ムネオの日記

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ムネオの歩み

2015年9月

2015年9月30日(水)

 菅官房長官がテレビで歌手・俳優の福山雅治さんと俳優の吹石一恵さんが結婚発表したことについて菅官房長官の発言が記者会見で取り上げられたと新聞記事で知り驚く。正確を記すために引用させて戴く。

「結婚を機に、ママさんたちが『一緒に子どもを産みたい』という形で、国家に貢献してくれればいい。たくさん産んでください」と述べた。
 番組後の記者会見で「結婚は子どもを産む前提だと取られかねない」と質問されたのに対し、菅氏は「結婚や出産が個人の自由であることは当然だ。結婚について聞かれたので、大変人気が高いビッグカップルなので、世の中が明るくなればいいという趣旨だった」と釈明。「子どもを産みやすく、育てやすい社会をつくるのが政府の役割だ」と強調した。
 2007年に第1次安倍内閣の柳沢伯夫厚生労働相が「女性は産む機械」と発言して批判を受けたことを連想するとの指摘に対しては「それは全く当たらない」と否定した。
(東京新聞6面)

 祝福の気持ちで述べたと受け止めるが、普通の認識だと思うが。全く違う価値観で受け止める感覚が判らない。
 日本を代表する、活躍するカップルの誕生をお祝いの気持ちで発して、揚げ足を取るような感覚はどうしてそうなるのか。どう考えても不思議でならない。
 共に喜びを分かち合う、共に悲しみも分かち合うのはいかに時代が変わろうと不変の価値ではないだろうか。
 高度成長が進み「モノ」「カネ」優先の社会になり、新自由主義政策、「強い者が善」「弱い者は悪」というような風潮になってから「心」を失った日本になってしまった。
 今一度、「節度・道義・信義」を取り戻さなくてはならないと思うのは私だけだろうか。
 「思いやり・慈しみ・優しさ・愛情」、誰しもが持っている「心」を今こそ共々活かして行きたいものである。

鈴木宗男

2015年9月29日(火)

 28日、ニューヨークで日露首脳会談が行われた。外務省発表の概要は次の通りである。

国連総会の際の日露首脳会談

 9月28日、国連総会に参加のためニューヨークを訪問中の安倍総理は、プーチン大統領との間で日露首脳会談を行った。
 今回の首脳会談は、安倍総理にとって第一次安倍内閣の時を含めると11回目のプーチン大統領との会談となった。
 会談は、30分間の会談に続いて、最後の10分間は安倍総理とプーチン大統領が通訳のみを同席させ、二人だけで行われ、合計で約40分間の会談となった。

1 会談の主要点
 今回の日露首脳会談では、平和条約締結交渉をはじめとする今後の日露関係について、親密な雰囲気の中、率直かつ幅広い議論が行われた。

 この会談において
(1)領土問題については、双方に受け入れ可能な解決策を作成するため、交渉の前進を図ること。
(2)今後、G20やAPECの機会を活用して、首脳会談を開催し、首脳レベルでの対話を継続すること。
(3)昨年11月のAPECの際の首脳間の合意に基づき、プーチン大統領の訪日に向けて引き続きベストな時期を探っていくことについて一致した。
 また、ウクライナ情勢やシリア情勢についても話し合われた。

2 両首脳の間で、以下のやりとりがあった。

(1)二国間関係全般
 プーチン大統領から、日露関係はここ最近進展が見られる、両国の接触の機会も様々な分野で増えている。他方で貿易額には減少傾向が見られる、それでも日露両国の関係の改善に向けて潜在性があるとして、二国間の様々な両国間の協力について指摘があった。また、同大統領から、先週の岸田大臣の訪露による日露外相会談及び貿易経済政府間委員会の開催への評価の発言があり、10月8日に平和条約締結交渉を行うことを改めて確認した。
 安倍総理から、プーチン大統領の訪日をベストな時期に実現したいという自分の気持ちは変わっていない、そのために平和条約交渉を中心とする政治分野と経済等の分野において成果を準備したい。そうした分野は、建設的で静かな雰囲気の中で進めていきたいと述べた。また、安倍総理から先週岸田大臣がロシアを訪問したシュヴァロフ第一副首相との日露貿易経済政府間委員会では、日露経済関係の進捗をレビューしたこと。ラヴロフ外相との会談では、平和条約締結交渉、すなわち領土問題について突っ込んだ議論を行ない、10月8日に次官級の平和条約締結交渉を実施することで一致したこと。平和条約締結交渉を2013年4月の両首脳の合意に沿って進展させていく必要があることを述べた。

(2)今後の首脳間の対話
 安倍総理より、今後は11月に行われるG20やAPECなどの国際会議の機会を活用し、平和条約締結問題を含めて率直な意見交換をしたいと述べたのに対し、プーチン大統領もこれに賛同した。

(3)ウクライナ情勢
 安倍総理から、ウクライナ東部情勢については、9月1日以降、停戦合意が概ね維持されており、10月2日のノルマンディー・フォーマットでの首脳会談で成果が得られることを期待すること及び「ミンスク合意」の完全な履行に向けてロシアが引き続き建設的な役割を果たすことを強く期待する旨述べた。
 プーチン大統領から、ウクライナ側にもミンスク合意をしっかり遵守してもらう必要がある旨、また、この後ポロシェンコ大統領との会談でも安倍総理からその旨伝えて頂きたい旨の発言があった。

(4)シリア情勢
 安倍総理から、難民が流出しているシリア情勢の安定化は極めて重要であると述べたのに対し、プーチン大統領から、最も重要な点はテロの蔓延であるとして、その撲滅に向けてのロシアとしての取組について説明があった。

 予想された通りの会談だったが、今、日露関係で大事なことは「信頼醸成」である。
 11月15日からのG20、同17日からのAPECで会談し、昨年2月のソチオリンピック開会式までの良好だった日露の信頼関係を取り戻すことである。
 その上で日露関係のダイナミックな進展を期待するしかない。安倍首相のやる気に期待したい。

鈴木宗男

2015年9月28日(月)

 9月16日に北海道新幹線の開業日が来年3月26日と発表されてから、道内では新幹線効果を期待するニュース報道が連日出ている。特に道南、函館ではその期待感が強い。
 函館は北海道の玄関口として知名度も高く、文化的・歴史的施設や、自然の観光地も豊富である。
 函館に大勢の人が来られ、更に北海道内各地に流れれば大きな経済効果を生むことになる。
 北海道は観光産業が一つの柱でもある。さまざまなアピールをしながら、北海道を知ってもらうことが一番である。
 あわせて函館から札幌まで高速道路は繋がっていない。一日も早く高速道路開通を図ることも急務である。
 空港・新幹線・高速道路・港の活用、使い方によって人の流れ、物の流れが変わって来る。
 北海道のインフラ整備はまだまだ遅れていると思いながら、政治力の必要性を感じるものである。
 北海道北見市の市長選挙が昨日投開票された。なんと投票率は41.73%で過去最低である。
 市長が亡くなり、オール北見の候補者と共産党候補者との闘いとなり、あらかじめ勝ち負けが決まっていたのがこの低投票率に繋がってしまったのか。
 各級選挙で投票率の低さが話題になるが、どうしたら投票率が上がるか、真剣に考えなくてはならない問題である。

