇気を与え、更に政治の面で何をサポートし政策展開が必要か見えてくると思うのだが。
 午後から大変お世話になっている方が亡くなり、葬儀委員長を仰せ付かったので釧路に飛ぶ。
 昭和58年からの支援者との別れは辛いものである。心からのご冥福をお祈り申し上げた。

鈴木宗男

2014年4月7日(月)

 昨日、WBC世界ライト級・フライ級ダブルタイトルマッチが行われた東京大田区総合体育館で世界ボクシング評議会(WBC)のマウリシオ・スライマン会長が静岡地裁で再審開始が認められ、48年振りに釈放された袴田巌さんに名誉チャンピオンベルトを贈られた。
 体調検査で入院中の袴田さんに代わって姉の秀子さんが金色に輝くチャンピオンベルトを高々と掲げ感激の表情を示していたが、今や袴田さんの件は世界が注目しているといってよい。
 悪しき権力の間違いが一人の尊い人生を奪ってしまった責任、罪は重い。
 私は国会議員時代から「袴田死刑囚救済議員連盟」を立ち上げ、事務局を担い、今は鈴木たかこ代議士が引き継いでいるが、袴田事件を見てきた者として検察・警察のやり方に強い憤りを感じてやまない。
 今尚、検察・警察が48年間自由を奪ったことに対し、一切のお詫びも反省もない。上から目線の姿にこれらに真実を追求する資格はないとつくづく思うものである。検察官・警察官である前に一人の人間であれと言いたい。
 袴田さんのお姉さんがチャンピオンベルトを手に「早く巌に見せたい」と言っていたが、必ず「無実」という大きな「タイトルベルト」が付くことを信じて疑わないものである。
 私も東京地裁に再審請求をしているものだが、しっかり新しい証拠も出したので、法律の専門家である村木事件で無罪を勝ち得た弘中惇一郎弁護士、足利事件で18年間服役していた菅谷利和さんをDNA鑑定で無罪にした佐藤博史弁護士、元裁判官の木谷明弁護士、同じく裁判官の石塚章夫弁護士の力を借りて真実を明らかにすべく闘って参りたい。
 私も天国と地獄を経験したと自分では思っているが、袴田さんの48年間に比べたら全く比較にならない時間である。しっかり闘って参りたい。
 みんなの党 渡辺喜美代表が、代表辞任記者会見をした。
 8億円は個人的に借りた、法律にも触れないといっているが、8億円と言う金額はとんでもなく大きな金額である。
 個人的にこの8億円がなんのために必要であったかその説明は一切されていない。ここを正直に説明することが大事ではないのか。
 この説明がない限り、国民の目は厳しいもので、いつまでも付いて回ることになる。年齢的にもまだ将来ある渡辺喜美氏である。
 吉田会長のメールには「供託金払い終えました」という写真として記事にも出ている。
 一日も早く説明責任を果たすことが必要ではと思うのだが。

鈴木宗男

2014年4月6日(日)

 密室での検察、警察による強圧的な、恣意的な意図的な、又あらかじめ検察はシナリオストーリーをつくりそれに沿った供述調書の作製により事件がつくられ冤罪事件をうむことになる。私は自分が逮捕されるまで検察は正義の味方と思っていたが、とんでもない間違いだった。
 一部青年将校化した、出世しか考えない相手の弱みにつけ込んだ調書づくり等、検察は権力を背景としてなんでもありというやり方だった。
 私の逮捕となったヤマリン事件でも稲川という検事は、「我々に刃向かう者はすべて蹴散らす」と善良な一市民に向かって言っている。私を調べた東京地検特捜部谷川恒夫副部長(当時)に、私が「最初から鈴木ありきの国策捜査でないか」と言うと、谷川副部長は「権力を背景にやっておりますのでそう受け止められるならその通りです」と平然と言ってのけた。それを聞いてあ然としたものである。
 私は平成15年8月29日東京拘置所を出てから一貫して「取り調べの可視化」を訴えつづけ署名活動もしている。江田五月法相(当時)に新党大地として約8万近い署名簿を届けたこともある。
 現在も可視化することで冤罪を生まないはどめになりますよと運動を展開している。
 今朝の北海道新聞29面に「『可視化』求め意見書続々適正捜査のため必要、全国222地方議会が可決」という記事があり注目した。
 可視化に向け、全国からしかも民主的手続きで選ばれた議員が議会決定することは重いことである。この流れを更に拡げて取り調べの全面録音・録画を実現したいものである。
 間違った権力によって人生挫折や失望をした筆舌につくしがたい辛さを味わった人の為にも私は闘っていく。
 袴田厳さんだって「可視化」されていれば死刑囚にもならなかったであろうし、48年間も塀の中にいなくてすんだことである。可視化に向け、地方議会の動きが一層拡がっていくことを期待したい。
 私もいたるところで可視化の必要性を説いて参りたい。
 8時半から米沢のりひささんの帯広市長選挙出陣式。4年前の前回は自民党推薦候補と138票のきわどい勝利だったが、今回はその自民党も候補を出せず、無競争で現職米沢氏が当選となった。来年の統一地方選挙に向け、幸先良い流れとなった。
 北海道では新党大地がリードし推薦、応援してきた市長はじめ町・村長が沢山おられる。この仲間とスクラムを組んで「明日の日本をつくる北海道」にして参る決意である。

