ムネオの日記

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2015年8月

2015年8月31日(月)

 東京を中心に全国各地で安保法制反対の集会デモが昨日行われている。
 国会周辺には12万人もの人が集まったと報道され、200カ所以上にわたり各地で抗議行動が行われたと言われる。
 民主主義は多様な意見、声がある。当然、声なき声を受け止めるのが民主政治である。
 全国で起きているこれだけの行動、発信を真摯に受け止めるのが健全な議会ではないか。
 良識の府と言われる参議院で採決ありきでなく、国民の声を受け止め、慎重の上にも慎重にやってもらいたい。
 与党が数の力で押し切るならば、安保法制に反対する野党議員は「参議院議員を辞める、バッチを外して闘う」と言う位の気概で国会審議に立ち向かってほしいものである。
 北海道新聞朝刊8面を全面使った「意見広告」が出ている。
 「この『(ちゅ)ら海』といっしょに平和に生き、安心して暮らしたい。沖縄県民の83%が辺野古移設反対です」という大見出し記事に目が止まる。
 記事の中には「子供達に残したいのはこの『(ちゅ)ら海』です。軍事基地ではありません。私達がほしいのは『基地のない平和な暮らし』ただそれだけです。かけがえのない自然を守りたい、基地のない平和な暮らしがしたい。今こそ沖縄の声を聞いて下さい。私達に力を下さい」と訴えている。
 この沖縄の声を、心を政府与党はしっかり受け止めてほしい。
 何も難しい要求をしているのではない。当たり前のことを当たり前に言っているのだ。
 私はこの沖縄の声を、思いを受け止めて参りたい。一緒になって行動して参りたい。
 今こそ声を大にして行動しなくてはならないとつくづく思うものである。
 今日は第2回新党大地ゴルフコンペを苫小牧で行う。天候にも恵まれ大盛会の内に終えることができた。
 今やゴルフは国民スポーツの一つとなっており、これからも続けてほしいという強い声を戴いた。
 今日で8月も終わりである。猛暑・酷暑と言っていたが、9月に入ると日一日と秋の気配である。

鈴木宗男

2015年8月30日(日)

 28日、札幌市で「2015北方領土返還要求北海道・東北国民大会」が行われ大会決議をしている。次の様な表現で「北方四島の一括返還実現に向け、毅然(きぜん)たる姿勢で外交交渉に臨むこと」となっている。大会長は高橋はるみ北海道知事である。
 いつも思う事だが、外交交渉は政府の専権事項である。その日本国政府は、自由と民主のロシアになってから「一括返還」という表現はしていない。「四島の帰属の問題を解決して、平和条約の締結」となっている。
 ソ連時代は、領土問題はなしと言ってきたので、日本は強く「即時一括返還」を主張した。
 エリツィン大統領になり、北方領土は未解決の地域、係争地域であり話し合いで解決すると日本、ロシアの最高首脳は世界に向けて約束しているのである。ソ連時代の表現を今しても、ロシアに対し何の意味もなさない。
 外交には相手がある。お互いの名誉と尊厳、国益がかかっているのである。
 政府の外交を後押しし世論奮起を考えるなら、北方四島問題解決にはどうしたらよいか考えるべきである。特に北方領土返還運動の原点の地である北海道知事は「一括返還」ではなく、四島の返還には何が近道か考え、北海道から「現実的解決をすべき」と訴えるのが、責任ある者の言葉である。
 自由と民主のロシアになり、「一括返還」という表現を日本政府が使わなくなった。プーチン大統領も1956年の日ソ共同宣言は約束、法的義務だと言っている。二島返還は当然であり、残り二島は英知を結集して解決しようと話されている。
 この点しっかり歴史の事実を踏まえて、責任ある立場の人は発言して欲しいものだ。
 昨夜は久しぶりに紋別市に泊まり、今日は正午から網走市で新党大地鈴木宗男後援会会合。屋外で焼肉パーティーを行う。外でのイベントは天気に左右されるが好天に恵まれ何よりだった。
 15時の女満別発で千歳に飛び、17時から空知管内長沼町で空知地区の後援会会合、一週間前、新党大地結党10周年セミナーでお会いした人達がたくさん出席して下さったが「毎週、顔を合わせられるのは鈴木先生だけだ」と声をかけて戴き、嬉しい限りであった。

〔 鈴木宗男網走市連合後援会 焼肉パーティー 〕






〔 鈴木宗男 栗山・長沼後援会合同野遊会 〕


鈴木宗男

2015年8月29日(土)

 維新の党を離党した橋下徹大阪市長は「大阪維新の会」の会合で、11月22日投開票の大阪府知事選挙、大阪市長選挙に勝つことを前提に国政政党を作る意向を明らかにしたとされる。
 大阪都構想の住民投票で支持を得られず「政界引退」を表明した橋下氏が、府知事、市長選挙に勝つために打ったメッセージと受け止めるが、「離党」で話題を取り、すぐさま「新党」で新しい話題を提供する。なかなかの戦略家でもある。
 捨て身のやり方とも受け止めるが、次から次、気楽に発信できる軽さが持ち味なのか。同時に何かしていないと落ち着かないのか。いずれにせよ、時間が解決することだろう。
 自民党の総裁選挙の日程が9月8日告示、21日投開票で決定した。無投票を前提とした日程である。
 国会の会期が9月27日迄ある。選挙になる公算が高ければ会期中の日程は厳しい。
 安倍総裁再選の後、人事も行われることだろう。何十人もの政治家が、いや、百人近い人がソワソワするこの2週間になるだろう。
 同情しながらも、ポストよりも政治家としての「志」や「信念」を持った政治家が一人でも多く出てくることを願ってやまない。
 広島から東京に戻り、北海道紋別市に向かう。紋別市で新党大地 鈴木宗男後援会の懇親会である。
 恒例の年中行事の一つだが、今年も開催できることに感謝したい。

鈴木宗男

2015年8月28日(金)

 自民党に所属していた武藤貴也代議士が、26日未公開株を巡る金銭トラブル報道について記者会見をした。
 本来なら自民党を離党する前に説明責任を果たすべきであった。自民党も離党届を受理する前に、自民党所属なのであるから、党が、何があったか、どういうことなのか、よく事情を聞いて、その上で離党を受理するかどうか判断すべきであった。特に武藤貴也氏は自民党の公募に応募して、その上で衆議院議員になったのである。この点、自民党は組織としての手続きをしなかったことになる。
 武藤貴也氏の記者会見で納得した人は少ないだろう。
 更に武藤貴也氏には国会議員として相応しくない話が報道されてきている。
 武藤貴也氏に言いたい。自ら進んで政治倫理審査会に出席を申し出て、国民に説明責任を果たすべきである。
 13年前、私はメディアバッシング、権力側のリークに遭い、事実でないことが報道された。
 それでも私は逃げずに政治倫理審査会、参考人招致、証人喚問と堂々と出席した。
 武藤貴也氏にも、国民にきちんと説明責任を公の場で果たす義務があることは当然である。
 今でも月130万円の給料、月100万円の文書通信交通滞在費、月65万円の立法事務費、月35万円相当の交通費、更に政策秘書、公設第一、第二秘書の給料が、国民の税金から賄われている。自民党を離れる前は、一人当たり約4,500万円になる政党助成金を貰っている。
 税金を戴き、国民から選ばれた国会議員であることをしっかり認識して、武藤貴也氏よ、公の場で説明すれと厳しく指摘したい。
 今後の動きを注目していきたい。