鈴木宗男

2015年9月27日(日)

 安倍首相はニューヨークで、ドイツ・インド・ブラジルの首脳と国連改革について会談した。
 ドイツ メルケル首相・ブラジル ジルマ・ルセフ大統領は女性で、テレビを見ていても存在感があった。
 それぞれの国が常任理事国入りを考えているようだが、日本とドイツは今もって国連憲章では「敵国条項」に記されている。
 「第二次世界大戦中に連合国の敵国であった国」に対する措置を規定した第53条および第107条と、敵国について言及している第77条の一部文言を指す。日本・ドイツ・イタリア・ブルガリア・ハンガリー・ルーマニア・フィンランドがこれに該当すると例示している。
 戦後70年、一滴の血を流さず平和国家として歩んだ日本である。国連の分担金もアメリカに次いで多く負担してきた日本である。
 戦後70年、節目の年というなら安倍首相は「もはや、敵国条項は必要ないのでは」と演説して良いのではないか。
 「敵国条項」に入っている国が常任理事国入りを希望する前に「立場」を公平に認めてもらうことが先でないかと思うのだが。
 200を超える国が加盟し、そこで3分の2の賛成を得るのは大変高いハードルである。
 しかし、堂々と日本の訴えをして良い時ではないか。耳触りの良い話だけでなく、あえて現実的な話を強くすることも国際社会の一員として、しかも国連に協力してきた日本として戦後70年にあたり、必要だと思うのだが。
 釧路から列車で帯広へ向かい、松緑神道大和山さんのチャリティーバザー開会式に出席し挨拶をさせて戴き、また、列車に乗って札幌に出て、同じく大和山さんのチャリティーバザーに足を運ぶ。
 世界平和のために一日奉仕をする人の尊い姿に手を合わせながら、人目のつかないところで陰徳を積んでいる立派な人が沢山居られることを誇りに思うものである。

鈴木宗男

2015年9月26日(土)

 通常国会が昨日で閉会した。安全保障法案で最後は国権の最高機関である国会の体をなさない状態での終了だった。
 国会は「議論に議論を重ねて、そこで得た結論はお互い責任を持つ」が鉄則である。
 国民から十分な理解も得られず、しかも特別委員会は乱闘しているかに見える姿に国民は政治不信を感じたことだろう。
 安倍首相は昨日の記者会見で「国民の理解を得るべく努力を重ねて行く」と述べているが、何処でどうやって理解を得るのかの説明はない。
 具体的な行動計画を示して戴ければ国民の受け止めも違ってくるのではないか。
 会見で外交について「ロシア・中国・韓国との関係改善に、これまで以上に力を入れる」と述べていたが、この視点は極めて大事である。
 隣近所で「気にくわない・何となくあの人とは近くで一緒に住みたくない」と思えば引っ越しは可能である。だが、国と国は引っ越しが出来ない。隣国とは折り合いを付けて行くしかないのである。
 日本には「遠くの親戚より、近くの他人」という言葉がある。アメリカは親戚関係だが、しかし遠い。ロシア・中国・韓国は正に隣国、隣人である。この地政学条件は変えることが出来ない。
 安倍首相が隣国との関係を前面に出してきたことで、今後、どんな手を打って行くのか注目して参りたい。
 北海道は各地から紅葉の便りが伝えられる。自然の移ろい、変化に心が和むものである。
 四季が一番はっきりしているのが北海道だと思うが、この自然の恵みを活かして行くことが、北海道が生きる道だとつくづく思うものである。

鈴木宗男

2015年9月25日(金)

 安倍首相は昨日、自民党両院議員総会で党総裁再選が正式に決定された。
 その後の記者会見で、GDP(国内総生産)600兆円、強い経済、子育て支援、社会保障と新しい3本の矢を発表している。
 500兆弱のGDPを100兆円増やす目標について「いつまでに」という時期は明確に言わなかったが、相当大きな数字である。
 「アベノミクス」という言葉は躍るが、誰が恩恵を受けているのか。地方の現状はどうなっているのか。足元をよく見た政治をしてほしいものである。
 「地方再生」というなら、地方に人が住む環境を作ることである。第一次産業を成長産業にと言うなら、第一次産業に人が定着することである。農業・漁業・林業を見ると、やめて行く人が増えているのが実状である。この点、言っていることと現実とはかけ離れている。地方の声を、声なき声が反映された政治を願うものである。
 デフレ脱却、景気回復には与党も野党もない。知恵を出しあい、国民の為の政治を推し進めてほしいものだ。
 新国立競技場の整備計画問題で文部化科学省の第三者委員会は報告書をまとめた。
 それによると下村文科相や日本スポーツ振興センター(JSC)の河野一郎理事長の結果責任に触れている。
 河野理事長は今月末の任期満了を機に退任するそうだ。辞める前に国民にきちんと説明してほしいものだ。
 下村文科相は昨夜、安倍総理に辞意を伝え、総理から来月の内閣改造まで遺留されたと報道されている。
 辞意を伝える前に、国民に新国立競技場に就いてどういうことがあったのかきちんと説明して、その上での辞意表明が順序ではないのか。
 国民は訳が分からない内にただ辞めて行くのではウヤムヤになり、しっくりこない。
 改めて結果責任というなら国民に事の次第を開示すべきでないか。そのことが下村大臣の将来にも繋がって行くと思うのだが。

鈴木宗男

2015年9月24日(木)

 共同通信によるとSTAP細胞作製を米国のハーバード大学など7つの研究チームが試みたが、出来なかったとする研究報告が英国の科学誌ネイチャーに23日発表されたと出ている。
 あの小保方晴子氏の発表は何だったのか。日本の科学者、研究者、学者の信用にかかわる話であるから、今一度、記者会見し、きちんと説明する責任が小保方氏にはあるのではないか。
 安保法制に反対する集会が昨日も代々木公園で行われ、25000人(主催者発表)もの人が参加したと言われる。若者や女性、今までにない自然発生的なうねりが続いている。
 ノーベル文学賞の大江健三郎さんらが挨拶する姿がテレビから伝わってきた。何か新しい流れが日本に出来つつあるような気がしてくる。
 既存団体、組織ではない市民一人一人による集合体である。
 イタリアの作家であり、哲学者であったマカパルテの考えがやっと日本で起きたということか。1人の力が2人に、更に輪を拡げていく正しい意味でのファッショ(束ねる)運動が浸透して行くことを期待したい。
 来年、夏の参議院選挙から18歳以上が有権者である。将来を担う若者が積極的に政治にものを言ってほしいものだ。
 明日の時代を担う人達の新鮮な考えが今の日本には必要である。この動きを注目して参りたい。