鈴木宗男

2014年4月5日(土)

 2015年度から小学校で使われる教科書の検定結果を文部科学省が公表している。沖縄県尖閣諸島と島根県竹島について「日本の固有の領土」という表現をはじめて加えている。早速、中国外務省・韓国外務省は反応している。
 中国は「挑発を辞めるよう求める」といい、韓国は別所駐韓大使を呼んで抗議している。領土問題は国家主権にかかわる問題である。
 ここで大事なことは、政府は我が国における領土問題は北方領土と竹島ですと言ってきた。尖閣は日本が実効支配し、領土問題ではない。それなのにこうして尖閣に触れることに寄り中国にものを言わせる口実になってくる。この点、文部科学省もしっかり勉強してほしいものだ。
 この教科書検定でもう一つ問題が出ている。
 北海道新聞2面に「南樺太千島の帰属協議中と取られる表現、意見付き修正」という見出しで次のような記事がある。
 「今回の教科書検定では帝国書院の小学校用の地図帳が南樺太とウルップ島(得撫島)以北の千島列島に関して日本とロシアが領有権をめぐって協議しているかのような説明になっているとして検定意見が付き同社が記述を修正した。
 外務省などによると日本はこの地域について1951年のサンフランシスコ平和条約で領有権を放棄し、現在帰属は未定との立場だ。
 しかし、地図帳では「日本が領有を放棄した地域ですが、ロシアとの間で帰属について決着がついていません」と説明。ロシアと帰属をめぐって協議しているかのような内容であるため「理解しがたい」と決定意見が付いた。同社は結局「ロシアと同じで…」以下の文書を削除し「現在は帰属が未定になっています」とした(北海道新聞2面)。なんとも判りづらい表現である。
 1951年、南樺太と千島を日本は放棄した。今更帰属は未定だという外務省の考えは通用しない。
 1997年12月、日本は南樺太(現サハリン)、ユジノサハリンスクに日本政府の出張駐在官所を立ち上げ、今は日本国在ユジノサハリンスク総領事館となっている。ロシア政府の許可のもとできたのである。
 ということは日本が自ら南樺太はロシアの物ですよという認識の中で進めたのである。
 当時外務省は「放棄はしたが、帰属は決まっておりません」という姿勢だったが、北方四島が一つも帰ってこない現状でこれから南樺太も日本のものだと主張できるのか。現実的判断をすべきでないかと私は厳しく言ったものだ。
 地政学的にも、歴史的にも重要なユジノサハリンスクに日本政府の公館を静かに設置することで大人の対応で日露関係がより前進すると私は考えたものである。
 こうしたことにつき国民から選ばれた国会議員は歴史の経緯等、時系列をよくよく勉強して領土返還運動ではなく領土問題解決の交渉をしてほしいものである。
 今日もみんなの党 渡辺喜美代表のことが大きく報道されている。
 佐藤正夫衆院議員、和田政宗参院議員は渡辺代表に辞任を求めそれを受け浅尾幹事長は電話で渡辺代表に厳しい党内情勢を伝えたという。
 みんなの党 渡辺喜美代表がどう判断するのか、次の一手はあるのか、関心の持つところだ。
 他人の不祥事では出処進退について極めて厳しいことを言い、自分のことに関しては逃げている渡辺喜美みんなの党代表に少なからず失望している人は多いのではないか。