 維新の党の橋本徹最高顧問、松井一郎顧問が離党した。
 維新の党が「分裂か」と報道されている。
 「橋本氏は記者団に、11月22日の投開票の大阪府知事、市長のダブル選挙に専念する考えを示し、党の分裂が目的でない」(日本経済新聞4面)と述べている。
 山形市長選挙で、柿沼幹事長が応援に入ったことに端を発した問題は、維新の党がどうなるか、新たな段階に入った。
 中央政局とも絡むことなので、しっかりウォッチして参りたい。
 昨日、広島に行き講演をし、今日は広島県の私の後援者との懇親会を行う。
 一年に一度のことなので皆さん楽しみにしてくれる。久しぶりにお会いする人達に感謝の気持ちで一杯だった。

鈴木宗男

2015年8月27日(木)

 カザフスタンアスタナで行われている世界柔道選手権で、2012年ロンドンオリンピックの金メダリスト松本薫選手が見事復活の優勝を果たした。
 ロンドンオリンピック以後、ケガ等で苦しんでいたが、あの眼光鋭い日本選手ここにありの雰囲気を持った松本選手が戻ってきたことは多くのスポーツ選手に勇気や元気を与えることだろう。
 リオデジャネイロオリンピックに向けて一層の活躍を期待したい。
 昨日、衆院農林水産委員会で鈴木たかこ代議士が質問に立ち、ロシア200海里経済水域におけるサケ・マス流し網禁止法案、ロシアに拿捕された第11邦晃丸の件などを質問した。
 根室市はじめ、道東地域に甚大な影響を与えるサケ・マス流し網漁の禁止であるが、林農水大臣に地元経済を守るため、また、漁業者が生きて行ける方策を強く訴えていた。
 第11邦晃丸についてのやり取りを紹介したい。

○鈴木(貴)委員  最後に、きょうは政府参考人で外務省からも武藤大臣官房参事官に来ていただいております。
 もう一カ月と一週間がたちました。何かといいますと、広尾漁協所属の第十邦晃丸、十一人の乗組員が船体とともにいまだ国後島は古釜布沖で係留され、一度も陸に上がることもなく、あの狭い船体の中で一カ月と一週間がちょうどたったところであります。
 これからまさに裁判も始まるということなんですけれども、外務省の方で、今後、乗組員、そして何よりも、また、乗組員と同時に船体も返してもらうということが暮らしを支えていく上でも必要になってくるわけなんですが、今後の裁判のスケジュール感、そして、今後、外務省として、そして政府として、ロシア側に対してどのような働きかけをされていくのか、教えていただきたいと思います。

○武藤政府参考人  お答え申し上げます。
 ただいま御指摘がありましたように、七月十七日に第十邦晃丸が根室沖においてロシアの国境警備局所属の警備艇により漁獲量超過の嫌疑で拿捕された後、現在に至るまで、もう既に一カ月超、古釜布沖で拘束された状態にございます。
 日本政府としましては、こうした事態を受けまして、北方領土問題に関する我が国の立場を踏まえつつ、外交ルートを通じ、人道的観点からも乗組員及び船体の早期解放を繰り返し申し入れてきているところでございます。
 それとともに、第十邦晃丸の関係者からの要望を受けまして、ロシア側と調整を行い、四島交流事業団の訪問団による薬や食料品の差し入れを計三回実施いたしました。そのうちの第一回目は、先生御本人に届けていただいたところでございます。
 八月二十日には裁判が行われ、即日判決が出たと承知しております。判決はまだ確定しておりませんが、裁判所等のプレスリリースによれば、漁獲量の超過等の違法な漁獲により罰金刑との判決が出されたと承知しております。
 引き続き、乗組員、船体の早期解放を政府としては働きかけて、一日も早い帰国が実現することに努力してまいりたいと思います。

○鈴木(貴)委員  最後に、大臣官房参事官、帰国というのはどういうことでしょうか。北方領土は我が国固有の領土であります。どこの国から帰国するという意味合いなんでしょうか。
 そして、この拿捕の問題、サケ・マス流し網の問題しかり、北方領土問題が解決していないから、平和条約を締結していないがゆえの、これは負の遺産なんです。
 はっきりと今の帰国するというところを訂正していただきたい。改めての決意を求め、私の質問を終わらせていただきます。

○武藤政府参考人  発言を撤回いたします。帰国ではございません。一刻も早く帰還を求めるものでございます。失礼いたしました。

○鈴木(貴)委員  ありがとうございました。

 政府が北方領土を「固有の領土」といいながら、その政府が「帰国」という表現をするところに北方領土問題に対する意識の低さが感じられる。
 その点、間髪入れず撤回させたことは適切であった。「感の良さ」「地頭」は政治家にとって大事な要素である。

鈴木宗男

2015年8月26日(水)

 昨日の産経新聞7面オピニオン欄「正論」に北海道大学名誉教授の木村凡氏が「北方領土返還の『天の利』を待て」という記事がある。

 記事の一部に次の様な記述がある。

平成27年8月25日(火)産経新聞 朝刊 7面 オピニオンより

 ロシアという国際法原則や常識が通用しない相手との交渉においては、残念ながら「天の利」を待って、それを最大限に利用する必要がある。「天の利」とは、国際政治における地殻変動発生の結果として、ロシアといえども日本に接近せざるをえなくなる状況の発生を指す。
 例えば、1970年代はじめの米中接近、80年代後半のゴルバチョフ氏の登場、91年前後の冷戦の終焉(しゅうえん)やソ連邦の崩壊が、そうだった。ただし誠に残念なことに、わが国の歴代指導者たちにはそのような千載一遇のチャンスが到来している事実についての認識が十分でなく、したがってそれらの機会を全く生かしえなかった。

 「ただし誠に残念なことに、わが国の歴代指導者たちにはそのような千載一遇のチャンスが到来している事実についての認識が十分でなく、したがってそれらの機会を全く生かしえなかった」とあるが、木村凡氏は「歴史指導者たち」と一山でくくっているが正しくない。
 1991年(平成3年)、ソ連が崩壊し、自由と民主のロシアになり、エリツィン大統領は、北方領土は未解決の係争地域と位置づけ、スターリンの残滓(ざんし)と言い切った。
 橋本、小渕、森各総理の時は、日露関係は良好で、領土交渉も順調に推移された。
 特に2001年(平成13年)3月25日のイルクーツクにおける、森、プーチン会談は、島が日本に大きく近づいた時である。
 北方四島を解決するにはどうしたらよいかという現実的解決を提案した。
 森総理は、プーチン大統領に「歯舞群島と色丹島の日本への具体的な返還に関する協議、国後島と択捉島に関しては、日本とロシアのどちらに帰属するかということについて、車の両輪の様に同時並行的に進めよう」と提案し、プーチン大統領は「承っておく」と答えられた。このイルクーツク首脳会談には私も同席した。
 4月に当時の東郷和彦欧州局長がモスクワに行き、ロシュコフロシア外務省次官と協議し、森提案を受け入れるという感触を受けた。
 この流れで行けば、2005年までに歯舞群島と色丹島は日本に返還され、国後島と択捉島についても2010年までには帰属に関しては話がつき、その後、日本に返還される流れになったと思う。
 その後誕生した小泉内閣は、外交に対する認識、見識に十分でない田中真紀子氏を外相に起用し、次に川口順子外相と全く国益に沿った外交が行われなくなった。
 橋本、小渕各総理の流れを引き継いだ森総理の時、北方領土が一番近づいたのが歴史の事実である。
 その当時、木村凡氏はどんな発言、発信をしていたかよく考えてほしい。
 「天の利」を待てというが、戦後70年経ち、元島民は80歳を超えている。「これ以上待てない」というのが元島民の思いである。
 領土問題、国家主権に関わる問題は、両国の最高の首相の決断しかない。
 ロシア国民の80%以上の支持を受けているプーチン大統領と安倍首相のトップ会談で問題解決を図るしかないのである。
 「北方ビジネス」とよく言われる評論家、学者の裏付けのない話に憤りを感じるものである。

