週刊新潮

平成18年3月9日号


50人の証言 週刊新潮と私
鈴木宗男(衆議院議員)
「加藤昭とはいつだって対決する」

 週刊新潮さんには、散々、叩かれました。名誉毀損で訴えたこともありますが、結果は1勝1敗。いずれにしても、新潮が日本を代表する週刊誌であることは間違いない。良くも悪くも、新潮に取り上げられて初めて一人前の政治家だと、若い頃は考えていたものです。ですから、いくら酷く書かれようと恨んだことはないつもりです。

 平成14年、国中を挙げてのいわゆる「宗男バッシング」が行われた時も、先頭を走ったのは新潮でしたが、そのことも根には持っていません。ただし、どうしても許せないことが一つある。新潮が「鈴木宗男研究」という連載を企画し、妻や子供について触れたことです。私は公人ですから、何を書かれても仕方ない。しかし家族は私人ですし、記事の中身もまったくの事実無根。加藤昭というライターによる署名記事でしたが、今でも彼とはいつだって対決する心積もりがあります。

 昨年、私は敢えてもっとも緊張関係にあると思われていた新潮に「外務省の犯罪を暴く」という5回に及ぶ手記を寄せました。逮捕され、権力が暴走する危険性を学び、まずは手厚く守られた外務省高官の実態を国民の皆様にお知らせしようと考えたのです。今さら何を、やり過ぎではないかという読者からの声は、私の元には一つも届きませんでした。

【週刊新潮 平成18年3月9日号 より抜粋】

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