鈴木宗男

2014年4月4日(金)

 今日もみんなの党 渡辺喜美代表のことが新聞各紙は取り上げている。各紙の見出しを紹介したい。

 読売新聞2面「渡辺代表の辞任論拡大 みんな会合本人欠席説明なし」
 朝日新聞4面「渡辺代表の辞任要求拡がる みんな」
 日本経済新聞4面「渡辺代表辞任論拡がる みんな、議員の意見聴取へ」
 毎日新聞2面「広がる渡辺代表 辞任論みんな 党内調査公表へ」
 産経新聞5面「渡辺氏8億円問題 代表辞任論広がる みんな、15日に調査報告」
 東京新聞6面「渡辺代表 借入金15日に調査結果 みんなの党」

 どこも渡辺喜美みんなの党代表に対して、理解・擁護の論調はない。国民も同じ認識と思う。
 「8億円」というお金はとてつもなく大きな金額である。このことを渡辺喜美みんなの党代表は一日も早く何に使い、どう処理したのか国民に説明すべきである。
 あれだけ饒舌(じょうぜつ)な渡辺喜美みんなの党代表がなぜ、黙っているのか不思議だ。独特の言いまわしで、時には流行語を、時には新語を自ら発信してきた渡辺喜美みんなの党代表である。
 小沢一郎さんの時も、鳩山由紀夫さんの時もバッサリ切って捨てた渡辺喜美みんなの党代表だった。
 細川護煕氏が都知事選挙に出た時も東京佐川からの5億円について厳しく指摘されていた。渡辺喜美みんなの党代表の歯切れのよい説明を待ちたい。
 私の経験からも時間をかければかけるほど不信感が先行してしまう。早く説明責任を果たした方が良いと親切心を持ってお勧めしたい。
 夕方、札幌に向い、在札幌ロシア総領事 サープリン氏の送別会で挨拶。私が会長をしている軟式野球サッポロリーグ倶楽部の今シーズンのスタートにあたっての懇親会に出席し、挨拶をする。
 札幌も待ちに待った春到来である。

鈴木宗男

2014年4月3日(木)

 連日、みんなの党 渡辺喜美代表の8億円借り入れ問題が大きく報道されている。
 本日発売の週刊新潮では「酉の市の熊手で逃げる『渡辺喜美』代議士に告ぐ!8億円が『選挙資金』でないなら詐欺だ!独占第二弾、DHC吉田嘉明会長」という大見出し特集もされている。先週に続いての週刊新潮の特集である。
 朝日新聞朝刊では、ディーエイチシー(DHC)の吉田会長は2012年、衆議院選前に5億円を貸した10日後に渡辺喜美代表から「供託金の支払いを終えた。ありがとうございました」と報告メールが受信され、選挙後も「お世話になりました。お蔭様で()りすぐりの18人が当選しました。尚、やり繰りの方はなんとかなりそうです」とメールがきたという。
 これに対し渡辺喜美みんなの党代表は「当時使っていた携帯電話がなく確認のしょうがない。そのようなメールを送った記憶もない」と朝日新聞の取材に回答したそうだ。
 党のホームページには「たとえそれ(メール)が本物であったとしても法律違反は生じません」と記している。(朝日新聞朝刊1面)
 「8億円個人的に借りた」と渡辺喜美みんなの党代表は記者団に自ら話しているのに、中身は選挙資金に使っているならば記載、届出しなくてはならない性質のものである。
 DHC吉田会長の話からしても熊手を買った話と言い、この朝日新聞との渡辺喜美みんなの党代表のやり取りはどう考えても渡辺喜美みんなの党代表の説明に国民は納得するだろうか。
 8億円というお金は一般サラリーマンが一生働いても得られる金額ではない。「8億円から熊手を買った」という説明を国民はどう思うだろうか。高卒で生涯給与約2億円、大卒で約2億5千万円と言われる。8億円はとてつもない大きな金額なのである。
 私は12年前、やまりん事件で逮捕されたが、その時の検察は400万円の内閣官房副長官就任祝いの政治資金をしかも領収書を切り、法律の範囲内の献金を受託収賄として事件を作り上げたが、そこで私が反省したのは法律に触れないとは言っても一度に400万円、サラリーマンの年収分を受け取ったのでは一般的には反発はあっても理解されるものではないということである。だから世論は検察の動きに違和感を持たなかったのである。
 渡辺喜美みんなの党代表は表に出て正直に事実関係を話すことをお勧めしたい。
 小沢一郎さんや鳩山由紀夫さん、細川護煕さんに対し渡辺喜美みんなの党代表はどんな表現で何を言ったかしっかり想い出すべきだ。
今あなたにそのツケ・ブーメランが返ってきているのである。このことを頭に入れ説明責任を一日も早くなされることを改めてお勧めしたい。