鈴木宗男

2015年8月25日(火)

 昨日から世界的に株安になり、円も昨日は116円台になり、パニックと表現する紙面もある。
 今日も日経平均は一時半年ぶりに18,000円を割り込んでいる。中国の人民元切り下げが世界に広がったものだが、中国経済がどんな流れになるのか、それにより世界がさらに震撼することになるのか、よく見ていくしかない。まさに経済は生き物である。
 昨日、読売新聞夕刊1面「よみうり寸評」を読んで、こんな見方をする人もいるのか、人間の受けとめ方は様々だとつくづく感じた。
 読者の皆さんも是非目を通してほしい。
 正確を期すため全文掲載したい。

8月24日(月)読売新聞 夕刊 「よみうり寸評」より
敗れたとはいえ、フルセットの大接戦だった。バレーボール女子・ワールドカップのロシア戦である◆テレビ中継を観戦した方ならご存じだろう。1点を争う展開の最終セットでハプニングがあった。ロシア選手の角度のあるスパイクが日本選手の顔面を強打した。その瞬間、真っ先に駆け寄ったのは敵側の選手だった◆赤いユニフォームの女性が突然、センターラインを越え画面に現れた。声は聞こえないが、涙ぐむ選手の顔をのぞき込み、「大丈夫?」と気遣うように見えた◆自軍のコートで仲間と輪になり、喜んでもいいタイミングである。それに比べれば、なんと不気味で行儀の悪い越境だろう。ロシアのメドベージェフ首相が北方領土の択捉島を訪問した◆日本国民の感情を逆なでする振る舞いだ。数日前にはプーチン大統領がクリミア半島を訪れ、潜水艇に乗り込んでいる◆海の底に用事があるとは思えない。どちらの訪問も“支配”を見せつける演出か。わざとらしさに辟易する。

 女子バレーボールのロシア選手とメドベージェフ首相の行動を一緒にするのは無理がある。
 どう見てもロシア選手の行動はスポーツマンシップに基づいた行動である。全力でプレーしながらも相手を気遣うのがスポーツマンではないか。
 それとメドベージェフ首相の択捉島訪問とを重ね「越境」と表現するのは、いかがなものだろうか。
 「よみうり寸評」愛読者として執筆者の中には器量の狭い人もいるものだと勉強になった次第である。
 読者の皆さんはいかが受けとめるだろうか。

鈴木宗男

2015年8月24日(月)

 安倍首相は参院の予算委員会の集中審議で、ロシアのメドベージェフ首相の択捉島訪問について「北方四島に関する日本の立場と相容れず、日本国民の感情を傷つけるものであり、極めて遺憾」と述べ、更に「わが国の国益にとって重要なことは北方領土の帰属問題を解決し、平和条約を締結することで、問題の解決に向けて両国間で精力的に交渉を進めて行く必要があることに変わりはない。今後ともプーチン大統領との対話を継続し、国益に資するよう日露関係を進める中で粘り強く交渉を続けて行く」とも述べている。
 別々に聞くともっともだが、一緒にして聞くと辻褄(つじつま)が合わなくなる。それは、ロシア側が日本は「抗議しておきながら、一方で仲良くしたい。どっちの方にウエートをおいているのか」と疑心暗鬼(ぎしんあんき)になるからだ。
 日本の立場は四島の帰属を確認して平和条約の締結である。外交には相手があり、日本の主張が100%通る外交はありえないし、また、良い外交とは言えない。お互いの名誉と尊厳を踏まえて交渉するしかない。
 現実に北方四島はロシアが実効支配している。「遺憾だ」「相容(あいい)れない」と何百回、何億回叫んでも国際スタンダードの視点では通用しない。ここは「大人の対応、(ふところ)の深い外交力」で、どうしたら北方四島が日本に還ってくるのかという視点での頭作りをし、現実的に解決するしかない。
 プーチン大統領は歯舞・色丹の2島については還す義務がある。残り2島は英知を出して解決しようと述べている。これに対し日本は何のシグナルも送っていない。
 プーチン大統領が2012年3月1日「はじめ」「引き分け」と内外に向けて話したことをしっかり受け止め、翌2013年2月21日、安倍総理の特使として会談した森喜朗元総理とプーチン大統領の会談で「はじめ」「引き分け」の真意について具体的に明らかにされている。この線に沿って現実的解決を図って行ってほしいものだ。
 ロシアから様々なアクション、メッセージが出ているが、日本はそれに応えていない。
 安倍首相の国益に基づいた判断を願うものである。

鈴木宗男

2015年8月23日(日)

 朝刊各紙は一面でロシアのメドベージェフ首相の択捉島訪問を報じている。日本政府はメドベージェフ首相の択捉島訪問の中止を求めたが実行された。
 これにより、8月末に予定・検討されていた岸田外相の訪ロも延期する方針だという。何とも生産性のないやり方である。
 残念ながら北方領土は現在、ロシアに実行支配されている。第2次世界大戦の負の結果である。ソ連時代は領土問題なしという姿勢だったが、自由と民主のロシアになりエリツィン、プーチン、メドベージェフ、プーチン各大統領は北方領土は未解決の問題、係争地域であり話し合いで解決する事を明言し、日本政府も受け入れている。
 ロシアは内政、経済政策は首相、外交は大統領ときちんとすみ分けされている。メドベージェフ大統領は国内視察の感覚でしかもクリル社会経済発展計画の進捗状況を択捉島で開かれている全ロシア青年教育フォーラム出席にあわせ訪問したのだろう。「日本固有の領土だから行かないでくれ」といくら叫んでも現実にロシアが実行支配し国際社会が認めている以上、どうにもならない。「ケシカラン」と犬の遠吠え宜しく更にはテープレコーダーの様に「不法占拠、固有の領土」というよりも外交交渉をしっかりすることである。領土返還の「運動」ではなく北方領土問題解決の「交渉」をするのが日本の国益である。
 ロシアの閣僚政府高官が北方領土に行くだびに日本側が声高に抗議しているが一方通行の話だ。何の成果も生産性もない。
 日本、ロシアの最高首脳が北方領土問題は未解決で話し合いで解決すると合意、約束している以上、これに沿って1日も早い解決に向け最善を尽くすことは論をまたない。
 プーチン大統領の訪日を実現し、先ずは首脳会談を行い話を進める事である。昨年ソチオリンピック迄は日ロ関係は順調だったがウクライナ問題で日本はアメリカに引きずられすぎおかしくなっていった。
 ウクライナは停戦合意が履行され落ち着いている。ロシアに対する経済制裁解除を日本からアメリカ・カナダ・イギリスに持ちかけるべきである。
 こうしたメッセージを発する事によりプーチン大統領も日本のシグナルと受け止め新しい展開につながっていく。
 「外交力」イコール「人間力」である。安倍首相の大きな決断が戦後70年未だ1島還ってこない北方領土が日本に近づいてくるのである。
 昨日の「新党大地10周年記念セミナー」は、お蔭様で大盛会だった。
 改めてご出席、ご協力戴いた全道の皆様に心から感謝お礼申し上げたい。
 たくさんの人から「松山千春さんの心のこもった(じょう)を大切にするお話に感動しました」「佐藤優さんの安保 法制の話、TPPのいい加減な交渉等とってもわかりやすく、良く分かりました」等々のお話が多数寄せられた。
 また、「鈴木貴子さんの挨拶は素晴らしかったです」という声も多数あった。
 確かに鈴木貴子代議士は、その場の雰囲気、ポイントをよく掴み読んで、29歳にしてはなかなかのものだと私も聞いていて感じた。
 鈴木宗男はよく「親馬鹿だ」と言われるが、子を想わない、心配しない親がいるはずがない。
 日本一の親馬鹿を自認しながら、鈴木貴子代議士の一層の精進を願うものである。