鈴木宗男

2015年9月23日(水)

 翁長雄志沖縄知事が国連人権理事会で、沖縄の過重な駐留米軍は「人権侵害だ」と訴え、辺野古への新しい基地建設は反対であると沖縄県民の声を世界に発信した。
 これに対し、なんとジュネーブの日本代表部の嘉治美佐子大使が反論のスピーチをしている。
 国連人権理事会で手続きを一人で翁長知事が発言しているのに嘉治大使は「記者団に『米軍基地問題を、人権を扱う会合で取り上げるのは馴染まない』と指摘した」(朝日新聞2面)と出ているが、翁長知事は沖縄の人々の人権がないがしろにされていることを訴えているのだ。
 2分間という与えられた時間で琉球の歴史、そこに日本の差別、蔑視政策、それが今も続いているという現実を沖縄県民の悲痛を、叫びを訴えたのである。
 嘉治大使は琉球国のこと琉球民族のことを良く理解して発言しているのか。テレビから見る限り上から目線で話す態度に何となく違和感を持ったのは私だけだろうか。
 翁長知事を先頭に琉球民族の本当の戦いがこれから始まることだろう。
 国連人権理事会でアイヌ民族のことが取り上げられ、日本政府が「日本の先住民族」と認めることになったことを私はそれを進めて来た者として翁長発言は必ずや歴史を作るものと確信している。
 日露外相会談が行われ、10月8日に平和条約締結交渉の外務次官協議を再開することで合意している。
 今回の岸田外相訪露は、タイミングが良くなかった。安全保障法制の可決後で、この点、ラブロフ外相は記者会見で米軍との関わり等、厳しく指摘していた姿がテレビから伝わってきた。
 記者会見でのラブロフ・岸田両氏の態度もぎこちなく、とても信頼関係が深まったという感じではなかった。
 外交には時に大人の対応、特に外に向かって懐深く見せることも必要である。岸田外相の生真面目さが際立ったテレビから見る一つ一つの仕草であった。
 ロシアは大国である。その大国を相手にする場合、相当な「胆力」がないと駄目である。
 岸田外相も様々な場面を経験することにより、ポスト安倍に向けての基礎体力がついてくることだろう。
 外交力、イコール人間力であることを忘れてはならない。
 この連休は北海道は好天に恵まれ、紅葉、サンマ祭、花火等、各地でイベントが行われた。
 自然の恵みに感謝しながら自然を敬い生きて行かなければと改めて心したものである。

〔 シャクシャイン法要祭 〕









鈴木宗男

2015年9月22日(火)

 昨日は敬老の日である。私は1月15日の成人の日、9月15日の敬老の日は、日にちを変えるべきでないと思う。
 10月10日の体育の日も東京オリンピックの開会式であるから変えるべきではない。
 4月29日を昭和の日として(とうと)ぶのと同じように意味のある日は単に連休を作るからということで毎年日にちが変わることに違和感を覚える。
 さて敬老の日にあたり総務省が20日発表した人口推計によると、65歳以上の総人口に占める割合は26.7%で、80歳以上は総人口の7.9%で初めて1002万人を超えたそうだ。団塊の世代が全て65歳以上になった。
 長生きは尊いことだ。安心して長生きできる社会にするのが政治の責任と思うのだが。
 共同通信社の世論調査を昨日載せたが、各社世論調査の数字が出ている。
 安倍首相に好意的と一般的に見られている読売新聞でも内閣支持率は41%、不支持率は51%、安保関連法案の成立を「評価する」は31%、「評価しない」は58%、説明不十分だと思う人は82%である。
 朝日新聞は安倍内閣の支持率は35%、支持しないは45%、安全保障関連法は参議院で採決が強行され可決成立したが、こうした進め方は良かったと思うかとの問いに良くなかったが67%、良かったが16%である。
 日本経済新聞でも安倍内閣の支持は40%、不支持は47%で安保関連法案の成立を「評価しない」は54%で、「評価する」は31%となっている。
 毎日新聞は安倍内閣の支持率は35%、不支持率は50%、安保関連法案の成立を「評価しない」57%、「評価する」は33%で、各社の傾向きは同じ方向である。
 どう考えてもあの参議院での採決は採決になっていない。混乱と怒号の中で行われた。NHKの中継を見ながら誰しも正式な採決と受け止める人はいないだろう。この点、国民から選ばれた国会議員はもっと真摯に厳しく自分を律しながら、国民目線に沿って行動すべきでないか。
 通常国会の会期も27日までで、実質開会される日は24・25日の2日間である。この2日間で国権の最高機関としての国会の機能を果たしてほしいと願ってやまない。
 10時から北方領土返還運動の一環として根室市はじめ、近隣4町が一緒になっての「ノサップ岬までの北方領土歩こう会」に参加する。
3・7キロ、7キロ、16キロの3つのコースがあるが、私は鈴木たかこ代議士と一緒に7キロコースを歩く。晴天に恵まれ、気持ちの良いウォーキングだった。
 折しも、モスクワでは日露外相会談が開かれ、来月には日露外務次官会合も開かれることになり、今後の進展に期待をして参りたい。
 政治家として私は誰よりも日露関係、北方領土問題解決に汗をかいてきた者としてこれからもしっかり見守って行きたい。

〔 北方領土まで歩こう会 〕









鈴木宗男

2015年9月21日(月)

 共同通信社が19・20日に実施した世論調査で、安保関連法案の成立について「国会での審議が尽くされたとは思わない」の回答が79.0%、「尽くされたと思う」は14.1%、安保関連法案に対する安倍政権の姿勢について「十分に説明しているとは思わない」が81.6%、「十分に説明していると思う」は13.0%という数字である。
 内閣支持率も38.9%で、8月の調査から4.3ポイント下がり、不支持率は50.2%という結果である。
 どう考えても十分説明ができているならば、「良識の府」参議院で背広を着て運動会の棒倒しをするような醜い姿にはならなかっただろう。
 「子供に見せられない」という声をよく聞いたが、来年の参議院選挙から18歳以上に選挙権がある。新しい大きなうねりが出てくるだろう。いや、出てくることを期待したい。
 良い政治とは国民の声を、いや、声なき声を聞き、実現することである。
 新党大地は北海道から国民の為の政治になるよう発信して参りたい。
 英国で開かれているラクビーワールドカップ杯で日本は世界ランク3位の過去2度ワールドカップを制している南アフリカに34対32で勝利したことがスポーツ紙は勿論、各紙1面で取り上げられている。まさに快挙である。
 「やれば出来る」結果を出したラクビー関係者を称えたい。この勢いで勝ち進んでほしいものだ。
 そして2019年の東京大会に繋げてほしいと願ってやまない。

〔 樺太豊原会招魂慰霊祭懇親会 〕



鈴木宗男

2015年9月20日(日)

