月刊現代

12月号


「橋本龍太郎と日露外交」−佐藤優−

(前略)

小泉改革とは、国内政争に舞台を局限すると、竹下派=経世会の流れを汲む橋本派=平成研潰し以外の何ものでもなかった。

その過程で02年春に鈴木宗男疑惑が生じた。まず露払いで、私が東京地方検察庁特別捜査部に逮捕された。(中略)その経緯は拙著『国家の罠−外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)、『国家の自縛』(産経新聞社)に譲るが、多くの読書に真摯に受け止めていただけたようで、3年前、ワイドショーと週刊誌で作られた鈴木宗男氏の印象も少し変化しているように思える。

(中略)

8年前、首相公邸で北方領土戦略を練った者で、現役として11月20日にプーチン大統領を迎えるのは鈴木宗男氏だけになった。

【月刊現代12月号】 より抜粋

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