〔 網走管内大空町鈴木宗男後援会 野遊会 〕






鈴木宗男

2015年8月22日(土)

 13時半より札幌プリンスホテルで新党大地10周年を記念しての北海道セミナーを行う。1300名もの人が参加して下さり、盛大に行うことができた。
 札幌での私の会は着席で飲食を出さない純粋のセミナーである。
 平成17年8月18日、新党大地を立ち上げてから満10年になる。
 この間、北海道の地域政党として絶えず国会議員を擁し「明日の日本を創る北海道、北海道が良くなれば日本が良くなる。アイヌ民族の権利確立。北方領土問題解決」を訴えてきた。
 「新党」と言えば平成5年の日本新党以来、創られては消えて行く、極めて短命の政党が多い中でしっかりと北海道に根ざし、10年経ったことに感謝の気持ちで一杯だ。
 あわせて北海道では、自民党・民主党に次ぐ第3党であり、これからも自信と誇りを持って北海道のリージョナルパーティー(地域政党)として活動して参る決意である。
 新党大地命名者、北海道が生んだスーパースター松山千春さんが代表世話人としての挨拶を戴き、「知の巨人」と言われる佐藤優さんが講演して下さり、第10回という節目の会を充実した将来に繋がる会合となった。
 ご出席の皆さんとご協力戴いた多くの皆さんに心から感謝する次第である。
 改めて、人間関係の重さ、尊さ、巡り合せ、出会い、ご縁に手を合わせるものである。

鈴木宗男

2015年8月21日(金)

 自由民主党所属の武藤貴也衆院議員が、未公開株の購入をめぐる金銭問題で自由民主党に離党届を出し、自由民主党は受理している。
 公明党の山口那津男代表は党中央幹事会で「単なる離党だけでは済まない問題だ。国会議員として自ら事実を説明することが一番求められている」と述べ、同じく公明党の漆原良夫中央幹事会会長も会見で「武藤氏本人の説明を強く求めるべきだ」と要求したと報じられている。山口・漆原両氏の言うことはもっともである。
 自民党は武藤議員本人の説明責任がない中で事実関係もはっきりしない内に簡単に離党を受理した。党としての姿勢が問われるところである。
 何よりも武藤氏本人が公に何の説明責任、情報開示もしていない。これは無責任極まりない。
 選挙という民主的手続きで選ばれ国会議員になった以上、何よりも大切なことは国民の代表であるということだ。この自覚をどこまで持っているのか。
「間違って国会議員になった典型である」という声も聞こえてくる。
 谷垣幹事長は「本人がきちんと説明責任を果たす必要がある」という前に、自民党として何故、武藤氏本人からきちんと事実関係を聞かなかったのか。武藤氏の話を聞いた上で離党届を受理するのが手続きではないのか。
 武藤氏はツイッターでも安保法制に反対するデモを呼びかける学生らのグループに「戦争に行きたくないじゃんという極端な利己的考え」と断じた。
 この武藤氏の言葉をそっくりノシを付けて「何の説明もなく離党届を出したあなたは極端な利己的考えではないですか」と言いたい。
 この武藤問題を軽く見ると自民党にブーメランとして返ってくることだろう。
 安保法制でも、安倍首相談話でも公明党が大きな役割を果たしてきたが、この武藤問題でも公明党が国民視線で大きな存在感を示している。
 今朝のテレビ・新聞は、昨日の甲子園決勝戦のニュースで満載だ。
 高校野球100年の記念大会に相応しい熱戦に多くの野球ファンが感激と感動を受けたことだろう。
 私も昨日夜のスポーツニュース、今日の朝刊を見ながら一個の白球を求め、直向きに頑張る球児に勇気や元気を戴いたと感謝するものである。

鈴木宗男

2015年8月20日(木)

 昨日の甲子園準決勝、早実VS仙台育栄、関東一高VS東海大相模、好カードと言われ、打撃戦、接戦と予想されていたが、なんと2試合とも一方的流れとなった。
 4チームとも実力に差がなく、ここまで勝ち抜いてきた。一寸した流れでまるっきり試合展開が変わるのが高校野球である。
 あわせて投手である。しっかりしたエースが居たチームは強かった。投手力で自滅したチームが数多く見受けられた。
 仙台育栄の佐藤投手は絶対的エースであった。東海大相模には吉田・小笠原両投手がそれぞれの持ち味を活かして決勝まで来た。そして今日の決勝である。序盤から点の取り合いで緊迫したゲームとなった。6回には仙台育栄が追いつき、流れは宮城県に初の大優勝旗が行くかと思ったが、最終回、東海大相模が怒涛の攻撃を見せ、結果は10対6で東海大相模の優勝だった。
 昨日の2試合に比べ、今日の決勝戦は見ごたえのある高校野球の醍醐味を示してくれた好ゲームだった。両チームの健闘を称えてやまない。
 15時、森元総理と面会。興味深い様々なお話を伺う。
 16時から今月の東京大地塾。今月のテーマは「戦後70年と日露関係」、佐藤優さんの分析に基づいたお話を戴く。出席者もなるほどと納得したことと思う。
 沖縄の普天間飛行場の名護市辺野古沖問題でも佐藤さんは大きな影響力を有し、沖縄の方々に絶対的支持を受けている。
 日露関係でも様々な人間関係を持っている。「知の巨人」と言われる佐藤さんの発信にこれからも注目して参りたい。

鈴木宗男

2015年8月19日(水)

 昨日、普天間飛行場の名護市辺野古への移設について翁長沖縄県知事と岸田外相・中谷防衛相・山口沖縄北方担当相・菅官房長官が官邸で第2回目の協議を行った。
 これだけのメンバーが揃って、わずか30分間の協議時間というから菅長官が記者団に「難しい状況は全く判らない」と述べたことに尽きるのだろう。
 沖縄県民の民意を受けた翁長知事は信念を持って辺野古には基地を造らせないと再々明言している。ここが、自分の選挙の時は反対と言いながら、知事になったら埋め立て承認した仲井真前知事と大きく違うところだ。
 仲井真前知事による埋め立て承認について検証した沖縄県の第三者委員会は「瑕疵(かし)が認められる」という報告書を出している。
 沖縄と政府との協議は計4回行われるが、その結果、話がまとまらなかった時、翁長知事は承認取り消しの手続きを取ることだろう。
 それに対し政府は、行政代執行に打って出るしかない。もしそんなことをしたら沖縄県民の今迄のマグマが一気に噴き出し、ぬきさしならぬ事態になることだろう。政府は懐深く持って沖縄の声、魂の叫びを受け止めるべきである。
 甲子園高校野球準決勝第一試合、早実と仙台育英戦は育英のワンサイド展開になった。準々決勝までの早実の粘り、攻撃は影をひそめた。ここが高校野球の怖さである。一寸した流れで大きく変わってしまう。
 第2試合の東海大相模と関東一高校も初回で勝負が付き、東海大相模の圧勝だった。
 明日はどんなドラマがあるのか楽しみにしたい。

鈴木宗男

2015年8月18日(火)