鈴木宗男

2014年4月1日(火)

 残念というか、厳しく言うならば「とんでもない」と言った方が判りやすいと思うが、袴田事件判決に検察は昨日、即日抗告をした。
 静岡地検の西谷隆次席検事が「決定はDNA鑑定に関する証拠の評価などに問題がある。各種の証拠について合理的な根拠もないのに警察によって捏造された疑いがあるとしており承服できない」と文書でコメントした。(東京新聞26面)と出ている。
 文書で一方的な自分達検察の主張をするならなぜ堂々と記者会見し検察の考えを述べないのか。上から目線の権力を笠にしたやり方である。
 検察側が自信があるなら裁判で国民周知の中でさまざまなやり取りをすればよいのではないか。
 48年間、堀の中におかれ、自由の身となっても衆人環視の中にいる袴田さんである。何も逃げ隠れする人ではない。又、人生限られた年齢になって来ている。いたずらに時間をかけるのではなく、地裁の再審開始を真摯に受け止め、粛々と真実を明らかにしていくのが全うな考えでないか。
 無罪の証拠が十分そろっているにもかかわらず、検察の面子、独りよがりの意地で特別抗告されたのでは税金の無駄遣いである。検察の悪しき体質を正すべく国民から選ばれた国会議員は立ち上がってほしいものである。
 48年振りに見る「桜」に袴田さんはどんな思いでいるだろうか。貴重な、尊いかけがえのない「時」を堀に閉じ込めていた責任を検察はもっと人間味を持って受け止めてほしいものである。

鈴木宗男

2014年4月2日(水)

 世界を騒がせたと言ってよいSTAP細胞論文について、昨日、理化学研究所は、「小保方氏がデータを捏造(ねつぞう)改竄(かいざん)」していたと発表した。
 STAP細胞そのものの存在については触れられていない。
 不正と言われた小保方氏は、強く反発し、不服申し立てをすると報道されている。
 理化学研究所の野依理事長が、下村文部科学大臣に報告したが、下村文部科学大臣は、その後、報道陣に「再調査を求めた」と述べている。
 不思議に思うのは、STAP細胞問題がおきてから、小保方氏が一度も表に出て、説明責任を果たさないことである。昨日の調査報告書に対しても、小保方氏は「『悪意の無い間違い』であるにも関わらず、改竄(かいざん)捏造(ねつぞう)と決めつけられたことはとても承服できません。近日中に理化学研究所に不服申し立てをします。」とコメントしているが、それならご本人が、事実関係を肉声で説明するのが筋ではないか。又、これだけ大きく取り上げられ、研究者、学者の中でも、様々な意見、声があるわけだから、小保方氏には当然説明責任が求められている。
 何とも分かり辛い流れである。
 理化学研究所も、STAP細胞があったのかどうか、組織として問題はなかったのかどうか、しっかり調査すべきでないか。
 日本の信用にも関わることであり、このことをしっかり肝に銘じて取り組んでいただきたいものだ。

 消費税が8%に増税されたのに、国会議員の定数削減は、議論すら進んでいない。
 歳費削減も、東日本大震災から半年間、月額50万円、翌年5月から2年間の特例で年270万円、13%の削減をしてきたが、その期限も今月で切れ、国会議員の歳費は元に戻ることになる。
 国民に負担を強いながら、自分達は身を切る決意と実行しない政治家に呆れている国民は多い。
 8億円という巨額を借り入れながら、「問題ない」と平然としているみんなの党渡辺喜美氏。何か政治家の頭に虫が入っている様な、言いようのない虚脱感、無力感を感じているのは私だけだろうか。
 国民から選ばれた国会議員は、もっと政治家の重み、価値を考えてほしいものである。

 朝の便で千歳に飛び、札幌で後援戴いている会社のイベントに出席し、夕方、胆振管内白老町、苫小牧市を廻る。
 4月に入り北海道も春近しの様相である。

鈴木宗男

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