 朝の報道番組は安保関連法案成立の話題を各社取り上げていた。与党側の説明は歯切れの悪いとても納得できる説明ではなかった。
 野党側も自己主張で、ただ反対では数で負けてしまう。それならばバッチを外し、野党議員が全員辞めて国民と共に闘うという位の「決意と覚悟」が必要だと思うのだが。
 NHKの日曜討論を見ながら、何か評論家的なやり取りに消化不良の感で一杯だった。
 安保関連法制は来年夏の参議院選挙の争点の一つになろうかと思うが、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」の今の日本人の受け止めからして、9カ月後まで今の熱意が残っているかどうかがポイントでないか。
 17日の参議院安全保障関連法案の特別委員会での採決は「議事録では『……(発言する者多く、議場騒然、聴取不能)』とだけ書かれている」(東京新聞1面)。
 私もテレビ中継を見ていても、人だかり、人が重なっており、委員長の姿形は見えず声は聞こえない。それをもって採決、可決というのはデタラメである。
 正式な議事録は数日後に完成するそうだが、どんな議事録が作られるのか読者の皆さんも注意して見てほしい。
 「聴取不能」と書かれている未定稿の議事録が一番正確だと考えるが、どの様なものが作られるのかよくチェックして参りたい。
 国権の最高機関と言われる国会で、嘘やデタラメ、ゴマカシは許されることではないと思うのだが。

鈴木宗男

2015年9月19日(土)

 昨日の18時から「鈴木宗男を叱咤激励する会」が行われ、1500人を超える出席を戴き、大盛会のうちに終える事が出来た。
 あいにく内閣不信任案が提出され、その衆議院本会議が16時半から開会され、鈴木貴子代議士はじめ国会議員の出席はなかったが、代表世話人の松山千春さんが一時間以上安保法制は「憲法違反」だと憲法の条文を挙げて話され、さらに、松山さんご自身の子供の頃からの人生を語りながら、今の政治家は「覚悟」がないと、ズバリ切り捨てられた。
 松山さんの熱弁に皆さん引き込まれ、静寂と拍手で会場は盛り上がった。松山千春さんの人情、男気に改めて心から感謝するものである。
 知の巨人と言われる佐藤優さんも対ロシア外交、北方領土問題等を話され、これまた多くの人は目からウロコだった事だろう。
 松山千春さんは、生涯の「心友」であり、佐藤優さんは生涯の「戦友」である。このお二人のお力と北海道はもとより全国の後援者、仲間、同志の皆さんのお力を借り、鈴木宗男のドラマを作りたいと改めて決意したものだ。
 人間関係の尊さ、重さに心から感謝し、ご協力戴いた皆様に心から御礼を申し上げる次第である。
 本当に有難うございました。

鈴木宗男

2015年9月18日(金)

 テレビ・新聞のニュースは、参議院特別委員会における強行採決を大きく扱っている。
 新聞の写真を見る時、「これはどこでどんな人たちが騒いでいるのか」という「良識の府」とはかけ離れた姿である。
 「採決」をしたと与党は言うが、テレビ中継を見る限り、委員長の声は聞こえてこない。いや、発言したかどうかも全く伝わってこない。
 民主主義は多数決で決まって行くが、あわせて民主主義は少数の意見、声も尊重し、議論に議論を尽くしていくのがルールである。
 何百時間審議したと与党は言うが、各種世論調査で8割以上の人が慎重審議を求めていた。
 さらに今国会での安全保障関連法案の成立を65%の人が急ぐべきではないという声であった。
 どうして国民の声に聞く耳を持たないのか。何も急ぐことのない一分一秒を争う法案ではないのにこうした強行採決をするのか不思議でならない。
 27日が会期末で時間がないというなら、土日祝日返上してでも審議をするのが国会議員の使命でないか。
 国会議員としての基本を忘れて数の力で上からの押し付けるやり方は正しい民主主義ではない。「どこかで必ず鉄槌が下りますよ」という囁きが聞こえてくるようである。
 野党も本当に反対というなら議員辞職をする位の決意と覚悟を持って対処すべきである。
 普通のやり方では数で押し切られてしまう。国民の声を背に野党議員全員バッチを外し議員辞職したなら国民が黙っていないだろう。
 政治家の魂を国会議員どこまで持っているのかと思うのは私一人だけだろうか。
 18時から「鈴木宗男を叱咤激励する会」が行われるので、準備の為、ホテルに向かう。
 詳細については明日読者の皆さんにご報告申し上げたい。

〔 鈴木宗男を叱咤激励する会 〕

















鈴木宗男

2015年9月17日(木)

 参議院の安保法制を審議する特別委員会は昨夜から本日未明まで断続的に理事会を行った。
 今朝8時50分、委員長職権で委員会質疑を強行しようとした。何と特別委員会の理事会をいつも行っている理事会室でなく、委員会室で行うという考えられない暴挙に出た。
 圧倒的数を誇る与党がなぜこのような、世間から騙し討ちとも言われる様な、受け止められるようなことをするのか。これだけでも良識の府、参議院の存在が問われる事態である。
 どうしてこのような頭作り、発想になるのか。頭に虫が入ってしまったとしか考えられない。空いた口が塞がらないというのはこのような時に使うのかとつくづく思うものである。
 午後から参議院の特別委員会は再開され、鴻池委員長に対し不信任が出され、討論があり採決で否決され、鴻池委員長が委員長席に付いたら審議を打ち切り強行採決の様子となり、与野党議員が揉み合っている。子供に見せられない光景であり、情けない限りである。
 安保関連法案、どうして急ぐのか。各種調査で国民の8割が慎重審議を求めている時になぜ、十分な説明をせず、国民の理解もない中で強行して行くのか。腑に落ちない。
 いずれ国民から厳しい判断が下されることだろう。いや、下して戴きたいものである。
 明日18時から私の年中行事の一つである「鈴木宗男を叱咤激励する会」がホテルニューオータニで開かれる。
 松山千春さんが発起人代表である。お時間のある方は是非とも足を運んで戴きたい。
 松山千春さんや私の生の声を聞いて戴きたいものである。

鈴木宗男

2015年9月16日(水)

 今夜にも、安保法制の採決が取りざたされているが、何故急ぐ必要があるのか。誰のために採決を強行するのか。安保法制について国民は圧倒的に「慎重審議」を求めている。
 今、数の力で国民の理解も得ない中でどうして無理をするのか。ここは落ち着いて時間をかけた方が政府与党にとっても賢明な判断と思われるのだが。
 読者の皆さんも安保法制審議の過程の中で衆議院ではホルムズ海峡、ペルシャ湾の機雷を例に挙げてきたが、イランの核問題が解決してしまったらホルムズ海峡の話ではなく、東シナ海有事へと勝手に話を変えてしまう。 
 その都度、使い分けの説明が混乱をきたし、国民をして判りづらくなっている。政府与党にはもっと余裕を持った議会運営を願うものである。
 1カ月、2カ月、半年ずれても日本の安全保障と世界の体制にはなんら影響しないことを確信を持って申し上げたい。
 安保法制より、再来年4月からスタートする消費税10%の実施に向け、軽減税率の導入がいつの間にか「給付金」という言葉が躍っている。昨年暮れの選挙公約で与党は何を訴えたか検証してほしいものだ。
 その場しのぎのやり方ではいつか自分達に大きなリスクとなって返ってくるものだと言いたい。
 兎にも角にも政府与党はガッチリ構えた政治家の立ち振る舞いを願うものである。