 「幸福の黄色いハンカチ」「男はつらいよ」等、心に残る沢山の映画を作られている山田洋二監督が17日、東京新聞夕刊で安保法案について「『何かあったら戦う』となっているが『いざとなっても戦わない』というのがこの国の在り方」と話している。わかりやすい、胸にストンと落ちる話である。
 命に係わる法案は慎重の上にも慎重に進めて行くべきだ。良識の府といわれる参議院の存在を示してほしいものである。
 内閣府が昨日発表した4-6月期の国内総生産(GDP)の速報値は、前期比0.4%マイナスで年率に換算すると1.6%のマイナスになるという。アベノミクスはどうなったのか。
 給料が上がっても円安により日常生活に必要なものの物価上昇で個人消費が増えないことがはっきりした。輸出も低迷しているという。
 一部企業のベースアップやボーナスで個人消費が増えるのかどうか次の7-9月期の数字を待つことにしたい。マイナスが続くようだと補正予算等、対策を考えなくてはならない。
 いずれにせよ、ムードや雰囲気で景気が良くなったというのではなく、皮膚感覚で、肌で感じる景気回復を願ってやまない。
 甲子園高校野球、今日は休養日。明日の準決勝、東東京代表の関東一高は、神奈川の東海大相模と、西東京代表の早稲田実業は、宮城の仙台育英と対決する。
 面白いことに東北と関東勢が勝ち抜いてきた。激戦・接戦を乗り切ってここまで来た4チームである。
 高校野球100年の今大会、明日明後日、歴史に残る好試合を期待したい。

鈴木宗男

2015年8月17日(月)

 お盆が終わったが、国会は20日まで休会とのことである。
 会期を延長しておきながら先週も丸一週間国会は休会し、今週も休むというのは甘えの構造ではないか。
 会社は動き始め、国の機関、地方の行政機関も休みなく通常通り働いている。
 国民から選ばれた国会議員は人一倍働くことによって理解、評価されるのではないか。国会議員も意識改革されることをお勧めしたい。
 甲子園の高校野球準々決勝4試合が行われた。
 高校野球を見ていると一寸したミス、油断、隙が勝負を分ける。リーグ戦と違い、一回勝負なので見ていて同情するプレーもあるし、アンラッキーだと感じることもしばしばだ。
 それでも最後まで諦めない、一生懸命頑張る姿に根強い高校野球ファンが脈々と繋がって行くことになるのだろう。
 話題の選手がしっかり結果を出し、活躍したチームがベスト8まで勝ち上がり、今日4チームに絞られた。泣いても笑ってもあと3試合である。
 「栄冠は君に輝く」の大会歌はどこが最後聞くのか。仕事の合間にテレビを見ながら「感動」という言葉は高校野球にぴったりだとつくづく思うものである。
 政治にも感動という場面を作ってほしいものである。

鈴木宗男

2015年8月16日(日)

 終戦の日の昨日、全国各地で追悼式が行われている。
 日本武道館で行われた政府主催の全国戦没者追悼式で安倍首相は、「わたくしたちの今日あるは、あまたなる人々の善意のゆえであることに、感謝の念を、日々新たにいたします。」と述べているが、「あまたなる人々の善意」をもっと分かりやすく率直に表現した方が良いと思うのだが。戦争で迷惑をかけた国々を指すのであるなら尚更である。
 70年談話でも、戦後世代に「謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」と書かれているが、「植民地支配」「侵略」「反省」を使いながら、一方で「未来志向」と言うのは、すり替えではないか。
 天皇陛下は、お言葉の中で「深い反省」という表現をなされた。戦後50年で沖縄を、戦後60年でサイパンを、戦後70年の今年はパラオを慰霊された天皇皇后両陛下の平和への強い思いが伝わってくる。
 お言葉と慰霊をなされるお姿が一体となっている事に、改めて平和の尊さを感じるものである。
 政府は14日の臨時閣議で、鈴木貴子代議士が出した「戦後70年、無差別殺人ともいえるハーグ条約にも触れる広島・長崎への原爆投下に対し、アメリカに謝罪、反省を求めるべきではないか」との質問主意書に対し、「米国に謝罪、反省を求めるよりも着実な核軍縮努力を積み重ねる事が重要だ」とする答弁書が返ってきた。
 今尚、被爆の後遺症で苦しんでいる人が多数いる。非人道的、大量殺人核兵器を使った事に対し、毅然とした姿勢を持つことが真の同盟、友好と考えるものだが、読者の皆さんはいかがお考えだろうか。
 来週から国会が動き出すが、魂の入った議論をしてほしいものである。

鈴木宗男

2015年8月15日(土)

 政府は昨夕、臨時閣議で安倍首相の戦後70年談話を決定し、安倍首相は記者会見している。
 「植民地支配」「侵略」「おわび」が文言に入るかどうかメディアは今年に入ってから盛んに取り上げていたが、結局は「侵略」も「おわび」も「植民地支配」も盛り込まれた。国内外の様々な声を受け入れたのだろう。
 この談話を閣議決定し、表現について安倍首相は公明党の考えに配慮したと受け止めている。
 談話の中に「日本では戦後生まれの世代が今や人口の8割を超えています。あの戦争にはなんら係りのない私達の子や孫、そしてその先の世代の子供たちに謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」とある。歴史の事実・真実は未来永劫続くのである。
 植民地支配を、侵略戦争を起こしたことを認めておきながら、戦後生まれの世代に「謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」という表現は違和感を覚える。歴史の事実は事実として、きちんと受け止めるしかないのである。
 謝ったり、反省することは何も恥ずかしいことではない。逆に言い訳したり、すり替えたりすることは(みじ)めであり、恥ずかしいことと私は考える。
 この談話が国内外からどう受け止められるか、様子を見ることにしたい。
 今日は70回目の終戦の日である。先の大戦で犠牲になられた軍人・軍属はじめ、空襲・原爆等で亡くなられた方々の尊い命を捧げたことによる今日(こんにち)平和であることに心するものである。
 正午より根室市戦没者追悼式に鈴木たかこ代議士の代理で出席。
 鈴木たかこ代議士は釧路市の慰霊式平和記念式に出席のため、私が代理である。
 お盆に働けることに感謝しながら平和の重み、有難さをつくづく感じ心から手を合わさせて戴いた。

鈴木宗男

2015年8月14日(金)

 明日の終戦の日を控え、メディアは終戦特集が多い。
 特攻隊の話や、各界の人の70年前の記憶やその時の状況等、身につまる話に背筋がピッとなる。
 戦後70年、今日(こんにち)の平和は多くの尊い犠牲の上での結果である。それは軍人・軍属だけではなく、空襲や被爆者、抑留者等で亡くなった沢山の民間人が居たことを忘れてはならない。
 戦後特集となるとどうしても軍人が中心になるが、女性や子供達が受けた辛酸(しんさん)を私は気に止めるものである。
 政治の究極の目的は世界平和である。世界平和に向け、国民から選ばれた国会議員はしっかり胸に刻んで努力して戴きたい。
 ロシアのトルトネフ首相が13日、択捉島を訪問している。
 日本政府が「受け入れられない」といつもの表現で抗議するが、ロシア側は「国内出張であり、どこに行こうが他国に言われる筋合いではない」との反応である。ロシアが実効支配しているのは現実である。
 ロシア・日本の最高首脳が係争地域、未解決の問題と北方領土を位置づけている。ロシア側からすればヤルタ協定、ポツダム宣言、様々な国際約束に基づき北方領土はロシアのものだという認識である。日本は戦争を仕掛け、負けてしまった代償となってしまった。
 しかし、両国の最高首脳が話し合いで解決すると約束し、首脳会談の際には必ず議題になる話し合いのテーブルについているのだ。これを活かすしかないのである。
 戦後70年、節目の年というなら是非とも北方領土問題解決の道筋を付けて戴きたいと心から願うものである。

鈴木宗男

2015年8月13日(木)

 昨日は520人が乗っていた日航ジャンボ機が群馬県御巣鷹山に墜落してから30年になり、追悼慰霊式が営まれている。
 「金属疲労」という言葉が登場したが、ボイスレコーダーから機長が必死の操縦をしていることが伝わってくる。
 飛行機事故としては史上最悪の事態となったが、その中で最後の最後まで職責を全うしようとした機長はじめコックピット、スチュワーデスが命をかけた頑張りを忘れてはならない。
 あれから30年である。あの時、私は衆議院議員になり2回目のお盆で帯広市緑ヶ丘の夏祭りに参加していた。
 飛行機がどこに墜落したかが判らないという最初のニュースだったことを想い出す。この30年の流れをしみじみ感じたものである。
 翁長雄志沖縄知事と菅官房長官が昨日、一時間会談している。
 前回、沖縄で両氏が会談した場所はホテルであった。今回は県庁である。ホテルと県庁では大きな違いである。たかが場所と思う人もいると思うが、会談では場所がどこになるかは重要である。今回は菅官房長官が沖縄に敬意を表した形である。
 昨年、翁長知事が誕生した時から沖縄の声にもっともっと思いを持ち、耳を傾けていたならば別の展開もあったことだろう。
 沖縄、政府、お互いに大きな距離があり溝は埋まらなかったと会談について報道されているが、これから事務レベルを含め4回会談が行われるそうだが、沖縄の声を十分聞き、沖縄の思いを十分受け止めた方向に進むことを願ってやまない。
 今日からお盆。足寄町大誉地の実家に行き、お墓参り。来るたびに故郷から人がいなくなり淋しい限りである。
 「地方創生」と言葉は躍るが、現実は全く逆の流れである。地方に人が住み、人が働くことのできる環境を作ることが、真の地方創生と考えるものである。

鈴木宗男

2015年8月12日(水)

 九州電力川内原発が再稼働し各紙が取り上げている。
 読売新聞社説に「電力安定供給へ重要な一歩だ」という見出しで次のような記事がある。
 「燃料費増大で電気料金は震災前より家庭向けが25%、企業向けは38%も値上がりした」とある。
 電力料金値上げの最大の要因は円安でないのか。1ドル70円代から現在1ドル120円台にまで変化している。これと原発は関係ないことではないか。また、次のような記述もある「原発は燃料費が安く安定して発電できる重要なベースロード電源だ」とある。原発は本当に安いのかどうか、立地を決め、地元の了解を得るまでのコスト、更には、様々な補助金等、何かあった時の保障はとんでもなく高いものになるのは東京電力福島原発事故で明らかでないか。
 何よりも自分が総理の時、原発を輸出するなど原発を進めてきた小泉純一郎元首相は現在「原発は危険だ。止めなければならない」と明言し、原発がいかに危険なものかを行動・発信している。
 今、電気は間に合っている。まだまだ知恵を出せば、無駄を無くせば、余裕ができる。再稼働ありきでなく、冷静にかつ、将来を考えた議論をしてほしいものである。
 新聞論調も安保法制賛成の新聞社は原発再稼働賛成である。一方、安保法制に慎重な立ち位置の新聞社は、原発再稼働慎重論である。面白い構図である。
 竹を割ったように真っ二つに割れる議論では分かれないと思うのだが、一国家一言語一国民の日本人は、右だ左だ、タカ派・ハト派、上だ下だと、何かにつけ分けたがる傾向がある。だからと言ってマスコミもそうなることはいかがなものか。
 一方的な思い込みの情報伝達は危険である。

鈴木宗男

2015年8月11日(火)

 九州電力川内(せんだい)原発が再稼働した。不思議でならないのは、原発が動かなくても電気は間に合っているのになぜ原発か。最初から再稼働ありきの上からの押し付け的やり方に憤りを感じる。
 電気が足りなくて国民生活に支障をきたす。また、各産業が動かないというのなら安全の上にも安全を確認しての再稼働なら話は別だ。
 しかし、東日本大震災における東京電力福島原発事故以後、国民はクールビズ、無駄な電気を使わないことなど、知恵を出し、この4年間猛暑の夏でも冬の寒さでも電気は間に合ってきたのである。
 鹿児島川内原発は火山帯の中にある。自然の大エネルギーが起きた時、どうなるのかと考えるだけでもゾッとする。
 原発は安全で安いと官僚や電力会社は言ってきた。しかし、東電福島原発事故で原発は極めて高いものにつくことが明らかになった。冷静にもっと自然と向き合う姿勢が必要ではないか。
 世界には油・天然ガス・LNG・石炭等、化石燃料はまだ十分ある。原発がなくてもやって行けるのである。安易な原発再稼働に強く怒りを覚えてならない。
 北海道電力も泊原発再稼働に向け動いているが、北海道は日本の食糧基地である。そして風光明媚な日本の観光地である。泊原発で放射能漏れ、事故があったら北海道の産物は売れなくなり、買ってくれないし、人は来なくなる。
 そうなると北海道は沈没してしまうのだ。
 北海道の目と鼻の先にあるサハリンで油・ガスが生産されている。この地理的好条件を活かし、安全で安心なエネルギーを入れることにより北海道と日本のエネルギー政策に資するのである。
 世界一のエネルギー資源大国、ロシアと世界一の応用技術立国日本が協力することで世界に貢献できる。
 国民から選ばれた国会議員は、地球儀を見ながらしっかりエネルギー政策を考えて戴きたいものだ。

鈴木宗男

2015年8月10日(月)

  昨日、投開票された埼玉知事選挙はなんと投票率は26.63%だった。
  維新・民主党が推薦・支持する現職に、自民党埼玉県連が推す候補、共産党が推薦する候補の他に2人、計5人もが立候補しているにもかかわらず、また、現職知事が『3期12年の多選自粛条例』を決めたにもかかわらず、あえて4選に出馬し選挙の争点はあったにもかかわらず、この低投票率である。
 有権者4人の内、1人しか投票にいかない、どうなっているのかという位の超低投票率にただただ驚くのみである。
 高齢化社会が進み、また、生活は埼玉だが仕事は東京という人も多い特殊な環境、地域の埼玉県の将来について様々な議論があったと思うが、この投票率に唖然と言わざるを得ない。夏休み、そしてお盆を前に有権者も一休みしたのだろうか。
 国政選挙も統一地方選挙も投票率は低い。どうしたら投票率が上がるか知恵を出す必要があるのではないか。
 平成の大合併のあと、投票所が少なくなったと指摘される。投票所まで遠くなり、お年寄りは天気の悪い時など行けなくなったという話も聞く。
 いずれにせよ、それぞれの立場で考えて行きたいものである。
 参議院は予算委員会が開かれ、主にTPPや新国立競技場の問題について審議され、テレビ中継もされていたが、今一つ盛り上がりを欠くやり取りである。
 総理・外相・財務相・農水相・TPP担当相らが参議院にとられているので、衆議院は既にお盆休会に入り、今週一杯、委員会も本会議も開かれないとのことである。
 お盆明け、来週からどんな国会になるのか見守ることにしたい。

鈴木宗男

2015年8月9日(日)