鈴木宗男

2015年9月15日(火)

 昨日の参院安全保障関連法案審議で、安倍首相はホルムズ海峡の機雷掃海について「現実の問題として発生することを具体的に想定しているものではない」と答弁している。
 公明党の山口代表が「ホルムズ海峡のシーレーンはイランとの対話で確保するべきだ」との質問に対しての答弁である。
 衆院での安保関連法案の審議の中では、よく海外派兵の例としてホルムズ海峡封鎖を具体的例示として挙げられていた。
 ところがイランと欧米6カ国で核問題最終合意が出来ると政府側は一切、ホルムズ海峡のことは触れず、特に参院の審議では東シナ海有事を想定した答弁になっている。これだけでもこの安全保障関連法案の危うさが透けて見える。
 本日の中央公聴会。明日の地方公聴会。これが終わると採決へと流れる。良識の府、参議院として二院制を守る上でも数で押し切る強行採決は避けて、より議論に議論を重ね、国民の理解を得られるまで慎重審議をするのが参議院の役割と思うのだが。参議院与党の良識ある判断を期待してやまない。
 翁長雄志沖縄知事が大きく舵を切って来た。埋め立て承認、取り消し表明をした。
 これにより月末までに工事主体の防衛省沖縄防衛局から意見を聴取し、10月中に翁長知事が埋め立て承認を正式に取り消し、最終的には法廷で争われることになるだろう。
 政府は、行政代執行も当然頭に入れてくるだろうし、翁長知事は県民投票、さらには知事選挙も頭に入れ、沖縄県民の思いを背に闘うことだろう。
 翁長知事に対する支持は大きくなっていき、オール沖縄で反対運動が激しくなってくる。政府が後で「しまった」と気がついた時は、後の祭りである。
 安保法制の審議と同じで政府は慎重の上にも慎重に、そして沖縄の声、思いを大事にすべきである。

鈴木宗男

2015年9月14日(月)

 大雨による河川の氾濫等で、茨城県、宮城県で大きな犠牲、被害が出たが、今日は阿蘇山が爆発したと聞き驚く。
 自然のエネルギーの大きさを改めて知るものである。自然と向き合いながら、自然を敬い、自然と共生していくしかない。
 自然の生業(なりわい)に感謝しながら、人の知恵、科学技術をバランスよく活かしていくべきだ。

 沖縄の翁長雄志知事が、普天間飛行場の名護市辺野古沖移設について「埋め立て承認取り消し」の手続きを取ることを表明した。
 沖縄県民の声を翁長知事はきちんと代弁している。沖縄県知事として当然のアクションだろう。
 民主的な手続きの一つである選挙において、沖縄県民も名護市民も普天間飛行場の辺野古沖移設を反対した候補者を選んだ。しかも圧倒的得票差をつけての結果である。この結果を尊重せずして、何が民主国家と言えようか。
 沖縄県民の思いを政府はよく考えるべきだ。
 平和の配当は日本全体で負うべきである。
 沖縄県にだけ過重な、いや差別的な負担をさせるべきでない。
 このことを踏まえて政府は工事ありきでなく、もっと真摯に沖縄の声に応えるべきでないか。
 是非とも懐深く政府は対応してほしいものだ。

鈴木宗男

2015年9月13日(日)

 防衛省は、1ヶ月間政府と沖縄県の集中協議のため中断をしていた、米軍普天間飛行場の、名護市辺野古沖移設工事を再開した。
 政府は「政府・沖縄県協議会」を新設し話し合いをしていくとしながら、強行策に出るのではなんの為の「協議会」新設か。
 政府が沖縄に寄り添うような気を遣っている態度を取りながら、「(ちから)」でねじ伏せるやり方はもっての他だ。このような手法では協議会新設も意味を持たない。
 翁長知事は、「埋め立て承認の取り消し」を求める意向を、すでに表明している。あわせて、県民投票も実施することを考えているだろう。さらには沖縄県知事選挙を行い、沖縄県民の辺野 古移設断固反対の意思確認を行うであろう。
 いずれにせよ政府が、沖縄を差別、蔑視するような、上から目線で(こと)を進めていけば、沖縄の怒りは頂点に達してくる。
 ここは落ち着いて、今一度普天間飛行場を名護市へ移設することになった歴史をしっかり踏まえ、何故当初は陸地に建設予定だったものが、沖合へと移ってしまったのか、各関係各位はよく勉強、検証してこの問題に取り組むべきである。
 長い積み重ねの中で多くの人が汗をかき、努力してきたことを踏まえてほしいものである。
 11時から、今月の北海道大地塾。
 12時半から、ウォーク&トークを行う。
 札幌はあいにく雨だったが、熱心な人が参加して下さり、街頭演説でも耳を傾けて戴いた。
 地道に活動して10年になる。
 平成17年10月29日が第1回目の北海道大地塾からちょうど満10年である。
 「継続は力」を示してまいりたい。

鈴木宗男

2015年9月12日(土)

 昨夜23時過ぎ、鈴木たかこ代議士の政策秘書である赤松真次君が逮捕されたと連絡が入り、びっくりする。
 9月8日夜、飲食の上での傷害事件との事だが、今まで赤松君について、酒を飲んでトラブルがあったとか、起こしたとか聞いたこともないので、何があったのかという思いである。
 今朝、早速弁護士に接見の手配をお願いしました。弁護士によく調べてもらい、専門家の判断のもとで対処して参りたい。
 因果関係がどうであれ、怪我を負われた方にお詫びを申し上げ、一日も早い全快を願うものです。
 また、メディアに取り上げられ、世間をお騒がせし、赤松君に代わり、心からお詫び申し上げる次第である。
 一昨日、昨日と大雨で大変な被害が出ている時に、この様な事でお騒がせしたことに、重ねて赤松君に代わり、頭を下げるものである。

鈴木宗男

2015年9月11日(金)

 大雨で昨日の鬼怒川の決壊に続き、今朝、宮城県大崎市の渋井川が決壊し、多くの人が避難している。
 鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市では、行方不明者が25人とテレビは伝えている。一刻も早い救出と確認を願うのみである。
 テレビの中継を視ながら自然の力の前に、成す術のない、何とも言えない虚しさを感じる。亡くなられた方のご冥福と被災に遭われた皆さんに、心からのお見舞いを申し上げたい。
 もの凄い濁流を見ながら、4年前の東日本大震災での大津波を思い浮かべ、自然の猛威を改めて考えた次第である。
 重ねて心からのお悔やみ、お見舞いを申し上げ、行方不明者の救出を被災地の復旧を念じるものである。

 自民党の石破茂氏が派閥を立ち上げることが話題になっている。
 「遅きに失した」と見る向きもあれば、「やっと本気になったか」と言う人もおり、「このタイミングで立ち上げるのは政治センスがあるのか」と心配する声もある。
 政治家は思い起こせば善という判断、信念が大事である。
 3年後のポスト安倍に向けた動きが活発になることは政治の活性化に繋がるものと期待して参りたい。

 10年前の今日、平成17年9月11日は衆議院選挙投票日である。
 地域政党(リージョナルパーティー)新党大地を立ち上げ、逮捕後刑事被告人として裁判中だったが立候補した。
 当時、カナダに留学中の鈴木貴子が、私に付きっきりで遊説し、その姿は全国的な注目を集めた。
 お陰様で北海道比例区433,938票を獲得し当選することができた。
 昭和58年12月18日の第1回目の選挙が1度目の奇跡の当選なら、この選挙は2度目の奇跡の当選である。
 ご支援戴いた松山千春さんはじめ、北海道はもとより、全国の後援者に心から心から感謝するものである。
 あの時19歳だった娘貴子も、10年経ち今は衆議院議員2期生である。
 この10年を振り返りながら生きている、生かされていることに手を合わせながら、来るべき時への日々を送っていきたい。

鈴木宗男

2015年9月10日(木)

 大雨で鬼怒川の堤防が決壊し、栃木・茨城では家屋が浸水し、テレビから2階で手を振り、又、屋根で子供を抱えた親の姿、電柱にしがみついている男性を見るにつけ、早く助けてやってくれと声をかけるのみだった。
 自然の力の前に改めて人間の力は及ばない物とつくづく思うものである。
 自然のお蔭で生きている我々であるが、時には自然の教訓をしっかり受け止め、備えあれば憂いなしである。
 堤防を造る際、あるいはかさ上げをする時、よく採算性、効率性、費用対効果の議論がされるが、テレビの映像を見ながら、自然のエネルギーの脅威を改めて知るとき、なんと狭い現実的でない議論かと思う。
 自然の力は計り知れない。それを踏まえた対策、予算措置が必要であることを国民から選ばれた国会議員はしっかり認識して戴きたい。

鈴木宗男

2015年9月09日(水)

 自民党総裁選挙は無競争で安倍総裁の再選が決まった。当然の当り前の流れと言えよう。
 野田聖子さんに意欲があったようだが、それならば少なくとも昨年の内から用意、準備していなくてはならない。直前になって推薦人20人集まらなかったでは何をしていたのか?ということになる。
 過去の様々な総裁選挙を見てきたが、私は昭和57年の総裁選挙が今も印象に残っている。
 当時、国会議員50人の推薦人が必要で大派閥の領袖しか手を挙げられないルールだった。わずか13人しか抱えていない中川一郎先生が果敢に挑戦した。中川先生と私とでありとあらゆる人脈、人間関係で14人推薦人を集め23人を福田赳夫派の参議院議員から推薦人の名義借りをし、50人にこぎつけた。
 あの時、参議院議員になってまだ2年目の村上正邦先生が参議院を取りまとめてくれた。人間関係の妙であった。
 渡辺美智雄先生は中川一郎先生が総裁選に出ると言った時、「熊の遠吠えでないか」とまで揶揄されたものである。
 それでも所期の目的を達成した中川一郎先生だったが、残念ながらその2カ月後、旅立たれてしまった。総裁選挙の結果が中川先生の人生をも変えてしまった。
「命をかける」と軽々しく選挙の際、口にする政治家は数多く居るが、まさに身命をとして政治と向き合っている政治家は何人いるだろうかと自問自答するものである。
 安倍総裁の再選を見ながら国益の為、更に全力で国家国民の為、尽力してほしいと願うものである。
 安保法制よりも地方の経済活性化、第一次産業の振興、社会保障教育等々、やるべきことが数多くある。
 これからの安倍政権3年をしっかり見て参りたい。

鈴木宗男

2015年9月08日(火)

 沖縄の米軍普天間飛行場の名護市辺野古沖への移設について政府と沖縄県が一ヶ月間集中協議をし、昨日5回目の会合を総理官邸で行ったが、政府は沖縄の考えに歩み寄ることはなかった。
 一ヶ月間工事を中断したのは、沖縄県民はじめ、世論対策に政府がポーズを作ったにすぎなかったのか。
 「沖縄の声に対して聞く耳を持っていますよ、政府は沖縄のことを良く考えていますよ」と、優しく見せながら、中身は現行の「辺野古沖移設」ありきだった。話は十分聞いたが、政府の主張、手法は全く変えません。以下、宜しくと言った結果的には沖縄の人を欺く人間味の感じられない協議だったことになる。そしてあげくの果てに近く「工事を再開します」と最後通告をしている。
 これに対して翁長知事は「全力で阻止する」と並々ならぬ決意を披歴している。これからが辺野古沖移設の正念場となる。
 翁長知事が裂帛(れっぱく)の気合で沖縄県民の声、思いをしっかり受け止め、闘って行くことだろう。
 読者の皆さんも是非とも差別と言ってよい環境にさらされている沖縄に目を向けてもらいたい。
 戦後70年、日本の面積のわずか0.6%の沖縄の地に日本の駐留米軍の74%が集中しているのは異常と言わざるを得ない。
 平和の配当は日本全体で受けている。平成8年12月、沖縄海兵隊の県道104号線実射訓練を私は地元である北海道別海町で受け入れた。これは平成7年2月、村山富市首相とクリントン会談で本土受け入れを決めたものだ。
 沖縄の主要道路は県道である。その道路を封鎖して155ミリメートル榴弾砲を打つ訓練であり、沖縄県民にとっては大変な問題だった。それを本土に移す約束を村山首相はした。私は当然、大分の日出生台演習場に持って行くものだと思っていた。それは村山富市総理大臣・衛藤征士郎防衛庁長官も大分出身であったからだ。
 しかし受け入れ先が決まらないまま村山さんは退陣し、橋本龍太郎総理になり、橋本総理の苦悩を見る時、私は落選覚悟で決断したのである。
 今でこそ粛々と演習は行われているが、平成9年9月、初めて沖縄の米海兵隊が別海町矢臼別に入って来た時は反対運動が起き、鈴木宗男に対しても激しい反発があった。しかし私はビクともせず淡々と進めたものである。
 サトウキビの政府保証価格、対馬丸の発見と誰よりも沖縄に係ってきた政治家として私は沖縄県の声、思いを大事にして行く。そして沖縄県民と一緒に行動して参りたい。

鈴木宗男

2015年9月07日(月)