 昨日、10時から砂川市のインターチェンジ開通式に鈴木たかこ代議士の代理で出席しテープカットした後、千歳に向かい北北海道代表白樺学園高校の応援で甲子園に行った。
 第2試合、第3試合が延長戦になり試合開始が予定より50分遅くなった。この遅れが白樺ナインに少なからず影響を与えたのか、初回に1点先制された。嫌なムードの流れだったが、3回に1点返したがその裏、下関商は2点を取り相手ペースの試合になっていった。しかし8回表、白樺4番加藤選手の2ランホームランで追いつき、これで白樺へ勝利の女神がついたと思ったが、延長11回残念ながらサヨナラ負けをした。
 途中「雷」が鳴りはじめ4回表から56分間も中断したが、両チームしっかり「気」を切らさず、好ゲームだった。実力的には負けていない白樺だったが、最後にしたミスが勝負の分かれ目となった。
 甲子園には「魔物がいる」と表現されるが、高校野球の聖地甲子園には、何か言うに言えない様々な力が働いているとつくづく思うものである。白樺学園の堂々たる試合に心から拍手を送りたい。
 今朝、大阪伊丹空港から千歳に戻る際、私の隣の席に親子4人連れが乗ってきた。3人掛けなので、お父さんは一人離れた席になってしまった。そこで私は、せっかくの家族旅行親子4人で約2時間のフライトを一緒に座らせてあげた方が良いと思い、私は席を移動した。お母さんが恐縮していたが、子供は大喜びだった。
 その姿を見ながら私は、少しの親切、思いやりで笑顔を見る事が出来、なんとなく心豊かになった気がした。
 誰しも、旅先での親切はいつまでも心に残るものだと思うが、この親子4人の前途に幸多かれと願うものである。
 今日は、長崎原爆の日である。どう考えても非人道的な無差別殺人に等しい原爆を使ったアメリカに対し、強い憤りを感じる。
 戦後、被爆者代表と会った際、原爆投下を決断したアメリカ大統領トールマンは、「戦争終結の為の手段だった。原爆の投下で戦争が早く終わった。死傷者が少なくなった」と原爆投下を肯定する発言をしている。なんと人間的でない言い方か。今尚、原爆の後遺症等で苦しんでいる人がいる。人権問題に何かにつけ厳しい事を言うアメリカが、原爆投下について反省、お詫びがないのは、許される事ではない。
 戦後70年節目の年と安倍首相は言うなら、アメリカに対し世界唯一の被爆国首相として、アメリカに対し「お詫び」「反省」を求めるのが筋ではないか。
 核兵器のない世界をつくる為にも、被爆を受けた日本は、もっと強く出て良いと思うのだが、読者の皆さんは、どうお考えだろうか。

鈴木宗男

2015年8月8日(土)

 読売新聞1面「戦後70年あの夏」シリーズものに目を通しているが、8回目の今日は元プロ野球選手の張本勲さんだった。
 張本さんの両親は当時日本の植民地であった朝鮮から日本に渡って来た。張本さんは広島市で生まれ5歳の時、原爆が投下され、爆心地から2キロと離れない自宅に居り、家屋は全壊し気を失い意識が戻り最初に記憶しているのは子供らをかばって覆いかぶさっていた母と血の赤い色だったという。
 戦争の後、朝鮮に帰った父は亡くなり、お母さんは3人の子供を養うため朝から晩まで働き、寝ている姿を見たことがないという。
 お兄さんはタクシーの運転手をし、張本さんが浪華商業に入学すると収入の半分の1万円を毎月仕送りしてくれたそうである。
 朝鮮人であるがゆえに様々な差別、貧困を経験し、その中で家族愛や民族としての誇りを忘れず、あの不屈の精神力で日本を代表するプロ野球選手として結果を残し、野球殿堂入りする。
 現役時代、見るからに「オンリーワン」の姿勢でこれが張本流だという生き様に感銘を覚えていたが、今日の張本さんのインタビューで一層、張本さんに対する敬意の念が深まった。
 張本さんは冒頭「人間には知恵がある。互いに引くところは引き、話し合えば片付かないものはないというのになぜ争うのか。政治は分かりませんが喧嘩してもどっちにもマイナス。その最たるものが戦争です」と言っている。その通りである。この張本さんの思いを共有することにより平和で安心した社会になるのである。
 久し振りに心にしみる話に触れ、勉強になった。人それぞれに人生航路があり、その人生の中で人物が作られ、世に出て行くことを歴史は証明しているとつくづく思ったものである。
 温室に大木なし(恵まれた環境では人材が生まれない)、寒門に硬骨あり(厳しい環境から人材が生まれる)である。

鈴木宗男

2015年8月7日(金)

 今朝の読売新聞・産経新聞に中曽根康弘元首相のインタビューが乗っている。
 読売新聞では先の大戦は「まぎれもない侵略行為 誤った戦争だった」とし、戦後70年、首相談話は「反省」「お詫び」を表明した村山・小泉談話を踏襲すべきとの考えである。
 自らの戦争経験が政治家を志すことになり「私の体の中には実体験としての『国家』がある。政治家としての仕事に大きな教訓を与えられ、その後の成長・発展の基礎の一つとなった」と語っている。
 産経新聞でも「あの戦争はなんとしても避けるべき戦争であった。地上戦が行われた沖縄をはじめ広島と長崎での原爆の投下など300万人を超える国民が犠牲になり、日本本土への相次ぐ空襲によって国土は焦土と化した。政治にとって、歴史の正統的潮流を踏まえながら大局的に判断することの重要性を痛感する。歴史を直視する勇気と謙虚さとともに、そこからくみ取るべき教訓を学び、それをもって国民、国家の進むべき道を誤りなきように導かねばならない。政治家は歴史の法廷に立つ。その決断の重さの自覚無くして国家の指導者たり得ない。」と述べている。
 97歳にして矍鑠(かくしゃく)とした国家国民の行く末を案じる中曽根元首相の重い言葉に身の引き締まる思いである。
 何とも言いようのない、表現できない大勲位の威厳(いげん)と、忘れてはならない、失ってはいけない日本人の心が伝わり、ただただ頭が下がる。
 衆・参国会議員は、今日の読売新聞・産経新聞をしっかり読んで勉強してほしいものである。
 産経新聞8面オピニオン、「iRONNA発」欄に北方領土問題解決に向けての私の考えが乗っているので「いろんな」をアクセスして読んで戴ければ幸いである。

鈴木宗男

2015年8月6日(木)

 広島で平和記念式典が開かれた。70回目の原爆の日である。
 無差別殺人・非人道的といえる核爆弾の使用に、なんとも言えぬ憤りを感じる。
 原爆を使う決断をしたトルーマン米国大統領は「戦争終結のため」と原爆投下の正当性を主張し「原爆投下ありき」だった。
 「トルーマンが1964年5月5日、広島・長崎の被爆者と会った際もトルーマンは『原爆投下、その目的は双方で50万人の死者や、更に多くの負傷者を出さずに戦争を終結させることだった。それは必要だった』と自らの判断の正当性を主張した」(毎日新聞8月5日朝刊1面)と書かれている。
 原爆、どれほど罪深いものか。今尚、原爆の後遺症とガンになり治療を受け、悲惨な生活を送っている人達にトルーマンのこの人間的でない言い振りは何10年経とうとも看過できない。
 国民から選ばれた衆・参国会議員も1945年2月のヤルタ協定からポツダム宣言までの動きが戦後国際政治の大きな流れが作られたことをしっかり認識してほしいものである。
 夏の甲子園が開幕した。高校野球100年の節目の大会である。
 京都代表島羽高校岡本主将の選手宣誓も立派だった。王貞治さんの始球式も感動的だった。
 開会式直後の第一試合に南北海道代表北海高校が出場したが、残念ながら敗退した。それでも一生懸命プレーする選手の姿は躍動感あふれるもので道産子の意気は示してくれた。北海高校球児の健闘を称えたい。
 明後日は北北海道代表、帯広白樺学園である。一回戦突破を果たしてほしいものである。

鈴木宗男

2015年8月5日(水)