 先週ロシアウラジオストックで経済フォーラムが開かれ、プーチン大統領は極東への投資を呼びかけた。これは日本への一つのメッセージである。
 こうした時、日本政府は即、「日本は大いに関心を持ち、企業進出の後押しをしたい」と発信すべきである。黙っていてはプーチン大統領に何も届かない。
 ウクライナ問題でもアメリカ・イギリス抜きでプーチン・ポロシェンコ・メルケル・オランド各首脳で停戦合意が出来、今は履行されている。
 日本からアメリカ・イギリスに経済制裁はもう止めようと声を出すべきだ。そうすることによりプーチンロシア大統領、ポロシェンコウクライナ大統領、メルケルドイツ首相、オランドフランス大統領の心が動くことになる。
 形だけの意味のない、なんの生産性もない経済制裁を日本のリーダーシップで止めることが一番判りやすいことである。
 世界一のエネルギー資源大国ロシアと、世界一の応用技術立国日本がしっかり手を握ることにより世界に貢献できるのである。
 安倍首相の出番であると思うのだが。
 シリアなどからの難民が道路を、鉄路をひたすら歩く姿に、特に女性・子供の姿を見るにつけ胸が、心が痛んだ。
 祖国を出て、異国に行かざるを得ない現実に国際政治の厳しさを知る。
 ドイツのメルケル首相は「ドイツは強い国だ」と堂々と発信し、難民を受け入れている。
 メルケル首相はロシアプーチン大統領とも頻繁に電話連絡をしているとも言われている。
 このメルケル首相の政治姿勢、手法を日本も参考にすべきでないか。

鈴木宗男

2015年9月06日(日)

 自由民主党の谷垣幹事長は4日の記者会見で、元最高裁長官であった山口繁氏が安保法案を「違憲」と指摘した事に対し、「山口氏の個人的認識」だと述べている。
 いつから自民党は人生の先輩に対し、更には三権分立の司法のトップを務めた人にこの様な物言いをするようになったのか。人としての矜持(きょうじ)()くしてしまったのかと驚くばかりである。
 最高裁長官を経験した人の発言は、辞めても重いものではないか。一般の評論家や学者の発言とは違うと思うのだが、それほどまでに人を切って捨てるようなやり方をしているとブーメランとなって、いずれ自分に返ってくる事を頭に入れていた方が良い。
 人としての「心」を持っていないところに、今の政治家の軽さが感じられる。もっと人の道を尊重する心で向き合ってほしいものである。
 党の幹事長を務めた先輩議員の発言に対しても「もう辞められた方ですから」となんとも人間的でない発言も時々聞くとき、この様な頭づくりの政治家の(もと)では、良い政治家は育たないとつくづく思うものである。
 昨日は、17時から家内の故郷、広島県大崎上島町で「竹原豊田法人会」からの依頼で、1時間半講演する。家内の同級生、知り合いも多数来ており、地元に帰ってきたような気持ちで北方領土問題、鈴木宗男の生き様を話させて戴いた。人の出会い、人情の機微(きび)に感謝したものである。
 昨日は、千歳から羽田、羽田から広島へ飛び、車で竹原港に向かい、高速船に乗り、大崎上島に行き、帰りは大崎上島からフェリーで竹原港へ。車で三原駅に行き、新幹線に乗り、新大阪へ出る。飛行機、列車、船、車と移動手段に使うものすべてに乗った事になる。
 今日は、関西空港から羽田で乗り継ぎ釧路に飛び、根室管内、釧路市内を廻る。日本中を移動しながら思う事は、それぞれの地に文化、歴史があり、人間関係があるものだと感謝するものである。

鈴木宗男

2015年9月05日(土)

 テレビ・新聞でシリアなどから多くの難民がヨーロッパに流入していることが知らされる。
 特にテレビで海岸に打ち寄せられた子供の姿に衝撃を受けたのは私一人ではないだろう。
 何の罪もない子供が内戦や弾圧で犠牲になる。これを止めるのが政治なのに、その政治がシリアなどでは機能していない。悪循環の連鎖である。
 こんな時こそ国連が積極的にその役割を果たすべきだと思うのだが。日本がその旗振り役をすべきでないかとも考えるものである。
 人の命は平等である。遠い異国の出来事と思わず、世界に責任を持つ日本として人道的面でその存在感を示してほしいものである。
 朝7時のNHKニュースを見ていると、リトアニアで元外交官 杉原千畝氏を称える会合が開かれたことを知る。
 75年前、リトアニアに逃れたユダヤ人に当時の松岡洋右外相からビザを出すなと訓令を受けても「人として人間として当たり前のことをしょう」と決意し、2カ月間ビザを書き続けた杉原千畝氏である。
 その命のビザは6千人にものぼる。組織の一員として大臣の命令に背いてなかなか出来ることでない。
 平成3年10月、私は外務政務次官の時、リトアニア・ラトビア・エストニアと51年振りに外交関係樹立のため、政府特使としてリトアニアに向かう際、杉原千畝氏の名誉回復を図るべく外務省に相談した。
 外務省幹部は「杉原氏を名誉回復する必要はない。終戦による事務的なリストラ退職であって命令に背いてビザを発給した責任を取らせたものではない」という説明だった。
 しかし私は、杉原千畝さんは辞めらされる時、当時の岡崎事務次官から「例の件で辞めてもらう」と言われ、杉原さんはその後、一切外務省と関係をたった。
 私が政府特使として出かけるにあたり、「リトアニアと言えば杉原千畝さんだ」と思い名誉回復を思いついたのである。
 当時の佐藤官房長と3日間やり合ったが、最後は佐藤官房長が「鈴木政務次官の判断にお任せします」となり、10月3日、飯倉公館に杉原幸子夫人、ご長男夫妻に来て戴き、私は外務省の非礼を詫び「人道的な観点から素晴らしい外交官であり、今や世界が評価しており、日本の誇りです」と挨拶したことを昨日のことの様に想い出す。
 杉原さんに対する評価、名声はますます高まることと思うが、今から24年前の外務省の対応はどうであったか検証する必要があると考えるものである。
 私は杉原千畝氏の名誉回復したことを政治家として一番の誇りに思っている。
 昨夜、留萌市で浅野貴博道議会議員のビールパーティーがあり、500人以上の人が集まり盛大に行うことができた。
 人材は確実に育っていると実感しながら後援会の皆さんに心から感謝した次第である。
 朝の便で千歳から羽田に来て、羽田で乗り継ぎ広島に向かい、家内の故郷である大崎上島で「竹原豊田法人会」で講演を行う。

鈴木宗男

2015年9月04日(金)

 1997年10月から2002年11月まで、橋本・小渕・森・小泉内閣時代、最高裁判所長官を務めた山口繁氏が、共同通信や朝日新聞のインタビューで「集団的自衛権行使は違憲と言わざるを得ない」と語っている。
 違憲の理由について山口氏は「集団的自衛権の行使は憲法9条のもとでは許されないとする政府見解のもとで予算編成や立法がなされ、国民の大多数がそれを支持してきた」。
 政府が安保法制の合憲性の根拠にしている砂川判決について、「非常におかしな話だ、当時の最高裁が集団的自衛権の行使を意識して書かれたとは考えられない」と明言している。
 憲法9条についても「60余年の間、支持されて来た解釈を変更するなら憲法改正が筋である」と極めて判りやすい話である。
 自民党の稲田政調会長は「憲法解釈の最高権威は最高裁、憲法学者でも内閣法制局でもない」と言っていたが、自民党政権時代の最高裁長官を務めた方のこの発言をどう考えるか、受け止めるか国民に説明すべきである。
 砂川判決にしても自民党政府は合憲の根拠にしてきたが、山口氏の受け止めとは月とスッポンの差がある。
 参議院で採決する前にこの元最高裁長官の発言の重みをしっかり受け止めて議論に議論を尽くすべきでないか。
 国民から選ばれた国会議員の中身が問われる今の事態である。
 昨日、札幌で故郷 大誉地出身の方の告別式に参列したが、交通事故で50歳での旅立ちである。
 交通事故は一秒か二秒、一寸ずれていれば避けられることである。
 19時から紋別市の初代後援会長のお孫さんのお通夜にお参りしたが、やはり交通事故でこちらはわずか30歳で人生を終えてしまった。
 なんと8月8日に入籍したばかりで1カ月にも満たない新婚生活。残された奥様の悲しみにくれる姿になんとも言えぬ思いであった。
 朝、仕事に出かける時、「行ってらっしゃい」が最後の言葉だったという。世の無常をつくづく感じながら、お二人のご冥福を心からお祈りした次第である。

鈴木宗男

2015年9月03日(木)

 今日の衆議院本会議で鈴木たかこ代議士が法務省・厚生労働省所管の「外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律案」について質問に立った。
 外国人労働者保護、監理をよりきちんとして行こうという趣旨の法律案である。
 インターネットで、札幌でその姿を見ていたが、落ち着きはらって堂々たるものだった。29歳、現国会議員では最年少議員である。
 20代で、本会議で質問できることを羨ましく、かつ、若くして良い経験を詰めることは必ずや将来に活かされることと思った次第である。
 2020年東京オリンピックエンブレムが撤回され、連日ワイドショーはじめメディアの材料になっている。日本の信用に係ることなので興味本位の取り上げはいかがかと思う。
 佐野氏がことの重大さに気づき、取り下げ撤回したわけだから、誰に責任があるかといえば一義的に佐野氏にある。
 一日も早く新しいエンブレムの発表を待ちたいものだ。
 昨日は17時より道南渡島信用金庫創立105周年特別記念講演会に講師として招かれ、1時間15分「北方領土と鈴木宗男の生き様」というタイトルで話させて戴く。
 終了後、懇親会があり伊藤理事長はじめ関係者皆さんが喜んで下さり、有難い限りであった。

鈴木宗男

2015年9月02日(水)

 ロシア200海里経済水域内で、サケ・マス操業をし、拿捕されていた第十邦晃丸(十勝管内広尾町漁業協同組合所属)が44日振りに解放され、昨夜19時半、十勝港に無事帰港した。
 31日夕方、ロシア国境警備庁から解放の手続きを開始するとユジノサハリンスク総領事館に連絡があり、18時55分古釜布を出航し、夜中の1時にチェックポイントを通過し、一日午前4時、根室花咲港に入港し、ただちに健康診断を受け、8時半過ぎに花咲港を出航し、19時半広尾港に到着した。伊東船長以下全員元気で良かった。
 7月24日、ビザなしで国後島に行った際、乗組員の薬や着替えを届けたことが今も脳裏(のうり)に焼き付いている。
 あの時、船を離れる際、手を振る姿に何とも言えぬ寂しさを漂わせていた乗組員の顔も忘れることができなかったが、昨日の朝、根室で健康診断を終えた伊東船長と電話で話し、元気でホッとしたものである。何よりも家族の皆さんが安心したことだろう。
 日露関係が良好であれば起きなかった拿捕だと考える時、第十邦晃丸も政治に翻弄(ほんろう)されたことになる。
 現実的解決で色丹・歯舞群島が日本に還っていれば起きなかった事件でもある。
 橋本・小渕・森政権では現実的解決に向け、日露関係は極めて良好だったが、小泉政権になり歯車が狂い始め、日露空白の10年間となった。
 安倍首相は日露関係を動かそうとしているが、ウクライナ問題でアメリカ・イギリスに引きずられ、経済制裁に共同歩調を取りロシアはヘソを曲げてしまった感じである。
 ロシア・ウクライナ・ドイツ・フランス4カ国で取り決めた和平合意は遵守(じゅんしゅ)されている。
 もう経済制裁は必要ない、日本から経済制裁解除を訴えるべきではないか。更に来年は日本G8先進国首脳会議が行われる。日本が議長国なのだからその特権を活かし、ロシアを招待し、元のG8に戻すべきだ。
 こうしたことをしっかりすることにより日露関係、北方領土問題が良い方向に向けて動き出すものと思うのだが。
 今回の第十邦晃丸の拿捕問題は単なる漁船だけの問題ではない。色丹・歯舞群島が還っていれば起きない問題なのだ。
 北方領土現実的解決をすることが急務である。
 第十邦晃丸の解放を受け、日露関係のダイナミックな進展を願ってやまない。

鈴木宗男

2015年9月01日(火)

 東京を中心に全国各地で 佐野研二郎氏の2020年東京オリンピックのエンブレムを「使用中止にする」と東京オリンピック組織委員会が発表した。
 東京オリンピックエンブレムの採用が決まってから佐野研二郎氏、更には会社の作品が再三に渡り盗用・流用の指摘がされ、話題になってきた。
 私が一番心配するのは今回の佐野氏の件もそうだが、スタップ細胞の小保方氏にも言えることだが、「日本人は人のものを黙って使うのか。手続きもせず勝手に使用するのか。」と日本人全体の信用がなくなることである。このことを佐野氏には十分考えてほしかった。
 今回の事態をうやむやにしてしまってはならない。佐野氏には堂々と表に出て国民に世界に向かってきちんと説明責任を果たしてほしいものである。日本の信用に係ることなので。
 それにしても何とも情けない事態である。潔さ、人としての矜持を示してほしいものだ。
 安保法案反対の声が全国で起きているが、この国民の声をしっかり踏まえるべき国会、現在は参議院で審議中だが、本当に体を張って国民の思いに応えているのかどうかはっきり見えてこない。
 このまま数の力で採決されたら国民は政治家不信に陥ることだろう。
 「俺は、いや、私は参議院議員を辞めてでも、バッチを外してでも闘う」という気概を持って国民の声を代弁してほしいものである。

鈴木宗男

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