 菅官房長官は昨日午前の記者会見で、「米軍普天間飛行場の沖縄、名護市辺野古への移設工事を1カ月間作業を中断する」と発表した。
 翁長沖縄知事も記者会見し、「当該期間中第三委員会の検証結果報告を受けての新たな法的手続きは行わない」と言った。
 更に翁長知事は「1カ月前に官房長官から中断の話があり、水面下で調整してきた。7月31日に官邸で最終的な詰めをした」とも述べた。(毎日新聞4日1面夕刊)
 菅長官と翁長知事は大人の話し合いを相当している感じである。同時に翁長知事は、「辺野古への移設は不可能だと改めて申し上げたい」とビシッとダメを押している。翁長知事の決意が伝わってくる次第だ。
 この一カ月間、沖縄の思いが、声が届く方向に進むことを願ってやまない。
 安倍首相は集団的自衛権に関し「法的安定性は関係ない」と頭に虫の入ったような発言をした礒崎首相補佐官を引き続き職務にあたってもらうと参院平和安全法制委員会で明言した。
 首相補佐官として必要な人なのかどうかと首を傾げたくなる発言だったが、更迭してしまうと任命責任が伴うので国会でメモを見ながらの釈明は十分反省しているとは思えない態度だったが、形は反省しているし発言は取り消したということで乗り切ることにしたのだろう。
 勉強はしたが、政治家としての「地頭(じあたま)」、本当の意味での頭の良さを持った政治家が少なくなっていることを憂うるものである。

鈴木宗男

2015年8月4日(火)

 夏の甲子園大会組み合わせが決まった。今年は高校野球100年の記念大会である。
 開会式後の第一試合の始球式は、王貞治さんがすることになっている。なんとその第一試合に南北海道代表の北海高校が、鹿児島の鹿児島実業とあたることになった。
 開会式直後の試合、落ち着いて前半をおさえて行けば、北海にも勝機が生まれてくることだろう。強豪相手に堂々の試合をしてほしいものだ。
 北北海道代表の白樺学園は3日目第4試合、山口県代表のこれまた伝統ある下関商業とぶつかることになった。
 下関商業といえば池永投手の活躍が想い出される。名前負けしないで北北海道代表としてしっかり闘ってほしい。
 甲子園には「魔物が潜む」ともいわれるが、また、「野球の神様がいる」とも言われる。神様を味方につける試合運びを期待してやまない。
 今年はどんなドラマがあるのか、いや、ドラマを作ってくれるのか高校球児の全力プレーが今から楽しみである。

鈴木宗男

2015年8月3日(月)

 北海道新聞1面トップに、北海道は東京にある独立行政法人、北方領土問題対策協議会(北対協)を根室市に誘致する方向で検討していると出ている。
 今月末にも国に提案するというが、北海道は領土問題の何たるかを知らないのではないか。領土問題は国家主権に係る問題である。
 今、北方領土はメディア的には北海道のローカル問題として扱われている。沖縄の問題となると1面トップで全国紙が扱うが、北方領土問題が1面トップになることは稀である。
 根室市はじめ近隣の羅臼・標津・別海・中標津各町は、一生懸命世論啓発を行っている。北海道庁が率先して何をやって来たか。
 本来、北海道知事が四島解決はどうしたらよいか考えるべきなのに、ソ連時代の旧態依然、空想的解決の話しかしていない。森元首相もこの点、厳しく私に指摘した。
 現実的解決に北海道知事が先頭に立ったことがあるか。人口が少ないから人を数だけを根室にと言うのは逆に返還運動の形骸化に繋がる。
 本部は東京に置いて札幌の機能を根室にと言うのなら一つの考えであるが、北方領土問題は国の問題である。また、札幌に本部を置いている対馬・歯舞諸島居住者連盟を根室に移すというのなら、現実的判断である。
 中央から発信せずして北方領土問題は動かない。この点、しっかり検討して取り組んでほしいものである。
 北方領土問題を本当にどこまで北海道は考えているのか、行き当たりばったりの安易な発想に首を傾げるものである。

鈴木宗男

2015年8月2日(日)

 安保法制に関して「法的安定性は関係ない」と発言した礒崎首相補佐官が3日、参院安全法制特別委員会に参考人招致される。
 発言直後に記者会見でもして取り消せばよいものを、たかをくくっていたのが今日の事態になっている。
 連立を組む公明党からも、責任を取るべきだと厳しい声が出ている。明日、委員会では15分間の質疑時間だそうだが、これもふざけた国民を馬鹿にした、たったの15分間である。
 せめて各党が質問できる2時間位の質疑時間を取るのが委員会としての責任でないか。
 「釈明はしました」と表向きの形だけのやり方は、国民の批判を浴びることだろう。
 礒崎首相補佐官が信念のある、筋を通す政治家なら、自ら進んで何時間でも質問に応じますと言う姿勢を示すことによって今の状況を克服できるのではと思うのだが。
 いずれにせよ、明日の質疑、民主党が代表して行うそうだが、核心を衝いた国民が納得する質問をしないと逆に野党の体力不足も指摘されることになる。
 与野党ともこれが国会質疑だという場面を是非とも示してほしいものである。
 TPP合意が見送られた。報道から知る限り、衆・参国会決議を守らず、聖域5品目についてもなしくずしの交渉である。結着しなくてよかった。
 昨年の選挙、3年前の選挙で北海道の自民党候補は党本部とは別のTPP反対のポスターを作り選挙をした。
 当選したら全くTPP反対の声は出てこない。国会決議を聖域5品目を守れという声も聞こえてこない。どうなっているのかという気がする。
 選挙で有権者もニセ者、本物の政治家を区別してほしい。その場しのぎの筋を通さない政治家に明日はない。
 志高く信念を持った政治家を選んでほしいとつくづく思うものである。
 朝一便で函館に行き、鈴木たかこ代議士の代理で高速道路「七飯~大沼間」の着工式に出席し鍬入れを行う。
 札幌に出て故町村信孝氏のお別れ会で献花をし、夕方の便で釧路に飛び、町内会の会合、お世話になった方のお通夜に参列。
 東京から北海道の端からはじまで今日は動いたことになる。

鈴木宗男

2015年8月1日(土)

 厚生労働省が発表した日本人の平均寿命は女性で86.83歳、3年連続世界1位、男性は80.50歳、世界3位となっている。
 私が生まれた1948年頃は、人生50年と言われ、小学5・6年生の時、担任の先生から「人生60年、あっという間だ。しっかり勉強するんだ」と言われたことが懐かしい。
 長生きは尊いことだ。長生きして良かったと言える、言われる社会にしなくてはならない。
 最近、お年寄りに会うと「長生きして迷惑をかけるのでは、負担になるのでは」と遠慮気味に、また、控え目に話す人が多くなっている。
 社会に貢献した、働いてきた人たちに笑顔と心の健康を与えるのも政治である。
 人生の先人・先輩に敬意を表するためにもお年寄りが安心して生活できる環境をしっかり作って行きたいものである。
 改めて「子供叱るな来た道じゃ。年寄り笑うな行く道じゃ」をお互い考えて行こうではないか。
 翁長沖縄知事と菅官房長官が昨日会談し、翁長知事は「承認取り消し」を示唆したと報道されている。また、話し合いは継続していくとも出ている。
 いずれにせよ、沖縄県民の思いを尊重すべきである。地元の理解なくして辺野古埋め立てはすべきでない。
 私は沖縄県民の思い、心を支持し、応援して参りたい。
 自民党が国会で成立した参議院選挙法改正で合区になってしまい、選挙区から出られなくなった議員の救済を検討していると新聞に出ている。
 議員は選挙で選ばれる。党公認にするかどうかは党が決定権を持つ。議員が個人の利益、既得権を持っているかのような動きは政治不信をまねく。
 いわんや良識の府、参議院と言うならより質の高い見識ある専門性を持った議員を送り出すことを考えるべきである。
 衆議院のカーボンコピーと言われないためにも議員救済より政治家のレベルアップを第一に考えるべきと思うのだが。
 昨日、参議院議員だった中村博彦氏の3回忌で徳島にお参りに行く。
 中村氏がお元気であったならばどんな参議院改革をしたか、色々思いをめぐらせた。
 老人福祉に情熱を傾けられた在りし日の中村博彦氏の偉さを改めて感じたものである。

鈴木宗男

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